初めてCaSy vol.6「小中学生を持つ多忙なワーキングマザー宅へ。初めてのお掃除代行に密着!」
CaSyの家事代行サービスを初めて利用する方に密着する『初めてCaSy』シリーズ。今回は、小学生と中学生のふたりのお子さんを持つ東京都下に住むワーキングマザー宅にお邪魔しました。2時間の掃除代行サービスの模様をレポートします。
仕事で大忙し!ホコリは見て見ぬふり。その様子に小5の息子が……
サービス業で働くHさんは、お休みが不定期で帰宅時間が遅くなることもしばしば。
「帰宅してから部屋を見まわし、ああ埃が溜まっているなとかシンクが汚れているなと気になりますが、それよりも早く寝て体調を整える方が大事。ホコリと汚れは見て見ぬふりです」と苦笑い。
そんな多忙なお母さんの様子に小学5年生の息子さんは、なんと自主的に掃除をするようになったんですって!凝り性な性格もあり、家族が驚くほど掃除にハマってしまったとか。
今回、掃除のスペシャリストであるCaSyのお掃除キャストがやって来ると聞いて、息子さんは大興奮!この日をとても楽しみにしていたそうです。そんな息子さんの様子はキャスト直伝のお掃除のコツと共に、次回『初めてCaSy vol.7』で、たっぷりとご紹介しますね。
さて、キャストを待つ間のHさんはというと、どことなく落ち着かない様子。筆者も初めて掃除代行を利用した時はソワソワしてしまったので、Hさんの気持ちがとてもわかります。やはり初対面の方に自宅を掃除してもらうって、ちょっぴり緊張しちゃいますよね。
予約時刻の10分前に呼び鈴が鳴り、本日のキャスト栗原順子さんが到着しました。
キャストのフレンドリーな対応で緊張感が消えていく
にこやかなご挨拶の後、手早く身支度を整えた栗原さん。掃除箇所を確認しながらテキパキと打ち合わせを進めます。
今回の掃除対象は、洗面所・浴室・トイレ・キッチンの4カ所です。栗原さんはベテランの風情を漂わせながらも押しつけがましいところがないせいか、Hさんも話しやすそう。はた目にも、どんどん緊張がほぐれていくのがわかりました。キャストのコミュニケーション術に感心です。
打ち合わせが済むと、早速お掃除スタート。自宅にある道具と洗剤を使うのがCaSyの特徴で、Hさんは以下を準備していました。
- クエン酸パウダー
- 重曹
- 風呂用中性洗剤
- 多目的アルカリ性洗剤
- 床拭き用洗剤
- スポンジ
- 使い捨て掃除シート
普段使っているものをベースに、CaSyのホームページやこれまでの『初めてCaSy』を参考にしてクエン酸パウダーを新しく買い足したそうです。
お風呂場からお掃除開始
前段で紹介した道具類の中から、栗原さんはスポンジと風呂用中性洗剤を手に取りました。加えて、「ごみ袋ありますか?」とリクエスト。
シャンプーやボディソープ類を浴室から脱衣場へ移動したかと思うと、シャワーでザッーと全体の洗い流しを開始。「まずは、髪の毛や細かいゴミを流すんです。その後で、排水口に溜まったゴミをまとめて取ります」と説明してくださいました。
中性洗剤を全体へ行き渡らせて時間をおいている間に、排水口清掃に取り掛かります。慣れた手つきでパーツを取り外す栗原さんを見て、Hさんは「排水口が外れるって知りませんでした。まったく掃除したことなかったです」と驚いた様子。流れが悪く、水が溜まってしまい「洗い場は毎回池のよう」だったそう。それもそのはず、飴の小袋やティッシュの破片?のような、思いも寄らないゴミが次々と出てきました。
恐縮するHさんでしたが、栗原さんは「こんなに取れましたよ」といたって冷静。その姿はプロそのものです。
そして、浴槽、洗い場の床、ふた、シャンプーボトルの底まで丁寧に拭きあげていきました。脱衣場と浴室の境目にこびりついたカビは頑固だったようで、「ひとまず中性洗剤の液体をかけておいて、時間をおきましょう」と、いったん浴室は終了。
こちらがCaSy後のお風呂場。見違えるほどキレイになりました!
続いて洗面所へ
洗面所も、まずは置いてあるモノを撤去してからお掃除を開始。その様子を見ていると、ゴシゴシと力まかせにこするのではなく、スポンジをクルクル回したり、雑巾の隅を効果的に使って拭ったりというソフトタッチが基本です。
栗原さんに聞くと、「そっと扱う、丁寧に持ち上げるなど、とにかくお客様のお宅のモノを壊さないように気を配っています。やはり自宅の掃除とは意識が変わりますね」と話してくれました。こんな風に気を配ってもらえるなら、安心ですよね。
蛇口の境目やチェーン部分などの細部も忘れず、スピーディーに進めていきます。
退避させていたモノを元あった場所に戻して、洗面所も完了。明るさが増したのは気のせいではありません!
このタイミングで、浴室と脱衣場の境目にかけておいた洗剤を洗い流していました。時間をおくことで汚れを浮き上がらせることができるんですね。こんなにキレイになりました。
そのまま、動きを止めることなくトイレ掃除に取り掛かります。
汚れ具合を見て、的確に時間配分して作業を進める様子には感嘆です。どのように流れを組んでいるかを尋ねると、次のような答えが。
「最初にざっと全体を見て、順番と重点箇所を見積もるようにしています。水回りから始めることが多いですね。中でもお風呂場を優先して平均40分ぐらい時間をかけています。状態を見て、もっとかかりそうな場合は、重点的にやっていいかを確認して1時間ぐらい時間をとらせてもらうこともあります」
最適な判断ができるのは、様々な現場を見ているキャストならではですね。
キッチン掃除へ移行してラストスパート
作業はいよいよ佳境に入りました。
鍋の焦げつきを洗ってシンクを磨き、排水口清掃、食器の水切り台洗い、生ごみの廃棄まで。ラストスパートをかけるように、今まで以上にテキパキした動きです。集中力がすごい!
Hさんが気になっていたというコンロの汚れも見事に落としていました。
こうして2時間の掃除代行サービスが終了。
Hさんに感想を聞くと、「このところ多忙で月に2日しか休みがないという状態でした。あまり体が丈夫でなく、過労で入院したこともあるので、普段は無理しないようにしています。だからいつも掃除は二の次で……。でも、月に一度とかCaSyにお願いすることで、罪悪感を減らせるならば使う意味があるなと思いました!」と目を輝かせていました。
多忙なワーキングマザーにとって、家事の肉体的な負担はもちろんですが、精神的な負担を軽くすることも大事。母の笑顔は家族全員の笑顔につながります。
次回は、お掃除大好き小学生Rくんの当日の様子を詳しくレポートします!Rくんはプロの技と知識を身に着けることができたのでしょうか!?
photo/MAMI
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