いつから子供に携帯持たせてる?必要だと感じる時とは
新学期までに、あと1ヶ月ありません。入学や進学を控え、新学期の準備で忙しいことでしょう。そのような中、学校の準備だけではなく、子供たちへ携帯やスマートフォンの購入を考えているご家庭もあることでしょう。子供たちへ携帯やスマートフォンを、いつ購入したら良いか、どのような時に携帯が必要なのでしょか。
1.携帯を持たせたから安全なのでしょうか
最新のスマートフォンを、友人が持っていると、自分も欲しくなってしまいます。しかし、本当に、自分に必要かを大人でしたら、判断することができます。そして、毎月の通信料を確認するでしょう。しかし、スマートフォンを子供が持っていたら、どうでしょうか。やはり、友達が持っている携帯を欲しくなってしまうでしょう。
最近の子供たちも子供だけで外出することが多くなり、SNSで連絡をとりあっています。今の子供達の世代は、デジタルネイティブと言われるだけあり、簡単に操作もできます。そして、親ともSNSで連絡を取り合うこともあり、スマートフォンは、欠かせない存在になりました。しかし、それと携帯を際限なく使用することとは、レベルの異なる話です。
GPSがあるからといって、携帯を持たせ、子供達だけで外出することが、本当に安全なのか、親の安心のためだけはないか、購入する前に、考えてみましょう。まだまだ端末代も高額であり、今では、様々なプランで通話料はリーズナブルになりました。しかし、必要に迫られているか、再度、検討してみる必要があります。
2.携帯と友人との関係
新しい物を購入したとき、自慢したくなるのが、人の性です。ましてや低学年の子供なら尚更、「今日、携帯を買ってもらうの~」と、ついつい自慢したくなってしまいます。そんなとき、自慢された側は、どう思うでしょうか。言葉では、「いいね~。」、と返事をしてくれるかもしれませんが、あまり良い気分はしませんね。
スマートフォンを持っていないことで、SNSの中に入れず、仲間はずれにされてしまうこともありますが、機種自慢で、仲間はずれにされてしまうこともあります。それは、学年が低くなるにつれて顕著になるでしょう。必要だから購入したものの、それを自慢することによって、かえって仇になってしまうこともあります。
今は、夜遅くまで習い事をしていて、心配事が多く、携帯を持たせることになります。しかし、携帯を持っていること自体は、すでにステータスではありません。すなわち自慢することではありません。それを理解できる年齢になってからでも、携帯やスマートフォンを持たせることは、遅くはないのではないでしょうか。
3.おわりに
今では、首都圏では、ICカードで改札を通ることで、そして、改札内にあるICカードを機械にかざすことで子供が、どの位置にいるか、わかるようになっています。例え、GPS付きの携帯を持っていたとしても、電源が消えていたら、役に立つのでしょうか。携帯やスマートフォンを持たせたならば、悪質サイトにアクセスしないように、フィルタリングをかける必要があります。
年齢に応じた行動範囲、行動時間があるのではないでしょうか。購入する前に、なぜ携帯やスマートフォンを子供に持たせることが必要なのか、もう一度、考慮する必要があるのではないでしょうか。
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