大人の習いごととして、じわじわ人気!和太鼓の4つの魅力とは?
子どもの習いごととは違い、大人の習いごととなると、お花やゴスペル、英会話などカルチャー寄りのものがグッと増えますね。ただ裏を返せば、ある程度体を動かせて楽しめる習いごとと言うとジムやヨガくらいしか選択肢がない、というのも事実です。中でもジムは、ただ体を動かして楽しむことが目的ではなく、ダイエットや健康維持のためという他の目的で通うことが多く、その目的が達成されると途中で幽霊会員になってしまうという人も多いですよね。
そこで今回は、適度に体を動かして、音を奏でることを楽しめる和太鼓について紹介!実は大人の習いごととして今、注目を集めている和太鼓。その魅力とは何なのでしょうか?
魅力1: 楽譜が読めなくてもOK
子どもの頃にピアノをやっていた、ギターを嗜んだことがある、そんな経験を持っていない人が大人になってから音楽系の習いごとを始めるのはどうしてもハードルが高いものです。それは、音楽系の習いごとは楽譜の読み方やコードを習得しなければならないためです。
しかし和太鼓は、楽譜が読めなくても、音の強弱で音楽を表現するため、初心者でも始めやすいというのが大きなメリットです。和太鼓を叩くバチが2本あればOKなので、初期費用も大きな金額にならないのが嬉しいですね。
魅力2: 楽器がなくても家で練習ができる
他の楽器だと、楽器そのものがないと練習が難しいものです。しかし、和太鼓はバチ2本さえ持っていれば家でも練習が可能。家にあるクッションなどを叩いて練習することができるので、マンションに住んでいる場合も騒音を気にすることなく楽しめます。
子どもがいる家庭では、子どもが寝た後に楽器を練習するのはなかなか難しいものです。けれど和太鼓であればその部分も難なく解決してくれます。だって大きな音が発生しませんからね。子どもと一緒に始めてみるのもいいかもしれませんね。
しかし、やはり和太鼓の醍醐味といえば、周囲と息を合わせて音を鳴らすこと。家で静かに練習した音を実際に教室で放った時の爽快感は何にも代えがたいものがあります。
魅力3: エクササイズになる
最近、和太鼓を使ったエクササイズを行うスタジオが登場しているのをご存知でしょうか?普段なかなか動かすことのない肩の筋肉を動かしたり、姿勢を正して叩いたりすることを応用したエクササイズを行っているのです。
もちろん、これは普通の和太鼓教室でも十分に体感できます。和太鼓の演奏は全身を使うので、意外にもかなりの運動量になります。叩き終わった後に息が上がっているということもしばしば。普段の運動不足に効くのはもちろんですが、肩周りの筋肉を使うことで多くの人が悩まされている肩こりなどにも効果を発揮してくれます。楽しみながら悩みを解消できるのは大きな魅力!
魅力4: リラックス効果がある
とある大学の研究により、和太鼓を演奏することで脳の前頭前野の血流がアップするという研究結果が発表されているそうです。前頭前野は感情のコントロールや、記憶力、判断力を司る部分。感情が安定することにより、リラックス効果を高めることができるのだとか。
教室にいる仲間たちと楽しんでひとつの曲を奏でる高揚感や、演奏し終えた後の達成感もまた、より心をリラックスさせてくれる大きな要因になりそうですね。
ひとりよりもみんなで!和太鼓の奥深さを体感しよう
和太鼓は、オーケストラなどと違い、指揮者がいないため、周囲の音を聴いてしっかりと息を合わせて演奏することが重要になります。そのため、より“自分たちで音楽を作り上げている感”が強くなり、演奏後の達成感が大きくなります。
始めやすさだけではなく、ストレス解消にもつながりそうなあらゆる魅力を持った和太鼓。何か新しいことを始めたいと思っている人は、ぜひ和太鼓も選択肢に入れてみてくださいね。
photo/PIXTA
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます