働きママだって仕事で活躍できる！！その理由とコツを教えます

今では女性の社会進出が進み、専業主婦の割合も昔に比べると減ってきておりますが、子どもがいるママが働くというと「どうせ仕事ができないだろう」や「子どもの理由ですぐ休まれると仕事にならない」といった偏見がまだ残っている事も事実です。しかし、子どもがいるママだからこそ良い仕事ができる理由があるのです。

理由1.段取り上手

子育てをしていると出産前に比べて家事が出来る時間がグンと減ってしまいます。もちろん今までだってダラダラ家事をしていた訳ではありませんが、子育て中はさらにスピードアップが求められます。つまり、どのようなママだって多少は出産前より計画的に家事ができるようになったり次にする家事の事を考えながら作業を進めたりする事が必然的に得意になっていきます。
このような作業の進め方は当然仕事においても生かす事ができ、出産前はただ目の前の仕事をこなすだけだったような人でも自然と段取り良く仕事ができるようになって作業効率が上がったという事も珍しくありません。また、様々な出来事を予測する力もついてきますので、イベントの段取りを組むような仕事に向いているかもしれませんね。

理由2.残業しない仕事の仕方

子どもがいるママは保育園や幼稚園のお迎えがある為、一定の時間以上は中々残業する事が難しい事は事実です。しかし反対に考えると、残業が出来ないので何とか勤務時間内に仕事を終わらそうとする力がつきますので、初めからは難しくても慣れてくると作業スピードが上がり、場合によっては残業している人よりたくさん仕事をしていたなんていう事も有り得るでしょう。
この考えは子どもがいない方でも同じような事が当てはまり「私は一切残業しませんので」と公言している人の方が実は作業が早かったりします。実際に欧米等では日本の残業している人は頑張っていると見られる風習とは違い「残業する人は仕事ができない人」と考えられていますので、欧米風に考えると働くママのスタイルは【仕事ができる人】なのかもしれませんね。

理由3.急な予定変更への迅速な対応

子どもは出かけようとするとうんちをしたり、ご飯を食べさそうとしたら寝てしまったり、本当に自由な生き物ですのでママはその自由さを考慮しながら随時予定変更していかなければいけません。筆者であれば子どもが産まれる前までは急な予定変更をすると段取りが狂い、慌ててしまう事も多々ありましたが、子どもが産まれてからはその先の予定を常に2〜3パターン考え、子どもの動きに合わせて変更できる力がつきました。
このような迅速な対応は子どもが産まれないと中々簡単に身に付くものではありませんし、先の予定を常に複数考えておくなんて事は出産前であれば思いつきもしませんでした。しかし、世の中のママ達はそれを自然と行っていますので、子育て中のママの強みとも言えるでしょう。

理由4.相手の立場に立って考えられる

今までは自分の事だけを考えて仕事をしていれば良かったかもしれませんが、子どもが産まれると子ども中心の考えになる人も多いと思います。すると自然と様々な場面で「これがうちの子どもだったら……」と思うような事も増え、他の人に優しく出来る事も増えてくるでしょう。同僚に優しくできる人は仕事も円滑に進み、作業がスムーズにできる事も事実です。
また、商品企画などの子ども向け企画は子どもがいる女性が行う方が確実に良い商品が生まれるでしょう。

理由5.片付け上手

子どもがいるお家は、片付けをする回数が出産前より確実に増えてしまいます。そしてある程度子どもが、大きくなると子どもが自分で片付けられるように棚にラべリングしたり、入れる物ごとに箱の色を変えたりしてお片付けの工夫をしているママも多いでしょう。
このような【片付け力】は少なからず仕事に有利に働きます。

皆さんの周りにも、人一倍仕事をしている人の方が机周りがきれいという人はいませんか？机周りが散らかっているという事は作業効率も下がってしまいますし、頭の中の考え事も乱雑になり良いアイデアが生まれません。もし、仕事をしているママで机周りが散らかっているとすれば、家で培った片付け力を職場でも生かしてみると良いでしょう！

まとめ

上記の5つの理由はもちろん、出産したからと言って全ての人に完璧に備わる物ではありませんし、反対に子どもがいなくてもこれらが、完璧にできている人もたくさんいるでしょう。しかし、子育てをしているからといって【仕事はできないだろう】というレッテルは貼らず、子育て中ママのだからこそ生かせる能力を見出し、社会に役立てる事ができると良いですね。