キッチンの水垢がスッキリ！毎日できる簡単クエン酸掃除とは？

キッチンの水栓やシンクの水垢、気になりますよね。少しお掃除をサボると、すぐに白くなってきて、さらにしばらく経つと茶色くガビガビになり、お掃除するさえ億劫になってしまいます。
毎日お料理に使うキッチンだからこそ、清潔に綺麗に保ちたいもの。今回はキッチンの水垢を簡単に予防する方法をお伝えします。

■水垢ができるメカニズム

さて、水垢とは一体何なのでしょうか。その正体は【炭酸カルシウム】。
水道水に含まれる成分で、水が付着したまま放置され水が乾くことで、水栓やシンクに残ってしまって白くなってしまうのです。

一番の対策は【水をつけたままにしないこと】。理想は使う度に拭き取ることですが、忙しい中意識しきれない時には、夕食後の寝る前、最後にシンクを片付けた時でＯＫです。

シンクの中がきれいになったら、ふきんやタオルで水滴を拭い取ります。蛇口やレバーにも水滴が残りやすいので気をつけましょう。水分をしっかり取っておくことで、炭酸カルシウムの付着を防ぎ、白い水垢が出ることはだいぶ減るはずです。

■毎日の水垢にはクエン酸

マメにお掃除をしているつもりでも、夜の段階ですでに水垢がついていることもあります。そんな時におすすめなのは、クエン酸を使った簡単お掃除です。炭酸カルシウムはアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸を使うことで簡単に分解し綺麗にすることができます。

まずはクエン酸水を用意します。

【材料】
・水　200cc
・クエン酸　小さじ1

【作り方】
スプレー容器に水とクエン酸を混ぜてよく振る。

もちろん、市販のクエン酸入りの住宅洗剤でもOKです。

【使い方】
上記の方法で作ったクエン酸水を、蛇口やシンクの水垢ができてしまった場所に振りかけ、タオルや布巾でサッと拭くだけで簡単にお掃除できます。

また、食器洗い用洗剤の中には「クエン酸配合」としてあるものも。こうした洗剤を使用している場合、食器洗いの最後に同じ洗剤で蛇口やシンクを洗うだけできれいになる効果が期待できます。
クエン酸は肌にも優しいもので、洗剤としても効果が高いので、クエン酸配合洗剤を使用するのも効果的かつ効率的ですね。

水回りにクエン酸水、またはクエン酸入り洗剤を常に置いておくことで、気になったときにすぐにお掃除ができます。水垢はひどくなるまえに対処するのが一番楽なお掃除の方法です。なるべく頻繁に行えるといいですね。

■蛇口のひどい水垢にはクエン酸パック

しかし、忙しい毎日、ついついお掃除を忘れて放置してしまうことも。月日が経って蛇口に茶色い水垢が発生してしまったら、クエン酸パックがおすすめです。

キッチンペーパーにクエン酸水をたっぷり染み込ませ、それを蛇口に巻いてパックし、しばらく放置します。しばらくしたら、パックを取り、洗い流して拭き取ります。クエン酸が炭酸カルシウムを分解し、軽い力でも楽にお掃除することができますよ。
どうしても取り切れない、蛇口のパーツの接合部などは、つまようじや歯ブラシを使って細かいところを掃除します。

また、お掃除した後は【しっかりと洗い流す】ことを忘れ無いようにしましょう。クエン酸をつけっぱなしにしておくと、金属を痛めてしまう危険があります。

■おわりに

毎日のちょっとしたお掃除で、簡単に予防できるキッチンの水垢汚れ。早めの対処、毎日の予防で水垢は十分防いでいくことができます。
きれいなキッチンだと気分がよく、毎日のお料理もはかどりますよね。あなたも今日からクエン酸お掃除、はじめてみませんか？