どう選ぶ?持ち家VS賃貸で子育て世帯のお家事情
持ち家VS賃貸、仕事と子育てを両立させる共働き家庭はどちらを選ぶべきでしょうか? 広いばかりの家、逆に狭すぎて窮屈な家だと、毎日ストレスがたまるばかり。子どもは成長し、やがて独立します。それまでの間、家族で充実した時間を過ごせるのが一番の理想といえるでしょう。親子が幸せになれる子育てと住まいについて考えてみませんか。
Contents
【1】持ち家は子育て世代に必須か
子育て世代はどのタイミングで持ち家を購入するでしょう。ハウスメーカーの(株)新昭和 ウィザースホームが関東、関西在住の18歳から35歳までの子どもがいる女性に住まいのアンケートを実地しています。
それによると、「子どもが『2人以上になる』『小学生にあがる』などが賃貸→持家のターニングポイント」(出典:ウィザースホーム)
どうやら子どもが小学生にあがる頃に持ち家を購入する家庭が多いようです。もちろん、マンションなどの賃貸派も決して少なくありません。ですが、ある程度、子どもが成長したり、子どもの数が増えたりと生活パターンが変わる時が購入のタイミング。将来のことを考え、広めのスペースを求めるのではないでしょうか。
【2】身の丈にあった家を考えましょう
あれもこれもと壮大なプランを思いついても、実際の家づくりはそう簡単にうまくいきません。まず具体的に建築するとなった場合、資金の問題もありますし、頑張って建てたとしても長期でローンを払えるのか人生の大きな課題になってしまいます。また、完成しても居心地の悪い、住みづらい家になるかもしれませんよ。最初にじっくりと計画して、何が自分に必要なのか考えましょう。
【3】子育てに理想的なのは? 持ち家VS賃貸
子どもが生まれたら持ち家を考えるべきなのか。考え方や家庭の事情は人それぞれなので、一概にそうとはいいきれません。持ち家と賃貸、メリットもデメリットも両方あるでしょう。持ち家は建築費など、最初にかかる費用はもちろん、固定資産税を含めた固定費を支払い続けなければなりません。
ある程度、年数が経てば家も傷むので、修繕費も必要になります。その一方、間取りや収納などのスペースを希望通りに設計でき、子どもに部屋を与えることができます。なにより自分たちの財産になりますね。
賃貸だと逆に何十年と賃貸料を払っても、資産にはなりません。退去時には敷金が返ってこない場合もあります。利点としてはライフスタイルに合わせて、住み替えができる。修繕費や固定資産税の支払いがないことでしょうか。どちらが最適なのか、事前に夫婦で納得するまで話し合いましょう。
【4】子どもとの信頼を築ける家づくりを
持ち家、賃貸どちらに限らず、新しい家は大人はもちろん、子どもも快適に過ごせることが最も大切なことになります。子どもにとってはママと長い時間を過ごす、幸せな場所だと意識してください。わが子の成長を健やかに育む家になるよう、工夫と努力を惜しまないようにしましょう。毎日の安全と安心を忘れずに!
【5】仕事も大事だけど、家族とのコミュニケーションも大切
家庭と仕事を両立するには家族のサポートが必須です。夫に家事も育児も分担してもらうのが理想的なのですが、なかなかそうもいかない家庭も多いはず。仕事を始める前によく夫婦で話し合って、妥協できることや協力してもらえることを取り決めましょう。
また、外で働く時間が長くなると、子どもとのコミュニケーションも少なくなってしまいます。子どもにさびしい思いをさせていませんか?仕事から帰った後はたくさんのスキンシップや言葉で子どもに愛情を伝えましょう。
【おわりに】
持ち家VS賃貸について、理想の家づくりの提案をしてきました。少しでも参考になりましたら幸いです。それぞれのメリット、デメリットについても具体例をあげましたので、よく考えて計画してください。ただ、ひとつだけいえるのは、大切なのは家そのものではなく、家族のコミュニケーションだといえます。パパもママもいつも笑顔でいれば、それだけで子どもは心が満ち足ります。あくまでも家づくりはスタートライン、自分たちも成長しながら子育てを楽しみましょう。
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