開催レポ:20代から考える、これからの働き方と暮らし。“結婚しても『自分を生きる』軸をぶらさない”
2020年2月3日。CaSy(カジー)では初めてとなる、トークセッションを目黒のオフィスにて開催しました。シャープ株式会社の協力による本イベント、テーマは「結婚しても『自分を生きる』軸をぶらさない 〜20代から考えるミライの働き方と暮らし〜」。
結婚すると、パートナーとの共同生活になるため、自分だけの時間は独身の時と比較して減ってしまいがち。それでも「自分を生きる」という軸をぶらさないためにはどのような点に気をつけたら良いのでしょうか?
ゲストに起業家で人気インフルエンサーのハヤカワ五味さん、ベンチャーキャピタリストの東明宏さんをお招きし、シャープの国内スモールアプライアンス事業部長 奥田哲也さんとカジーCEO加茂雄一を交えた4名で「時間をどのように生み出すのか?」などについて考えを聞きました。
今回はこのイベントの様子を紹介します!
得意ではないことは人に頼む
最初のテーマは、自分の時間を作るための「実践的な工夫・コツ」について。
ハヤカワさんは「自分が得意ではないことは人に頼む」ことを大切にしているそう。起業家であるハヤカワさんは普段から時間が豊富にあるわけではないとした上で、「自分で何をやるか、人や家電に何を頼むかを考える時間をあえて持つ」と、ITや家事代行サービスをふんだんに駆使したご自身のライフハックを紹介。
以前は苦手なことがコンプレックスに思えた時期もあったそうですが、今では不得意なことは人にお願いして、自分にしかできない得意なことに時間を使おうと考えているとのこと。
「できない自分が恥ずかしくて、人に預けられない人もいるのではないか?」との質問には、「できないことがあるのが人間。できないことを思い悩むより、できる人をリスペクトする方がヘルシー。自分も社長だが、社長が全部できるわけはない。自分にできないことをやってくれるスタッフをリスペクトしている」と語りました。
また、東さんは「今の仕事がとても好き。だからこそ、仕事の時間が取れていると自分の時間が取れていると感じる」と言います。そのための時間を創る手段として、家事代行サービスやオンライン秘書を活用しているそう。
「ベンチャーキャピタリストとして新しい価値をしっかりと起業家に提供できる時間の使い方を考えている」と語りました。
しかし、自分の時間を創るための投資には「最初は勇気がいる」と東さん。その壁を越えるためには「高いと感じたら、時給換算してみるといい」と言います。
ハヤカワさんも「例えば自分でやると3時間かかることを1時間で人にお願いできるならコスパがいい」と話し、時間を創るために、得意ではないことを誰かに頼むメリットを語ってくれました。
生み出した時間をどう使う? 自分にしかできないことの見つけ方
2つ目のテーマは、自分らしく生きるための「新たな働き方」について。
このテーマに対して、「自分の価値を上げるような働き方をしていくべき」と話すハヤカワさん。
女性は特にライフステージの変化に応じたプランが組みづらいとした上で、「10年後どのくらいの金額が必要なのかと、どのくらい働きたいかを具体的にした上で、その時給に上げていくためにはどうすればいいのかを考えた方がいい」としました。
また、東さんは、あるとき「小学生から、新しいものが好きということだけは貫いている」ということに気づいたそう。
「新しいものが好きっていうだけだと差別化できない。そこで投資というオプションを身につけた」と、好きなこと加えて、“差別化できる何か”を掛け算してキャリアを築いた経験を語ってくれました。
また、最後の質問コーナーでは「結婚しても子供ができても仕事を続けるために、既にやっていることは?」というお題に。これに対して「事前にパートナーと話し尽くすこと」とハヤカワさん。「この間も旅行中に5時間くらい激論した!」と既に実践されていることを話されました。
最後は料理を囲んで交流会
トークセッション終了後には、シャープの「ホットクック」を使った、カジーキャストによるお料理を囲んでの交流会。
トークセッションの前に食材をいれるだけのまかせっきりでおいしい調理ができると紹介されていた「ホットクック」。食材を入れ、ボタンを押すだけで出来上がったシチューなどの料理を前に、訪れた20代を中心とした参加者たちからは「簡単にできてすごい!」という声が挙がっていました。
また、シャープやカジーに関するクイズ大会も開催。成績優秀者には家事代行サービス「CaSy」のクーポンと2019年11月に出版されたハヤカワさん著書『私だけの選択をする22のルール あふれる情報におぼれる前に今すべきこと』がサイン入りでプレゼントされました。
参加者からは「時間を創ることへの意識が芽生えた」「時産家電や家事代行に興味が出た」といった声が聞かれ、本イベントを通じて“自分らしく生きていく”ことの後押しができたように思います。参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
カジーではこれからも、参加者にとっての学びや、サービスの体験機会が得られるこうしたイベントを開催していく予定です。これからも楽しみにしていてくださいね!
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます