共働きでも休日は余裕でのんびり!平日の家事タスクを余裕でこなす術
夫婦共働きの場合、溜まった《平日の家事》を休日に持ち越すと、せっかくのお休みにクタクタになったり、お出かけの用事が入れられなくなったりと台無しに……。この症状の主な原因は、まさに《要領の悪さ》にあります。家事をリストアップし、タスク化すれば段取りよくこなせますよ!
【1】まずは頭の中を整理する
家事が溜まってしまうお宅では、お部屋や水周り・玄関など各スペースが片付いていない傾向が若干あるようです。散らかった家では頭もすっきりせず悪循環。まずは頭の中から整理してみましょう。
断捨離などもブームですが、せっかくの休日に目に付くものを捨てたり、整理したりするだけでは、【一時的な解決】にしかなりません。自分が生活や家事の中で何を優先したいのか冷静に考え、それから不要なものを手放し、必要なモノを残していきましょう。
どのご家庭も、やらなくてはいけない家事はほぼ決まっていますが、ご家庭によってはそれぞれ【完成度や優先されるべき順番】が変わってきます。
最初にコレだけはこだわりたい家事やポイントを抑えて、こなしていく【家事の優先順位を決める】必要があります。そのために、ぼんやりと浮かべるだけではなく、自分や家族がどの点にこだわっているか、思い浮かべてみましょう。
《思い浮かべるポイント》
・お風呂だけはのんびりと癒されたいので、お風呂掃除だけは欠かせない
→2日に1回か、毎日か必須条件を決める
・キッチンだけは汚したくないので、常にキレイにしたい
→シンクかコンロ周りかでも分けて考える
・洗濯にはこだわりがあるので、キチンとしたい
→天日干しにする、ネットに入れる、分けて洗うなど
・子供がアレルギーなので気をつけている
→食器や調理器具を分けている、分けて洗ったり収納したりしている
・旦那がハウスダストアレルギー
→旦那の部屋だけは毎日掃除機をかける
・玄関だけはスッキリさせたい
→靴を家族の人数分しか出しておかない、ダンボールなどの資源ごみを置かない
共働きで忙しくても、意外とこだわりがあったりすることに気づくと思います。
惰性で好ましいと思えない居住スペースで生活していると、心も荒んでしまいイライラや鬱の原因にもなり兼ねません。
【2】実際に書き出してみる
次に、さきほど思い浮かべた家事へのこだわりを、ノートや大きめの用紙に書き出してみましょう。ここでは小さなメモや何かの裏紙などは使わず、しっかりと見やすく書ける用紙にリスト化して下さい。
《書き出す際に注意したいポイント》
・重要なタスクはから順に書く
→はずせない家事や重要なものから順に書いていき、下に行くほど余裕があるときにやってもいいかな?!程度のものにしましょう。
・色で分けて書く
→何が何でも欠かせないものは赤で書く、次に重要なこだわりの家事は青で書く、子供の幼稚園や保育園、学校に関するものは緑で書く……などの色分けをしましょう。
・最後に見直しを
→下のほうに書いた順に、「これはもういいかな」という妥協ラインを上げて、減らしましょう。理想の生活を挙げればキリがないないもの。忙しい共働き世帯にとって大事なことは、家族で触れ合ったり、心身共に休めたりする休日の時間です。あくまでも平日の家事は日常生活が円滑に回るためのものに留めましょう。
【リスト化が苦手な方は】
必ずしも家事にこだわりがあるわけではないけれど、リストアップするのが苦手という方や、忙しくてその時間も惜しい!という方は<AERA 共働きの家事育児100タスク表>を参考にすることをオススメします。
こちらは細かく分類されている表で、そこからピックアップして箇条書きにするととても簡単です。あとは、各ご家庭のこだわりポイントを追加したり、スコアをつけてみたりして下さいね。
こうして書くと、びっくりするほど家事をこなしていたことに、驚かれる方も多いと思います。
【3】リスト化したタスクをこなす準備
重要なタスクからリストが出来上がったら、後は実行するための準備をしましょう。とにかく手書きでないという方から、そうでない方まで様々なタイプがあるので、それぞれに合った方法をチェックしていきましょう。
・手書きでないとダメ派
→To do listのメモ帳を活用しましょう。普通のノートよりも見やすく、チェックしてタスクをこなしていくので、達成感があります。
最近でキャラクターものも沢山出ていて、私も100円ショップで<ぐでたま>のもの、ネットでは<塔の上のラプンツェル>のメモと主婦といえども女子力が上がりそうな商品も。
<ぐでたま>は「チェックボックスが四角ではなく、可愛い卵になっていたり、<ラプンツェル>ははそれぞれに日付がつけられ、5種類の模様がセットされていたりとそれぞれ工夫されているので、子供でも使いやすくもちろん大人でもテンションが上がります。
<orissi(オリッシィ)>という左端がギザギザになったものも特徴的で話題のようです。
ギザギザ部分が各行間の幅に合っていて、完了すると折り曲げるという使い方なので、筆記用具も不要で一目で完了しているかどうか分かりやすいのも人気のひとつです。
ノートタイプの場合、引き出しに仕舞ったり閉じてしまったりすると忘れやすいので、目に付くところに貼れる、小さめのメモがオススメです。書いて冷蔵庫に張ったり、1日ごとで使ったりできるので、今日はちゃんとできなかったことでも、気持ちをリセットしてこなしていけます。
・手書きにこだわらない派
→やはりスマホやタブレットのアプリの出番ですね。多くの方が【スマホが手放せない】という日々ですが、タスク管理やリマインダーなどを活用すると、うっかりミスなども防げてやはり便利です。
<メモタイマー&アラーム-物忘れ防止ツール>
こちらのアプリはまさに忙しい主婦や育児中の方に便利なアプリです。アラームを曜日で繰り返し設定にできたり、音量も好きな大きさに設定できたり、マナーモード中でも鳴らすことが可能です。
<明日から本気出すタスク管理>
このアプリは、楽しみながらタスクをこなすアプリで、
今日こそやる→今日中に終わらないと繰越カウントが1増えます。
明日から本気出す→明日になると自動で今日こそやるに移動します。繰越カウントも増加。
いつかやる→いつかやろうと思っている予定のリストです。繰越カウントは増えません。
終わった→片付いたタスクの一覧が見れます。
と、やり遂げた成果も見ることも出来るようになっています。自分を褒めるのにとても便利で、不要だった家事の見直しにも便利ですね。
自宅にいる時間が短い、共働き世帯の場合、メモは子供と共有するものに活用し、アプリは夫と共有できるものもあり、男性はデジタルものが好きな傾向にあるので、夫婦間では便利なアプリを活用するのがオススメです。
いずれにしても、日々バタバタとしていて、大事な用事を忘れたりあれこれと手を付けてしまったりするタイプの方には、かなり効率が上がるので一度試して欲しい方法です。
【おわりに】
家事が片付いていないと、休日の大事な時間に平日の溜まった家事の借金を返すようなことになり兼ねません。精神衛生のためにも効率よくこなして、のんびりとした休日を過ごしていきたいものですね。
Amazon.co.jp塔の上のラプンツェル[メモ帳]TO DO LISTメモディズニープリンセス
クラックス
明日から本気出すタスク管理
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