勝敗はどちらに!?デジタルネイティブVSデジタル世代
団塊Jr.が、パパとママとなり、未就学児・小学生・中学生のご両親であることが多いでしょう。そして、そのパパとママは、デジタル世代とも言われています。その子どもたちは、デジタル世代は、とうに過ぎ、デジタルネイティブと言われています。そのデジタルネイティブには、タブレットやスマートフォンが、当たり前の時代となっています。
1.帰宅後に、バトルになる!
共働きのパパとママにとって、日中の仕事も忙しいけれど、帰宅後、子どもが就寝するまで、「今日の宿題は?」「テストどうだった?」と、子供に勉強させようと、一生懸命になります。一方、子供は、ゲームやタブレット、そしてスマートフォンに夢中になっています。そんな時に、「ゲームばかりやって、ゲーム機を取り上げるよ!」としかめっ面で子供にたたみかけます。
しかし、よくよく子供の話を聞いているみると、ゲームのことが学校で話題になっていたり、タブレットの動画のダンスを友達としていたりと、子供自身は、友達との話題作りを家でしているということが、わかります。しかし、親にしてみれば、学校の宿題もしないで、学校から帰ってきてから、ランドセルを玄関に置いたまま遊びに行き、帰宅後は、ゲームばかり……。心配になりますよね。
2.最低限のことをしてからデジタルネイティブに……
習い事をしている家では、帰宅後、習い事や塾に通い、夕飯後に、すぐ宿題というのも、子供も大変です。しかし、数時間の間に、毎日の生活習慣を済ませ、早めに就寝することを考えると、どうしても「宿題はしたの?」と聞きたくなってしまいます。
ゲーム機やタブレット、スマートフォン自体、親が子供に与えた物であるので、与えるときに約束をしましょう。「1日○時間」というのも、ゲームやタブレットが、子供にとって楽しいものの限り、約束を守るのは難しいでしょう。
3.約束の仕方でこんなに違う!
そこで、ゲームであれば、「ここまで3つクリアできたら……」「動画を5つ見たら……」
そして、一番重要な約束は、「毎日、自分がしないと眠ることができないなと思ったことをしてから」という約束の方法が良いと思います。例えば、小学校低学年であれば、「宿題と入浴が済んでからゲームをしようね。」と具体的に約束をすることです。
大人だって、自分にプレッシャーがかかることやストレスになることは、なるべく避けたいですよね。仕事は、そうはいきませんが、【案ずるより産むが易し】というように、仕事の優先順位もあります。しかし、人のすることなので、よほど不可能なことでない限り、できてしまいます。
そして、何よりプレッシャーがかかることやストレスになることを先にしてしまうと、次の仕事の進捗と結果も違ってきます。
デジタルネイティブVSデジタル世代ではない
学校の宿題や生活習慣が疎かになることが多いので、ついついゲームやタブレット、スマートフォンを悪だと思ってしまい、怒ってしまいます。しかし、これから現在の仕事の6割が変わる、もしくは、なくなってしまうという時代です。子供達が大人になる頃に、語学スキルが求められるように、デジタルITスキルは、当然のごとく使えることが前提になっているでしょう。
デジタル世代が管理職になる頃には、デジタルネイティブが何に興味関心をもっているのか、好奇心を持つくらいの余裕が必要になるのかもしれません。
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