お出かけバリエ増★子どもの映画館デビューで押さえておきたいポイント
夏休み前などに何気なくテレビを観ていると、子ども向け映画のCMを目にしますよね。子どもに「観に行きたい!」とせがまれているパパママも多いのではないでしょうか?
子ども向けの映画と侮ることなかれ。実は親も存分に楽しめて感動できるような映画が多いのです。となると、子どもが幼児程度の年齢になってくると、子どもに映画館デビューをさせてみようかな?なんて考える親も少なくないはず。しかし、子どもと一緒に映画館に行く際には、気をつけておきたいポイントがいくつかあるのです。今回は、子どもの映画館デビューで押さえておきたい注意点やポイントを紹介します。
Contents
1: そもそも入場は可能?
まず、観ようとしている映画に子どもが入場できるかどうか?を必ずチェックしましょう。子ども向けのアニメ映画などは多くが『3歳以上入場可』などになっていることが多いですが、注意すべきはアクション系やSF系の映画。子どもによっては親の影響で早くからそのような映画に興味を持つこともありますが、『小学生以上入場可』などと設定されている場合もあり、幼児は入場を断られてしまうこともあります。
また映画館側が設ける年齢制限だけではなく、子ども自身が長時間大人しく座っていることに耐えられるかという部分も考慮しましょう。とくに、オムツが外れたばかりの子は、トイレの感覚と映画の長さが合っていないと途中退出を繰り返してしまうことになります。
まずは、家である程度の長さのDVDなどを観せて様子を見てみましょう。
2: 子どもが本当に興味を持っている映画か?
「子ども向けの映画だから……」と安易に鑑賞する映画を決めてしまうと、失敗に繋がってしまう可能性も!というのも、映画館に行ける程度の年齢になれば、興味の方向は子どもによって本当に様々です。
子ども向けといえど、自分の興味を持っている分野以外のことにはまったくの無関心であることも少なくありません。そういった場合、集中力が続かず劇場を出たがって騒いでしまうこともあります。
映画館デビューの際は、普段から子どもが興味を持っているものやよく話の中に出てくるアニメの映画をチョイスするようにしましょう。
3: 席選びも肝心!
さて、事前に押さえておきたいポイントを押さえたら、次は劇場での席選びです。映画館デビューの際は出入口に近い、通路に出やすい席を選ぶことをオススメします。というのも、初めての映画館では、暗闇に不安を抱えて出たがったり、不意にトイレに行きたがったりする可能性があるためです。
せっかく映画館で映画を観るのであれば中央の席で観たい!というのが親の正直な希望ですが、そこに位置取ってしまうと、何かあった際に何度も人の前を行き来することになってしまいます。初めての映画館は、場合によっては潔く途中退出する覚悟を持って臨みましょう。
4: 劇場に入る前の準備は怠らず!
そして実際に劇場に入る際、事前準備も怠らないように気をつけましょう。
まずは、できるだけ映画が始まる直前にトイレに行くようにすると安心です。先に話した通り、出入口に近い通路側の席を確保しておけば、直前の入場になっても人に気を遣うことなく入場できます。
また、お腹に何も入っていない状態で映画館でドリンクなどを飲むとトイレが近くなってしまう可能性もあるため、ランチを食べた後に映画鑑賞というスケジュールにしておくといいですね。
食事後でも、映画館でポップコーンやポテトなどのフードを購入して劇場に入るのも、実はテクニックのひとつ。口に運べるものがあることで、やや集中力が切れても子どもの気を紛らわすことができます。
5: 子連れ対応サービスを知っておくとより安心
映画館によっては、子連れ歓迎のサービスを行なっているところが多数あります。チャイルドシートを完備していたり、そもそも子連れのみが入場できる時間を作ることで少々騒いでもOKにしたりと子連れに嬉しいサービスが様々。
中でも映画館デビューにオススメなサービスが、証明明るめ&音響小さめというもの。暗闇での大音量こそ映画館の醍醐味とも言えますが、初めて映画館に行く子どもは経験したことのない暗さや音に驚いてしまうものです。子どもの普段の様子を見て、そういったサービス利用が適切と思われる場合は検討してみましょう。
テレビ画面とは違う迫力を親子で楽しもう
家のテレビで観ている時とは違い、多くの人が集まる映画館ではそれなりの気遣いが必要です。そのためには事前のリサーチや準備が不可欠!しかし、そこをしっかり行えば、普段とは違う大迫力で子どもと映画を楽しむことができます。
少しずつ映画館の雰囲気に慣れていけば、子ども向け映画だけではなく、親も興味がある分野の映画も一緒に観に行けるようになりそうですね。
photo/PIXTA
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