2018.12.26

「食べる方を想ってメニューを決める」CaSy社内ランチから…１

家事代行サービスを提供するCaSyでは、月に２回ほど社内ランチを開催しています。お料理をしてくださるのは、実際にCaSyで働いているお料理キャストのみなさん。料理研修の一貫でもありますが、CaSy社員にとっては自社サービスを体感できる貴重な場となっているのです。

しかもこのランチ、とってもとっても美味しいのです！そこで、今回から社内ランチの様子をCaSyジャーナルでお届けしていこうと思います。今すぐマネしたくなるお料理のコツ、食にかけるキャストの想いが満載ですよ！

Contents

すべては食べる人のために
子どもの野菜嫌いは克服できます
お料理代行の仕事は本当に楽しい

すべては食べる人のために

この日のランチを担当してくださったのは、渡邉有香さん。CaSyでのキャスト歴は浅いのですが、知人や友人にお料理教室を開催するなど、食に対しての思い入れは強いよう。そんな渡邊さんが作ってくださったメニューはこちら。

【この日のメニュー】
ちりめんじゃことワカメのチャーハン
きのこたっぷりクラムチャウダー
旬野菜の浅漬け
チキングリル
ほうれん草と人参の胡麻和え
みかんの牛乳寒天

「オフィスでの食事だと聞いたので、手が汚れたり、食べるのに時間がかかるものはやめようと思って」と笑顔で語る渡邊さん。「みなさんお忙しいでしょうから、野菜が不足しているんじゃないかなと。これから寒さも本格的になりますし、たくさん野菜を食べて、冬を乗り切ってほしい」そんな想いを込めて、メニューを考えてくださったそう。たしかに、メニュー名を見ただけでも、ふんだんにお野菜が使われていることがわかります。

筆者はここでちょっとウルっときました。だって、家族以外の人からこんなに健康を気遣われることって、あまりないから。しかし、渡邊さんの気遣いは、“これがCaSyの社内ランチだから”ではありません。渡邊さんが料理代行のサービスに伺う時は、いつも“食べる人”のことを意識しているのだそうです。

「まず家族構成を聞きます。お子さんがいるご家庭で子どもが野菜嫌いだったら、克服できるようなメニューを考えたり」ご自身も11歳男子、８歳女子、５歳男子の３人のお子さんを持つ渡邊さんは、家族構成から多くの配慮を生み出しています。

けれど、その手法はたくさんの質問をしたり、細かく問い合わせるわけではありません。「苦手な野菜を聞いたら、それは細かく刻んだり、食感とか苦手な要素を除くようにしているかな」と、ひとつの質問で好みを汲み取るようにしているのだとか。

その甲斐あって、お客様に喜ばれることも多いそう。「いつもは少食のお子さんがいっぱい食べてくれたことがあって、とても嬉しかったです。こういうのが子どもは食べるんだというのがわかって、メニュー提案しやすくなった」と自信を覗かせます。

子どもの野菜嫌いは克服できます

筆者も２歳の男の子を持つ母親なのですが、子どもの食事にまつわる悩みは尽きません。とくに困るのが、野菜嫌い。「うちの子も野菜を食べる子と食べない子がいるので、野菜対策のメニューは提案しやすいです」という渡邊さんに、子どもが野菜を食べられるメニューを聞いてみました。

「ちりめんじゃことワカメのチャーハンは子どもに人気。おにぎりにして冷凍しておくと、おやつ代わりに食べている」というこのチャーハン、実はみじん切りにした人参とワカメがたっぷり入っているのです！ポイントは「混ぜ込んだり、スープにする」こと。まずは野菜の味に慣れさせることが重要なんだそうです。「そこから広げていけば、野菜嫌いを克服できますよ」という力強い言葉に、なんだか勇気付けられました。

高時給！週１日２時間からできるお仕事
家事代行スタッフ登録

お料理代行の仕事は本当に楽しい

何よりも食べる人のことを考えてお料理をしてくださる渡邊さんですが、CaSyに登録したきっかけはなんだったのでしょうか？

「結婚してから専業主婦で、育児で忙しかったんです。でもCaSyなら自分が働ける時間とお客様と合う時間を見つけられるのが魅力的」と思い、料理代行の道へ。実際にお仕事を始めてみたところ、「家で料理をしても誰も喜んでくれないんですけど（笑）、お客様は喜んでくださるので、すごく感動します」とお客様とのコミュニケーションが楽しいのだそうです。

他にも料理代行の会社がある中で、CaSyを選んだ理由を聞いてみると、「お客様の立場で口コミを見たら、CaSyの評価がすごくよかったんです。ということは、CaSyのキャストなら研修もきちんとしていて、厳しい審査を通っているんだな」と意外にも最初に意識したのはお客様の声だったと言います。「審査が厳しいということは、私もその審査を通過できれば、一定のクオリティに達していると自信になるような気がして」と考え、応募に至ったとのことでした。

しかし、今まではあくまでも家族のために作っていた料理。CaSyでのお仕事を通じて、変化はあったのでしょうか？「実は自分の家でも丁寧に作るようになったんです（笑）。あとはレパートリーも広がりました」とご家庭にもいい影響があったのだとか。「お客様のリクエストに応じて冷凍保存のレシピを考えたり、作りおきのメニューも考えるように」なったそうで、「本当に楽しんでやっています」と満面の笑顔！美味しいご飯だけではなく、こんな素敵な笑顔でお料理をしてくれたら、お家が明るくなるような気がします。