ママ大丈夫？ノイローゼにならないために双子育児のコツ4選

双子が生まれてしばらくの間は、授乳とオムツ替えの連続。
気が付くと外は薄暗くなっている……。なんてことも。
双子育児は体力だけでなく、気力・精神力も奪われていきます。

「このままではノイローゼになってしまう」と不安になる方もいるでしょう。
今回は、双子ママだからこそ分かる！双子育児で役に立ったことや実践してよかったことをまとめました。

【1】同時授乳で時間短縮

母乳でもミルクでも、一人ずつ与えるのは時間を要します。
同時授乳をすれば時間が短縮されるので、その分、気持ちに余裕ができるようになります。

母乳の場合
両脇で双子を抱く練習をしましょう。
最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくればとても簡単で便利です。
授乳クッションなどを活用すれば、より授乳しやすくなります。

ミルクの場合
バウンサーを二台用意し、角度を調節して双子を乗せましょう。
両手に一本ずつ哺乳瓶を持って、それぞれにミルクを与えます。
バウンサー以外に、枕や授乳クッションなどでも代用できます。

哺乳瓶は大量に買っておくと便利です。
一回の授乳ごとに洗っていると、休む暇がありません。
時間がある時にまとめ洗いと消毒ができるよう、でき限りたくさん用意しておく良いでしょう。

【2】アイテムをどんどん活用する

双子育児には、同時泣きや同時ぐずりはつきものです。
一人を抱っこすればもう一人が泣き、抱っこを交代すれば降ろされた方が大泣き。
「自分がもう一人いればどんなに楽か」と何度思ったことでしょう。
どんなグッズが我が子に合うか見極めるため、また、自分が少しでも楽になる為に、様々な育児グッズを活用しましょう。

双子ママに聞いた【コレがあって助かったアイテム】を厳選しました。

・おしゃぶり
一人ずつ授乳をしなければいけないとき、待たされている方がぐずってしまいます。
そんなとき、おしゃぶりを咥えさせると泣きやんでくれました。
落ち着いて授乳させることができ、精神的にも助かるアイテムです。

・バウンサー
赤ちゃんの動きに合わせバウンサーがユラユラと揺れます。それが心地いいのかそのまま寝てくれることも。
眠いときや、抱っこをしてほしくてぐずっているときに役に立ちます。

・ハイローチェア
バウンサー同様、どちらか一人しか抱っこができない時に役に立ちます。
一人を抱っこし、もう一人を乗せ、足で揺らしてあげるとよく寝てくれました。

・メリー
音楽と動きに反応し、多少のぐずりなら治まることも。
生後2〜4ヶ月頃の間は活躍します。

・月齢にあったおもちゃ
興味を持てばご機嫌に遊んでくれます。
ベビージムや音のなるおもちゃなど。
音のなるおもちゃは、成長しても使い続けるので買っておいて損はありません。
実家に行くときなどにも役に立ちます。

・抱っこ紐（おんぶ紐）
泣きやまない時は一人をおんぶ紐を使用しておぶり、もう一人を抱っこして落ち着かせます。
おんぶをすると寝てくれることがとても多かったです。
ただし、降ろすときに苦労します。
ベッドや布団に降ろした途端、目が覚めて泣きだすことも。
完全に眠るまでおんぶをしておいた方がいいでしょう。

【3】諦めることも大事

どんなに必死になって頑張っても、泣きやんでくれなかったり寝てくれない時があります。
そんな時は、悲観せず、
「双子なんだから大変なんだ！」という理由をつけて諦めることも大切です。

泣きやまないときは、自分の気持ちが落ち着くまでの間泣かしておいてもいいのです。
「大変で当然」「ここまで自分は良く頑張ってる」という気持ちを持ちましょう。

双子のお世話をしていたら、家のことにまで手が回らなくなってしまいます。
でも、「部屋が汚くても大丈夫」「家事ができなくても仕方ない！だって双子だもん」
という気持ちを持つことで、気持ちが楽になります。

自分を責める必要はありません。
慣れない双子育児を一生懸命頑張っているのだから、どうか胸を張ってください。

【4】双子サークルに参加する

双子育児の大変さは、双子育児をしている人にしか分かりません。
お住まいの地域で、多児の会や双子サークルなどが開催されていないか確認してみましょう。

出かけるのが憂鬱
二人を連れて外出する気になれない

という時は無理せず自宅で過ごす方がいいのですが、
いざ双子サークルに行ってみると、自分と同じ気持ちの人がたくさんいて励まされることがとても多いのです。

同じ悩みを抱えたママと仲良くなれたり、双子ならではの情報交換ができたり、先輩双子ママからアドバイスを貰えたりと、嬉しいことがたくさんあります。
相談をしたり気持ちを共有するだけでも、心に余裕ができ、育児に前向きになれます。

【おわりに】

慣れない双子育児に心も体も疲れてしまいますが、それは今だけです。
ある程度時期が過ぎれば双子育児はぐっと楽になります。そして、「双子でよかった」と思える日が必ず訪れるでしょう。