【気になるお財布事情】共働き夫婦の夫のお小遣いってどのくらい?

【気になるお財布事情】共働き夫婦の夫のお小遣いってどのくらい?
専業主婦の家庭の夫のお小遣い額は、TVなどでよく目にしますが、共働きの場合、いったいどのくらいの設定なのでしょうか?共働きと言っても、余裕の有無によって差が出るもの。では気になる事情を見てみましょう。

■夫婦それぞれのお小遣いがある?!

そもそも、夫婦それぞれのお小遣いとは、どのようになっているのでしょうか。最近では、専業主婦でもお小遣いをちゃんと貰っている(作っている)という家庭も多いようですが、【生活費・雑費と仕分けした中から捻出する】というスタイルなど様々のようです。

「NIKKEI STYLE マネー研究所得々家計」によると、「夫婦合計の小遣いは家計収入の合計額の1割が妥当」だそうで、収入を合わせてから、夫と妻それぞれ、お小遣い制にしている夫婦も多いようです。

パターンとしては、
・昼食代や外食費が別になっている場合
・すべて込みにし、自己管理で使う場合
・特に設けておらず、必要な時に応じて捻出する場合

に分かれるようです。

実際に収入を合計して、10%を計算したところで、女性のほうが化粧品や美容代などお金が掛かるという意見と、男性の方が付き合いなど外食の機会が多く、交際費がかさむという両者の言い分があるようです。
そうなると、収入の違いもあって同額では納得がいかないケースも……。
また「季節によって支出が大きく変動する費用は、毎月の小遣いでなく、年間の予算を計上して家計から出す」ともあり、まさに家庭での必要経費と認められる場合は、話し合ってお小遣いからは捻出しないようにする必要がありますね。

たとえば、
・部下との懇親会など経費で下りなくなった、仕事がらみの飲食費
・社内で結婚された方へのご祝儀や結婚式でのヘアーメイク、ドレスなど
このあたりは微妙な線引きなので、お小遣いから出してと言われそうなもので、男女差があるので、難しいですね。節約しようとすれば出来ないものでもありませんが、時間と労力、世間体を考えるとスムーズにこなしたいものばかり……。
なかなか同じ使い道ともいかない【夫婦それぞれのお小遣い】理解しようという気持ちがないと、ケンカの種になりかねませんね。

やはり専業主婦の場合は、妻のお小遣いはなしというケースもありますが、共働きの場合は平等に働いているため、夫のみという場合はすくないようですが、妻側が家計を握っている場合、1円でも多く貯蓄を増やしたいという思いから、少なくする場合もあるかも知れません。1割に留めるためにも、互いにお小遣い以外の経費と認める出費を、あらかじめ決める話し合いをすることが重要ですね。

■専業主婦世帯と共働き世帯の差

では【夫婦それぞれのお小遣いの在り方】について知ったところで、次は本題に入り、専業主婦世帯と共働き世帯の夫のお小遣いは、どのように差があるのか、見てみましょう。
具体的に「2015年サラリーマンのお小遣い調査」結果を見てみると、まず目が行ってしまうのが「お小遣い額は昨年より1,930円減少」していて、30代40代では飲みに行くことが減っているそうです。もちろん景気がそのまま現れているようですが、物価は上がっているので飲み代も昼食代も上がっているので、お小遣いの減少はかなり痛手となっています。そして更に「詳細レポート」を見ると以下のようになっています。

・共働きの男性会社員 41,962円
・専業主婦の男性会社員 39,408円

というように2,554円もの差がついています。

でも実はこれは【子どもなし世帯】のもので、さらに

・子どもありの共働き男性会社員 31,620円
・子どもありの専業主婦男性会社員 27,006円

と4,614円もの差がついています。育児や教育費
平均的に見ると、共働きのほうがやはり家計に余裕があるようにも思えるデータですね。

お小遣い話につきものの、値上げ交渉についてはよくTVなどでも取り上げられていますが、全額を家庭に入れているという割合を見てみると、お小遣いがアップしたという既婚者は約80%の方が全額を入れていて、お小遣いがダウンした既婚者では約66%と一定額を家庭に入れている方の割合が約10%多くなっています。

さきほどのお話にもあったように、全額を入れている場合は交渉もしやすく、夫婦間の信頼も高いのかもしれませんね。共働き世帯はある意味、全額を入れなくても妻の収入があるためなんとかなるというケースもありますが、専業主婦の場合は夫の給料のみで、全ての支払いや生活費などもやりくりしていかないといけないため、全額を家庭に入れるパターンも多くなりますね。

ちなみに、女性(妻)の場合は、全額を家庭に入れているという割合が、お小遣いがアップした方で約42%と半数にも満たず、ダウンした方でも51.1%と少な目です。その代わり、一定額を家庭に入れる割合がアップした方で約42%、ダウンした方で約28%と高くなっています。女性のほうが【ヘソクリ】をしているイメージがありますが、やはりいざとなったときのために……など、やりくり上手なのは女性ですね。

■変化するお小遣い事情

このように見ていきましたが、お小遣いも常に一定ではなく、年代や収入によって随時変動するものです。共働き世帯でもお互いの収入に波があったり、育児や教育費によって切り詰めたりする時期が存在します。

昼食代を別にしている世帯がある、と先ほどお話しましたが、一緒にしている場合は物価も上がってしまったこともあり、かなりキツイ思いをされているかと思います。
さきほどのデータを見ても、「DINKS世帯(既婚・子どもなし・共働き)が最も高い金額」となっていて680円、専業主婦世帯の場合は582円と、約100円の開きがあります。
しかし既婚・子どもありとなると、共働き566円、専業主婦世帯544円と20円ほどの差しかありません。

やはり、結婚してお互いに仕事を持っていると、忙しくてすれ違うことはあるかもしれませんが、金銭的には余裕もあり、お小遣いも昼食費もゆとりがあるようですね。
それが一転して、子どもが生まれると、そうはいかなくなり、女性は少なからず仕事をセーブしなければならず、家計全体の収入も減ってしまいます。それに反比例して、育児にかかるお金は増えてしまうので、その時期は夫婦共にお小遣いも、ややセーブすることが好ましいようです。
小学校高学年や中学校に入ってしまえば、また時間的には余裕ができるので、パートをされている方はフルタイムで働くようになり、元々正規雇用であるワーキングママも、本格的に仕事を請けるようにと変化していきます。そこの時期からは、いずれの家庭ももうひと踏ん張りし、学費の捻出に努めなければなりません。

このように変化を見ていくと、先のビジョンが見えてくるため、今現在のお小遣いの在り方も目先の楽しみや余裕として、夫婦で話し合うだけではなく、マネープランとしてやりくりしようという気持ちが沸いてきますね。

【おわりに】

共働きの場合、お互いに社会との繋がりがあり、さまざまな活動をしているため、節約できない部分もあります。金額=愛情表現と捕らえずに、貯めながら必要経費は認める。という方向がベストなのかもしれませんね。

※参考
NIKKEI STYLE マネー研究所 得々家計

新生銀行「2015 年サラリーマンのお小遣い調査」結果について

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