一人で抱え込まないで!共働きの面倒な家事を分担して効率化する方法

一人で抱え込まないで!共働きの面倒な家事を分担して効率化する方法
共働きの家事って一人でこなしていると、本当に面倒だな~と鬱になることがありませんか?この場合、一人だけでなんでもやってしまおう!と考えるママや、【私さえ頑張れば】とムリをするママ側にも問題が……。
家事を【家族で分担】して効率化すれば、ママも家族も笑顔が増えていいことだらけになりますよ。

【1】こだわりの家事だけは妻が担当する

一人で頑張っている妻の場合、家事にこだわりをお持ちの方が多いようです。見切りをつければ楽になりますが、諦めると逆にストレスになることも……。こだわりポイントは捨てずに、上手く分担しましょう。

・食材の管理
→料理を妻が担当している場合は、買い物や冷蔵庫のチェックなど【食材の管理】は一部ではなく全般を担当する必要があります。
ビールや飲み物だけは夫の担当、などと分けてしまうと、分かりづらくなり、見落としなどが発生してしまい。注文ロスで買出しに行く羽目になり、無駄が発生してしまいます。パントリー全般の管理者は妻、と決めておけば二重買いなども防げます。

男性に買い物を頼むと、お酒などの嗜好品などは大盤振る舞いなどで高価な消費や、買いすぎなどの問題が生じる場合も少なくありません。主婦である妻が管理したほうが、無駄な消費が控えられることも知られていますよね。

・リビング全般の家事
→インテリアは妻の趣味、という家庭も多いものです。こだわっているからこそ、決まった場所にものを置いたり、しまったりしたい!と思いますよね。帰省や出産の入院などで夫に任せておいたら、ありえないような大変なことになったという例も……。

センスやインテリアのこだわりは、かなり個人差があるもの。せっかく整理・整頓しておいても、小言を言われてしまえば、良かれと思って片付けたほうも気分が良くありません。本心は「触らないで!」という思いでも、「ここは私にまかせてね」とあらかじめ伝えておきましょう。

・それぞれ自室がある場合は各自で
→こだわりの家事以外となると、各自の部屋です。ゴミなどを整理して欲しい、洗濯物ってしまって欲しい……などの理由で、各自の部屋に入ることもあると思いますが、これは【トラブルと自主性を奪う素】です。「ここは触らないでよ」などと文句を言われたり、「ここに置いておいた○○知らない?」と物の管理を依存されたりと、何かと妻のせいになることも。
自分のこだわりがそれぞれある自室。それなのに整理や掃除だけは妻がというのも変な話です。モノがなくなる、探しものが見つからない、など都合が悪いときだけ妻のせいにされてしまう原因になってしまい、とても理不尽ですね。

ごみは自分で出す、洗濯物は自分でしまう、飲食したものやゴミは自分でキッチンに持ってくる、といったルールを作って、自分の部屋はそれぞれ自分で管理できるようにしましょう。

【2】分類とスコア付けをする

さきほどの、妻が自分でやりたい家事と、各自の部屋周辺の家事以外の、【こだわりのない家事】は家族で分担する家事になります。これらを分類して、細かく書き出してみるのも分担するには大変便利です。

・細かく分類する
→大雑把に、お風呂掃除と書くと大変な労働になってしまい、もちろん誰もがやりたくなくなります。細かい分類として・浴槽の掃除・床とドアの掃除、天井の掃除と分けてみましょう。洗濯についても・取り込む・仕分ける・畳む、と分けてみるとそれぞれの負担が減り、分担もしやすくなります。

一連の作業でパッとやってしまいたい気持ちもわかりますが、それが自分でなんでも抱え込んでしまう素。ストレスや疲れが溜まって爆発してしまう方は、ここでグッと抑えて分担しましょう。お風呂掃除も一気にやりたいかもしれませんが、パートで分けるととても楽になります。同じ日や同じタイミングでやることを強制するのも、くれぐれも厳禁ですよ。

・家事の横にスコアを書いておく→家事のないようによっては、大変なものや疲れるもの、時間の掛かるものがあります。軽いものから順に123……と書き足してみましょう。食器を下げる(1)とか、お風呂の浴槽の掃除(3)などと、個人的に感じる独断と偏見でつけてみましょう。

人によっては楽な家事と、大変なものが分かれるかと思いますが、やはり家事の負担が一番多い妻が決めてもOKです。

【3】家事の割り振りを決める

書き出したところで、そのあとは具体的な分担を考えましょう。お子様のいらっしゃる場合は、お子様にもちゃんと役割を与えて、積極的に家事に参加させましょう。案外、自分でしたり、即戦力になることもありますよ。

《振り分けの際のポイント》

・ママが勝手に振り分けてはNG
→ここで失敗しがちなのが「これはパパがやってね!」とか「これは私が……」と勝手に一人で決めてしまうこと。これではまるで独裁者です。家族はチームプレイなので、ここは休日にしっかりと家族会議で決めましょう。

・まずはそれぞれがやりたいものを【重要タスク】から選んでいく
→はずせない家事から順に、選んで第一希望で選択できるようにしましょう。このとき、お子様にも出来ることは印をつけてあるので、そこから選んでもらいましょう。

・スコアが同じになるように計算する
→リスト化した際に、作業時間や労力によって付けたスコアもちゃんと計算しながら進めましょう。お子様は難しいですが、夫婦共働きの場合、なるべくここで妥協せずに旦那さんに協力してもらえるように、フェアな数値で頑張ってもらえるように交渉しましょう。普段家事をあまりしてくれないという不満がある場合、このタイミングが絶好のチャンスです。

いつもは甘えるのが苦手な方でも、この先のことを考えて【あくまでも丸腰で】お願いするようにしましょう。攻撃的な口調ではけんかになってしまい、せっかくの家事分担作戦が台無しになってしまいます。

【4】家族で共有して実行する

役割分担を決めたところで、計画どおりに実行するのも最初は意外とスムーズにいきません。それまで、妻が全部を補っていた家庭では特に難しいかも知れませんね。でもここは焦らず、上手くいくまで見守りましょう。

《実行するためのポイント》

・分かりやすいように表を作る
→それぞれが分かりやすいように、各自で自分が受け持った家事の表を作りましょう。表にしたものを配ると、自分で書いていない分「見づらいから」「分かりづらいから」などの理由で見落としたり忘れたりすることも。

・夫婦の場合は<Evernote>のようなタスクメモなどのアプリを使って共有することも便利です。タスクリストが簡単に作れ、画像や手書きメモなどもあります。リマインダー機能を活用すれば、「忘れた」という言い訳で、サボるわけにはいかなくなりますね。

・グラフを作って楽しむ
やらなくてはいけないことはやはり楽しくはありません。目標があることで、早く終わらせよう、沢山こなそう!とやる気が湧いてくるものです。家族でグラフを作り、達成によって休日に使える【1時間お昼寝できる券】や【一人でカフェにブラブラ行ける券】、よくありがちな【マッサージ券】などのご褒美を設定しましょう。子供騙しに思えますが、後ろめたさなしで、一人の時間を満喫できたり、家族みんなでマッサージしてもらったりするのは至福の時間ですよ。

【おわりに】

いかがでしたか?共働きなのに、一人で抱え込んでいた家事も役割分担で協力することで、家族の一体感も生まれ、チームの一員としての自覚も生まれます。みんなで一丸となって協力し、幸せになりましょう。

※参考
Evernote  

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