夢はかなって当たり前!SNSで話題の『すごろくノート術』でなりたい自分になろう!
みなさんに、『夢』はありますか?夢というと少し大袈裟かもしれませんが、日々暮らしている中で様々な『目標』があると思います。
「仕事であのプロジェクトを絶対に成功させたい!」
「キッチンをオシャレに変えたい!」
「最高のパートナーを見つけて結婚したい!」
などなど。大なり小なり、「こうなりたい」と思う自分がいるでしょう。でもなかなかその理想の自分になれないこともありますよね。
「忙しくて時間がない……」
「苦手なことはついつい後回しにしがち……」
「こんな夢、きっと叶うはずがない……」
大人になればなるほど、自分の心の声や怠惰な性格が邪魔をして、理想の自分から遠ざかってしまうことがあります。きっと多くの人が同じような気持ちを抱えているはず。そんなモヤモヤとした気持ちを抱えているみなさんの背中をそっと押してくれる、今話題の『すごろくノート術』という本をご紹介します。
夢が叶って当たり前!『すごろくノート術』って?
『すごろくノート術』とは、女性の起業支援コーチをされている原麻衣子さんの著書。原さんも、自分の「やりたい!」という気持ちはたくさんあれど、幼少時代からの心配性の性格が邪魔をして、夢を叶えることに様々な理由をつけて縮こまっていたひとりです。
でも、ご自身で開発された、この『すごろくノート』を使うことで、次々と夢が叶っていったといいます。
一例をお見せしますね。
1マス1マス、自分の脳内からあふれ出る、目標にまつわるあれやこれやをひたすら書いていく、まさにすごろくのような流れ。それが『すごろくノート』です。
たいていの夢を叶えるノートは、目標から逆算してタスクを整理していき、TODOリストなどを作ったりすることが多いのですが、これはその逆。ゴールは「夢を叶えること」。しかし、それまでの道のりは決めていなくていいんです。ただひたすらに、ポジティブなこともネガティブなことも書き連ねていくだけ。そうすることで、自分の考えていること、夢に向かって邪魔している“何か”や、“やるべきこと”が見える化されます。すると夢に向かってあれこれ悩んでいる自分を応援してあげたくなり、ポジティブな気持ちが維持できるんです。
ね、なんだか自分でもすぐにできそうな気がしてきませんか?そのハードルの低さも、『すごろくノート』のポイントなのです。
さっそくやってみよう!
そんな『すごろくノート』、どうやって始めるのか?くわしくは書籍をご覧いただきたいので、ここでは簡単に要点だけをお伝えしますね。
①お気に入りの文房具をそろえよう
「まずは自分が好きな文房具を揃えることが大切」と原さん。書き心地のいいノート、愛着のあるブランドのペン……。ノートに言葉を書いていくこと自体が億劫にならないよう、テンションが上がるモノをそろえてみましょう。ほかにも、スタンプやマスキングテープなど、自分を励ますための装飾ツールもあると、よりいいでしょう。
②1マス目はまず「〇〇したい!」から始めよう
目標を書こうとすると、ついつい「〇〇しなきゃ」と思いがちですが、『すごろくノート』では、「〇〇したい!」とポジティブな書き口で始めましょう。そうすると不思議なことに、次から書き出す言葉もポジティブになっていって、どんどん書き進められるんです。自分を追い込むのではなく、「より夢に近づいていく」ことをイメージしながら書き進めていきましょう。
③理想のゴールや叶えたいシーンを妄想しよう
意外と大事な、理想の“シーン”を妄想すること。たとえばダイエットが目標の方は、ダイエットが成功したら、何をしたいのか。水着を着たい?みんなに褒められたい?自分に自信がなかった恋愛に、もっとチャレンジしたい?
『すごろくノート』の中身は誰にも見せることがない、あなただけの空間です。誰にも笑われることなんてありません。思いっきり理想を書き出していきましょう。
わたしも実際にやってみた!
