共働きしながらの子育てでも愛情不足にならない！心得ておくべき5つ

共働きしながらの子育てだと子供は愛情不足になるんじゃないか……と、漠然とした不安を抱えている人は多いかもしれません。
ですが実際は、共働きである・ないは子供の愛情不足とはほとんど関係ないのです。
愛情不足にさせないためのいくつかのポイントさえ抑えてさえおけば、共働きしながらの子育てに不安を感じる必要なんて、全くないのです。

共働き＝愛情不足の法則は成り立たない

共働きで子育て＝愛情不足になる、と科学的根拠もなくそう考えている人は意外に多いようです。
周りに言われたから、親がそう言うから、などがそう考えてしまう多くの理由かもしれません。
ですが、実際の共働き子育て家庭を見てみると、必ずしも愛情不足になっているとは言い難い現実があるのです。
それどころか、共働き家庭ではないのに愛情不足に陥っている子供が多いという事実すらあり、共働きと愛情不足の関係が必ずイコールになっているとは言えない事がわかります。

愛情不足を回避する5つのポイントとは

子供の愛情不足を回避するために最も重要なのは、子供との信頼関係を強固なものにするという事です。
そのためには子供とのコミュニケーションの取り方が重要になります。

何も、子供と遊ぶ時間を持てとか、会話の時間を作れとは言いません。
子供の心をとらえて離さない、ここぞというポイントを抑えておきさえすれば、たった10分のコミュニケーショ
ン時間だったとしても信頼関係はしっかりと保たれ、愛情不足になる事はないんです。

1.子供の声に耳を傾ける
子供というのは、忙しい時に限って甘えたがったり話を聞いてもらいたがったりするものです。
今手が離せない！と思っても、「あとでね」などと言ってごまかさず、必ず向き合って話を聞いてあげるようにします。

「そうなんだ〜。すごいね！今これを終わらせたらもっと聞かせてくれる？ちょっと待ってね」のように、聞く姿勢を示した上で待ってほしい旨を伝える事で、邪険にされなかった、受け入れてもらえた、聞いてもらえるという満足感を与える事ができるんです。

2.共感する
自分の意見を否定されるのは、子供だけでなく大人も嫌なものです。
子供が純粋に喜んでいる姿に、共感して一緒に喜んであげる事は、子供の心をとらえて離さないものになるはずです。

3.約束したら守る
「明日、やろうね」のように子供とした約束は必ず守るようにします。
その約束を守るためになら、多少の家事を犠牲にしたって何も惜しくはないはずです。
家事なんていつだってやることができますし、それこそ家事代行に任せてもいいんです。
でも子供の寂しさは、他の人が埋める事はできないのです。

4.いつだって必ず味方になる
どんな事があっても、何があっても、必ず子供の味方でいてあげます。
世界の全てが敵になっても、自分だけは絶対に味方でいる……そんな気持ちで接していくようにすれば、子供にはそれが自然と伝わるものです。
何が起こっても絶対に味方でいてくれる人がいる、そう思うだけで心は強くなれますよね。

5.善悪はしっかりと教え込む
物の善悪だけは、しっかりと教え込みます。
まだ小さいから……と言う人も多いですが、小さくてもある程度の善悪の判断はできるものです。
小さなうちから善悪のしつけをされてきた子は、人の気を引こうとして悪事を働くという事がほとんどないのです。

親の意識次第で愛情不足なんて回避できるもの

子供が何かすれば「共働きで忙しかったから愛情不足になった」という逃げ口上を使いたがる人が多いようですが、俺は全く間違った話です。
子供の愛情不足は、親の意識が欠如しているために起こっているのです。

本当に子供がかわいければどんな事をしても子供との時間を作るはずですし、そういった姿を見てきた子供は、それだけでも愛情を十分に感じ取るので、愛情不足になることなんて、ありえないのです。

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摩功津　蘭（まくつ　らん）

二人の男の子と、コザクラインコのお世話で毎日が大忙しのアクティブママです。趣味は車とお菓子作り、お裁縫。
とっても綺麗好きだから、毎日忙しいけど喘息の子供のためにもお掃除は特に、頑張ってます。

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