家政婦・家事代行でトラブルがあったら賠償責任はどこに?トラブルの回避方法は?

新しく仕事を始めようとすると、そこには不安がつきまとうものです。「うまく仕事をこなせるかな」「家庭との両立ができるかな」など、悩みや不安を抱えながら新しい環境に臨んでいる人も多いはず。

とりわけ、家政婦や家事代行の仕事を始める場合につきまとう不安は「利用者との間にトラブルがあったら……」ということではないでしょうか?もしも利用者宅のモノを壊してしまったらどうしたらいいの?今回は、そんな疑問にお答えするとともに、利用者との間に発生しがちなトラブル回避の方法も紹介します!

家政婦や家事代行でトラブルが。その賠償責任はどうなる?

家政婦や家事代行の仕事をしていて、もし利用者のお宅の家具や床に傷をつけてしまったり、モノを壊してしまったりしたら、自分が責任を負わなければいけないのかしら?そう考えて、なかなか不安が拭えずに一歩を踏み出せない、そんな人もいるはずです。

フリーランスや個人で家政婦をする場合だと個人に賠償責任が発生することがあるため、『個人賠償責任保険』に入っておくと安心です。また、家政婦の場合は保険への加入を義務付けている仲介業者もあります。家政婦として働く人向けに特化した保険制度もあり、賠償責任保険の他、仕事に向かう際のケガや仕事中のケガを保障してくれるなど、働く人自身にもメリットが大きいのがポイントです。

家事代行の場合だと、多くは利用者の元へスタッフを派遣する仲介業者が賠償責任を負う形をとっています。家事代行サービスのCaSyでは、会社として損害保険に加入しておりますので、万が一の事態が起きた際は保険適用の範囲内にて補償いたしますのでご安心ください。(ただし、3000円までは事故を起こしたキャストの方に負担いただいています。3000円を超えた部分については、CaSyで補償しています)

また、CaSyでは働く前にしっかりした研修を受けていただきます。その際に、利用者との間に起きがちなトラブルや、どんなことが賠償責任につながるのかという部分を丁寧にレクチャーしますので、さらに安心です。

トラブル回避のポイントは?

それでは、利用者との間におきがちなトラブルをできるだけ避けるため、事前に行えることは何なのでしょうか?今回は、ありがちなトラブルとともにその回避策を紹介します。

1: 利用者との事前コミュニケーションはしっかりと

まず、利用者の間に起きがちなトラブルとしては、「時間内に仕事が終わらなかった」、「やってほしい箇所の掃除がしっかりとされていない」などが挙げられます。

これらを回避するためにポイントとなるのは、実際に家事代行などの業務に入る前にしっかりと利用者とのコミュニケーションをとっておくこと。「重点的に掃除してほしい部分はどこか」、「触れてほしくない部分や入室してほしくない部屋はあるか」など、利用者の要望をできるだけ具体的な言葉で聞き出すことが大切です。その際、お互いの認識に食い違いなどが起きないよう、どの程度しっかりやってほしいかなどは「ささっと」や「しっかり目に」などの曖昧で抽象的な言葉は使わずに、「この油汚れはとるということでいいでしょうか」というように具体的に表現し、明確なやり取りをするようにしましょう。

2: 貴重品などについて注意喚起をしておく

利用者のお宅に伺って盗難をしようとするスタッフはいないはずですが、もしも利用者のモノがなくなってしまったなどの場合、疑いをかけられてしまうということになると、嫌な気持ちになりますよね。

そのような事態を回避するためには、疑いをかけられるような行動をしない、というのは最もですが、業務に入る前に「貴重品がありましたら、私が入らない場所に移動させておいてもらえると助かります」など、事前の注意喚起を行っておきましょう。この一言を発するだけで、利用者側、スタッフ側、双方の防犯意識が高まります。

3: 使用する道具や薬剤をしっかりと確認する

床やモノを傷つける気はなくとも、ついうっかりして傷をつけてしまうことはありえます。

そんな破損トラブルを避けるためには、料理などに使う道具の特性、掃除に使う薬剤の成分などをしっかり把握しておくことです。例えば、お料理であれば、フライパンの材質などをチェック。使用できる調理器具やコンロの種別などを確認しましょう。お掃除であれば、マイクロファイバークロスは柔らかい素材なので掃除ならどこにでも使えると思ってしまいがちですが、鏡などに関しては傷をつけてしまう可能性があります。また掃除に使う薬剤だと、モノによっては塗装を剥がしてしまうこともあるので、事前に薬剤や洗剤に対する知識を深めておくことが大切です。

4: われものが多い場所ではとくに慎重に

グラスや瀬戸物など、われものが置かれているキッチンでの掃除や料理はとくに気をつけて行いたいものです。食器の破損は日常生活でも起こりやすい事故のひとつ。家事代行サービスや家政婦の仕事の中でも、この事故が起こってしまう可能性は十分にあります。

普段扱い慣れているグラスやお皿と言えど、利用者宅のもの。より慎重に作業するようにしましょう。とくに、掃除などの場合は掃除道具がうっかりぶつかってグラスが割れてしまうということも起こりうるため、事前にわれものを他の場所に移しておくなどの工夫も必要です。

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自分自身も気をつけることで、より気持ちよく仕事ができる!

いずれにしても、実際に作業するスタッフはトラブルそのものを発生させないように、気をつけて業務にあたることが大切です。いくら自分自身に賠償責任がなくとも、破損などが起こってしまった場面というのはなんとも気まずく、申し訳なさを感じてしまうもの。この気まずさはその後も影響を及ぼしてしまうかもしれません。

家政婦や家事代行のスタッフ自身が意識して仕事をすることで、利用者にとっても快適で有意義なサービスを提供できます。要は、あなたの努力が顧客の満足に直結するということにも。必要以上にトラブルを警戒せずに、利用者のことを考えてみてはいかがでしょうか。

photo/PIXTA

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