せっかくなので、わたしもチャレンジしてみることに。とはいえ、いきなり『夢』といわれても「とくにないなぁ」とうんうん頭を悩ませてしまいました。
そんな時に思い出したのが、『ガーデニングへのチャレンジ』。今は賃貸住宅に暮らす身なのですが、小さなベランダがついています。「いつか小さなお庭をつくるような女性になりたいなぁ」なんて考えていたのを思い出しました。かれこれ5年ほど前から思っているのに、一向に前に進む努力をしてこなかったわたし。さっそく、すごろくノートに脳内のもやもやを書き出してみることに。
ノートは愛用している『つばめノート』。ペンは色合いが大好きで長く使っている、ZEBRAの『SARASA』を用意しました。
大体5~10分程度でしょうか。久しぶりにノートに向き合って手書きでひたすら書く時間を作りました。原さんも著書に書かれている通り、「初めてでも誰でもできる」というのは本当だなぁと改めて実感。
最終的にはこんな感じのノートに仕上がりました。
『すごろくノート』を作ってわかったこと
実際に自分だけのすごろくノートを作ってみてわかったことがいくつかあります。
①心理的ハードルが下がる
今回わたしは「ベランダに小さなガーデニングを作りたい」という目標を立てました。でも実はその夢を叶えるために何をしなければいけないのか、さっぱりわからなかったのです。そこで、脳内にわきあがってくる、「わからない」という気持ちや「虫が来るかもなぁ」という不安をいったん排除し、とにかく『妄想すること』に徹しました。すると、次から次へとやるべきことが見えてきて、「あれ、なんだか意外と簡単なことだったかも?」と思えてきました。
夢までにやるべきことが“なんとなく”でも道が見えてきたことで、心理的なハードルが下がったようです。これは大きな進歩でした。
②キーポイントがわかってきた
脳内に湧き上がる言葉をひたすら書き出したら、一度手を止めて俯瞰して見直してみました。すると、「まずはInstagramを見てイメージを固める」、「行ってみたかった下北沢のお花屋さんに行く」、「ミントを育てたら、夏には自分の手作りモヒートができる」など、要所要所でやるべきこと、夢の手前の身近なゴールが見えてきたのです。
そこに印をつけると、まずは近いところから突破していきたい、という気持ちが湧き上がってきました。まさにすごろくでいう、「5歩進む」、「〇〇がもらえる」といったイベントマス、のような感覚とでもいいましょうか。面白くなってきました!
③理想を現実にしたい、というモチベーションが高まってきた
今回、ずっとフタをしてきた『ガーデニングへのチャレンジ』という夢。実は実家の母がそういう暮らしをしている人だったんです。子どものころはそれが当たり前だったのですが、いざ自分が大人になると、「自分が食べるものを自分で育て、作る」という行為への憧れが高まりました。
今回、その憧れが明確になったのは、「すごろくノート内では、ひたすら妄想しましょう」という原さんの言葉に後押しをされたから。「友達が遊びに来た時、パスタを作って、料理の途中で『あ、ちょっと待ってて』なんていってベランダからバジルやシソをとってきたらめちゃくちゃかっこいいなぁ……。そういう暮らし、やっぱりしたい!」という気持ちを再確認できたのです。
ほかにも様々な使い方も!
ここまでいろいろ書いてきましたが、みなさん、『すごろくノート』に興味を持っていただけたでしょうか?
今回ご紹介したように、『夢を叶えるためのノート』という使い方だけではなく、1日のタスクを整理するための『デイリーすごろくノート術』や、すごろくノートの応用編として、子どもの本音を聞くための『親子すごろくノート』の事例など、様々な活用法も紹介されています。
新元号が発表されたり、新年度が始まったりして「わたしもなにか、新しい自分を見つけたい」と思っているみなさん。ぜひ、すごろくノート』を使って、なりたい自分に一歩近づいてみませんか?
紹介した本はこちら!
『最速で夢をかなえる! すごろくノート術』(同文舘出版)
著:原 麻衣子
すごろくノートは、毎日たった5分で実践できる簡単!楽しい!挫折知らずで夢がかなう、魔法のツール。その名のとおり、お正月に遊ぶすごろくのように、1マスずつ行動や感情を書き進めていくまったく新しいノート術です。たった5分で『幸せな引き寄せ体質』になっちゃいましょう。
photo/CaSyジャーナル
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