勉強中のプレママは要チェック!妊娠中に避けるべきNG行動4つ
妊娠をすると、あれやこれやと制約が増えます。プレママのNG行動も数が増えてくると、イライラがつのることも……。
喫煙・飲酒など、当たり前なNG行動以外にも、注意すべきポイントをご存知ですか?今日はまだ勉強中のプレママのために、避けるべきNG行動4つをご紹介します。
【1】やせ過ぎに要注意!
妊娠すると、食べつわりや食欲増加によって体重が気になってきますよね。ただでさえ、お腹の中に命を宿しているわけですから、赤ちゃんそのものの重さもあります。
また、妊娠中は羊水や母乳のために血液量も増えますし、体内に水分をため込むためむくみやすくなることも。
妊娠中の体重増加は、血圧などに問題がない限り、順調な証だともいえます。しかし、最近のプレママたちは少し体重を気にしすぎる傾向があるのです。
マタニティヨガや低カロリーの食事も、健康を気遣う範囲であればOKですが、太りたくない!やせなきゃ!と必死になりすぎるのはNGです。
母体が十分に体重を増やさなかった場合、お腹の赤ちゃんも栄養不足になります。発育に問題がない範囲であったとしても、プレママがやせ過ぎている赤ちゃんは、肥満になりやすくなるデータがあります。
これは、お腹の中で生き延びるために、赤ちゃん自身が省エネ体質になってしまうためです。少ない栄養で身体を作ろうとするため、脂肪細胞の数が増え、結果、幼少期から肥満傾向がみられることがあります。
体重管理は大切ですが、妊娠中の体重増加にあまり神経質になりすぎないようにしてください。
【2】チーズに要注意!
妊娠中にアルコールそして生ものを控える方も多いですが、実は一部のチーズの過剰摂取もNG行動なのをご存じですか?
チーズといっても、すべてがNGなわけではありません。妊娠中に気を付けたいのはいわゆる「ナチュラルチーズ」に分類されるものです。代表的なものでいうとモッツアレラやカマンベールなどですね。
これらナチュラルチーズにはリステリア菌と呼ばれるものが潜んでいることがあります。妊娠中に感染してしまうと、母体にはインフルエンザに似た症状が現れます。そして、胎盤を通して赤ちゃんにも感染してしまうリスクがあるのです。
プロセスチーズなどは安全ですが、妊娠中にチーズを食する場合は、必ず加熱処理してから食べましょう。
【3】虫歯に要注意!
妊娠中は、免疫力が落ちるので体調を崩しやすい時期ですよね。それと同時に虫歯ができやすい時期でもあるのです。
プレママ期間は特に甘いものを欲したり、食事の時間を不規則になったりしがちですよね。今まで虫歯は出来なかったからと油断するのはNGですよ!
今まで以上にオーラルケアに気を使い、また妊婦の歯科検診をきちんと受けるようにしましょう。
【4】ペットに要注意!
妊娠中は何かと家でごろごろしてしまうのも多いため、ペットを飼ってらっしゃる方は一緒に過ごす時間が増えますよね。
今までとおりにスキンシップをとっているプレママ、これはNG行動です。特に猫はトキソプラズマという寄生虫を高確率で保有しており、口と口をつけたりするスキンシップは絶対に避けてください。また、猫の排泄物の処理も、ゴム手袋をするなどいつもより気を付けてください。
トキソプラズマは感染してしまうと、妊娠中の場合は胎児に障害が出る可能性があります。猫を飼っている方は家族と相談・協力をして、心配のない距離を保ってくださいね。
【おわりに】
いかがだったでしょうか?プレママ期間中は様々な危険が潜んでいる……とあまり思いつめないでください。一番の大敵なストレスかもしれません。
神経質になりすぎず、快適なプレママライフを送ってくださいね!
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