共働き子育て世代必見！小学校に入る前にしておくべき【小一の壁】対策3つ

おはようございます。元男性アスリートで、フリーライター・カウンセラーをしている夏目玲奈です。

もうすぐ小学校に上がる子供がいる子育て世帯の親であれば、誰でも知っているのが「小1の壁」という言葉です。特に共働き世帯で、フルタイムで働いている方であれば、この言葉に何となく不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

そこで、その不安を払拭するために、小学校入学前にしておくといい小1の壁対策について考えてみたいと思います。

【1】 文房具など道具の使い方を教える

幼稚園や保育園では、クレヨンを使ってお絵かきをする機会が多いと思いますが、小学校では鉛筆を使ってノートを取ります。ノートに文字を書く際、間違えたら消しゴムを使って間違えたところの文字を消します。

小学校1年生の子供の中には、この消しゴムで消すことをうまくできない子がいます。ほんのちょっとの些細な事かもしれませんが、こういうことがいじめにつながったり、勉強することを億劫に感じたりすることもあります。

子育て世帯であれば、働いている人も多く、なかなかつきっきりで教える機会もありませんが、消しゴムの使い方や鉛筆の持ち方・削り方、ノートの使い方など、基本的なことを教えておけば、小1の壁を乗り越えられるのではないでしょうか。

【2】 持ち物の管理を自分でする習慣をつける

小学校に入ると、急に自分の持ち物が増えます。普段から自分の持ち物を自分で管理しておかないと、あっという間にどこに行ったかわからなくなることがあります。

特に、小学校は自分だけでなく、多くの子供と一緒に学校にいるので、自分で持ち物の管理ができなければ、人のものと自分のものを間違えて持って帰ったり、なくしたりということも起こりえます。

その他にも、体育の時間に使った体操着の出し忘れというのも、小学生になったばかりだとよくあります。特に子育て世帯で共働きであれば、こういったことを教える機会も少ないので、小1の壁を乗り越えるためにも、フォローしながら教えていく必要があります。

【3】 勉強する習慣・明日の準備をする習慣をつける

小学校に入ると、幼稚園や保育園とは違い、毎日宿題が出てきます。ご両親の中にも宿題を忘れて立たされたり、慌てたりした経験を持つ人も少なくないのではないでしょうか。この宿題の大差も、小1の壁になりえます。

学童に預けられていたら、学童の中で宿題をする時間を取るところもあるので、そこで済ませる子供もいますが、遊ぶことに夢中になって途中までしか終わっていないということもあるかもしれません。

また、幼稚園の時は親が明日の準備をしてくれていましたが、小学生になったら、明日の時間割の準備や持っていくものも、自分できちんと用意しなければなりません。これが案外抜けてしまっている子がいて、忘れ物をしてしまう原因になってしまいます。

子育て世帯の親は忙しいので、なかなか熱心に見てあげる機会も少ないと思いますが、最初は親が勉強の仕方や、準備の仕方を教えながら、少しずつ自立させて自分で何でもできるようにしていく必要があります。

【終わりに】

言葉は聞いたことがあっても、入学後に問題が起きてくるものと思っている人が多いと思いますが、入学前にある程度準備しておけば、少しは乗り越える助けになることも多いものということがお分かりいただけたかと思います。

親御さんは、仕事などでいろいろと忙しいと思いますが、小学校入学前にできることはたくさんあります。家族みんなでできることをやって、小学校入学の日を迎えましょう。