共働き夫婦が絶対に言ってはダメ!ストレスになるNGワード4つ
共働き夫婦にとって、仕事と家庭の両立は、厳しい面もありますよね。日々家事や育児に追われながら、頑張っていく中で、つい自分だけが頑張っているような気持ちになってしまう事も……。
そんな時つい口走ってしまうNGワードで、お互いのストレスが倍増してしまう場合があるのです。そのワードが言いたくなった時の対処法をご紹介します。
1.「あなたは楽をしている」
パパはフルタイム勤務+残業で、ママが時短勤務で、家事を担当している家庭は多いですよね。
そういった場合に「私ばかり家事を担当して、パパは帰ってきたら自分の事だけしている」と感じることはありませんか?
そんな時、自分が疲れているとつい「相手は楽をしている」と感じてしまうことも。
しかし「あなたは楽をしている」と口に出してしまうと、お互いが【大変さ比べ】をすることになってしまい、
結果として、相手より大変でいることに優位を感じるようになり、ストレスを増幅しあうことになってしまいます。
そんな時におすすめなのは、家事分担表を「ポイント制」でつけること。
洗濯は5点、食事の用意は10点など、家事の難易度に応じてポイントをつけ、お互いに何をどのくらいしているか、ポイントで把握しましょう。
そうすることで見えにくい、ママの頑張りが見えやすくなり、パパも少しでもポイントを取ろうと進んで家事を担当してくれるようになります。
2.「あなたなんて居なくても同じ」
毎日帰りが遅く、育児も家事もほとんどママ。共働きだから同じだけ、休めていいはずなのに、パパは帰ってきたら【家は休息の場所】。
じゃあ私はどこで休んだらいいの?と感じているママは多いのでは?そしていざママが忙しい時、パパに家事を頼もうとしても、
不慣れでうまくできないパパに、「あなたなんていなくても同じ」と口走りたくなることも。
しかし、ここでその言葉を口にしてしまうと、パパ自身の人格否定になり、深く傷つけてしまう事になります。
仕事が忙しい中でも家族に深い愛情を持って、仕事を頑張っているパパにとっては、その言葉で全てのやる気を、失うことになってしまうことになりかねません。
そんな時にはいざという時のために、月に1度でも数時間でも、パパに家事育児を任せる時間を作るといいですね。
ママ自身が、自分のために使う時間を確保できるよう、パパに協力をしてもらいましょう。そういった時間を持っておくことで、
いざという時にも慌てずに、家事や子供の世話をしてくれるようになるでしょう。ママのストレスも軽減できます。
また同様に、休日にパパが自由に自分の好きな事をしていい日も、作ってあげるようにしましょう。
3.「愚痴言わないでよ」
お互いがお互いの生活に、いっぱいいっぱいになっていると、お互いの愚痴も聞きたくなくなってしまう事、ありますよね。
つい仕事の事や育児の事で、弱音を吐く相手に「愚痴言わないでよ」と言ってしまいたくなってしまうことも……。
しかし夫婦である以上、お互いに自分の苦労をわかってくれる、1番の理解者であってほしいという思いはあるものです。
こうした気持ちをシャットアウトしてしまうと、どこにも弱音を吐けずにストレスを倍増させてしまうことになります。
愚痴に対して、意見したくなる気持ちになることはありますが、お互いに【愚痴は愚痴】と割り切って「お疲れさま」と言ってあげるように、ルールを決めておくといいですね。
そして、愚痴を聞いてもらったら、今度は相手の愚痴もしっかり聞いてあげることが大切です。共働きの夫婦2人の時間は短いですが、お互いが支えあう時間にしたいですよね。
4.「やり方が違う(下手)」
たまに家事をパパに任せたら、やり方が全然違う!ということ、ありますよね。
やり直ししなくてはと思うとイライラして「やり方違うんだけど」と否定から入りたくなってしまうことも……。
しかし、否定の台詞から入ってしまうと「俺はもうやりたくない」と思わせてしまう可能性が、非常に高いのです。
必ず「ありがとう」から入り、要望はそのあとに伝えるようにしましょう。男性は女性に比べ、正しい手順で、効率よりも出来栄えを重視しやすいので、
特性に合った家事を任せて上手く褒めると、ママより上手になるかもしれませんよ。
【おわりに】
共働き家庭は本当に、どの家庭も【戦争】ですよね。お互いが極限状態になりやすいため、攻撃的になってしまう事があるものです。
しかし、その戦場で癒しあえるのは、戦闘員であるパパとママだけ。お互いの苦労を理解しあいながら、思いやりのある言葉かけを心がけたいものですね。
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