梅雨時期は赤信号!ダニから赤ちゃんを守る寝具ケア5つ
赤ちゃんの肌に赤いブツブツの湿疹が!
赤い湿疹の原因は、虫刺され、特にダニが原因という場合も少なくありません。
赤ちゃんは大人に比べて体温が高く汗も多い、おまけに皮膚が柔らかいために、ダニのかっこうの餌食になってしまうのです。
梅雨時期は、ダニの繁殖期!寝具は特に繁殖しやすいですから、ダニ対策をしっかりしましょう。
1.掃除機がけ
ダニ対策の基本は掃除機がけです。
布団表面のダニそのものはもちろん、ダニの死骸やフン、そしてダニの栄養になる皮脂や髪の毛、フケなどを取り除きます。
普段の掃除に使っているものを布団に使うのに抵抗がある場合は、布団用のヘッド部分が売られていますので準備するといいでしょう。
最近は、布団用の小型掃除機も発売されていて、使いやすく人気があります。
掃除機がけは毎日行うことが理想です。
敷布団だけでなく、掛け布団や毛布にもしっかりとかけましょう。
枕付近がもっともダニが多い場所ですので、重点的におこないましょう。
2.ダニ捕獲シート
最近は<ダニ捕獲シート>という商品が見られるようになりました。
ダニをシートへ誘い込んで捕獲して、駆除してしまうという、いわゆる<ゴキブリホイホイ>のダニ版です。
手軽にダニを減らすことができるので、おすすめな商品です。
この<ダニ捕獲シート>を布団の下に敷いておくと、布団内部や布団周辺に絡みついているダニをシートへ誘い寄せることができます。
アレルギーや喘息の原因になると言われる、ダニの死骸やフンも残らないので、アレルギー対策としても有効な方法です。
また、このシートは、布団の下だけでなく、カーペットやじゅうたん、ソファーなどいろんな場所にも使えるので、ダニの好みそうな場所へ敷いておくといいですね。
3.布団乾燥機
布団の天日干しは、殺菌作用があったり、湿気対策には効果的なのですが、ダニに対してはちょっと効果が弱いのです。
ダニは50度以上の熱を20分以上当てないと死滅しないため、真夏のジリジリとした天気のときぐらいしかダニの死滅は期待できないのです。
ですので、ダニを死滅させるには布団乾燥機がおすすめです。
各社、色々なものがありますが、50度以上の設定ができるダニ対策付きのものをぜひ選んでください。
布団乾燥機を使っても、布団の端など、熱が届きにくいところはダニが逃げ込んでいることがあります。
そんな場所にはアイロンを高熱で当てると効果的です。
ダニを死滅させたあとは、必ず、掃除機がけをして、死骸を取り除きましょうね。
死骸やフンはアレルギーや喘息の原因となります。
4.湿度50%以下
ダニはジメジメした環境が大好きですが、逆に湿度の低い環境では元気がなくなります。
湿度が50%以下になると干からびて、死んでしまうと言われています。
ですから、湿度を調整することは効果的なダニ対策になります。
部屋に風を通したり、エアコンの除湿機能や除湿器使って、部屋の湿度を50%以下に保つようにするとダニの生存や繁殖を抑えることができます。
冬に加湿するときでも、湿度は50%を超えないようするとダニは増えません。
5.こまめな洗濯
ダニ対策として、こまめな洗濯も忘れてはいけません。
布団の丸洗いは難しいですが、カバーやシーツなどは、こまめに洗濯することが大切です。
洗濯の際は、ダニよけ成分の入った仕上剤を利用すると、ダニを寄せ付けません。
赤ちゃんを守るために、使ってみるのもいいと思います。
もちろん、布団の丸洗いはとても有効な方法です。
最近は、コインランドリーで布団の丸洗いや乾燥ができるところが増えています。
クリーニング店でも対応しているところがあります。
赤ちゃんの寝具は、丸洗いに対応しているものを選ぶと安心ですね。
おわりに
赤ちゃんの肌はとてもデリケートですから、ダニの餌食となる前に対策をしておきましょう。
更には、アレルギーや喘息の心配もありますから、日頃からダニの好まない環境にすることが大切です。
寝る子は育つ!ダニの少ない寝具で、安心に眠ってほしいですね。
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