80:20の法則で乗り切ろう!!共働きの家事時間へのプレッシャー
共働きの夫婦って、家事の時間をどうやってこなしているの?
共働きを始めようと思っている人も、現在共働き中という人も気になるテーマですよね。
ところで、男性と女性の家事の時間比率はどれほど違うか。ご存知でしょうか。
今回は、男性と女性の家事の時間比率の違いを知ったうえでできる家事の時間管理に関してご紹介したいと思います。
共働きの女性は男性よりも4時間以上家事をしている。
総務省の「平成 23 年社会生活基本調査」調べによると、35~39 歳の男性と女性の家事に使う時間の調査をしたところ、平均して4時間以上女性の方が家事を多く行っているという報告をしています。
男性の家事の時間は41分に対して、女性は4時間54分となりました。
共働きをで家事を夫が手伝っていると思っていても、やはり家事は女性が追っている負担の方が多いのですね。
80:20の法則 家事の心の負担を減らす方法
家事を行っている時間が女性の方が多いという事実が分かっても、女性の負担が減るわけではありませんね。
かといって、パートナーや子供のことを考えると家事に手を抜けないと感じている女性も多いと思います。でも、あまり自分で自分にプレッシャーを与え続けていると、仕事と家事の両立を行い続けていくことが苦痛になり難しくなってきてしまいます。
家事に対しての心の負担を減らす方法の一つとしては、「これだけで来たんだから、よく頑張った」と自分で自分を褒めてあげることが欠かせません。
80:20の法則というものがあります。結果の80%は20%の努力によって得ることができるという考え方です。
様々な応用ができると言われているこの法則ですが、家事の時間管理という面においても活用してみるなら、心の負担を減らすことができますね。
「やらなければならないこと」が完璧にできなくても、2割の重要なことができれば行う必要がある80%を完了しているという風に考える事もできます。
また、家事を行う全体の2割の時間を集中して行うなら、8割の仕事を完了することができるという考えもあります。
8割できているという事は、ほぼ完了しているという事です。残っている2割は、実はたいして重要な事でもないのです。完璧にできなくても大事なことができていれば、大丈夫。「私は8割のこともできたんじゃない。よく頑張ったよ。」と自分を褒めてあげましょう。
計画を書き出してみよう。
いくら80:20の法則があるからと言っても、やはり計画をたてるという事は欠かせません。効率的な計画を立てるために、「毎日の朝の時間にする家事。」「平日、帰宅後にする家事。」「週末にする家事。」を、それぞれ紙に書き出してみましょう。
書き出したなら、行う順番に並び替えましょう。
その時に、並行して行えることがあるませんか?ワンパターンにすることで負担を減らすことはできませんか?考えてみましょう。
例えば、身支度で顔を洗う時に洗面器に水をため、洗濯用洗剤を入れ、つけ置き洗いをしておく。
週末の常備おかずを作るときに、ごはんのお供になるものを作るようにして、平日の朝食は御飯と味噌汁だけを作り、おかずはごはんのお供だけにする。などワンパターン化することや並行して行動することができる事は、してしまいましょう。
予想外のことは起こると思っておく
子供がいるなら、忙しい時に限って「ミルクをこぼした」とか「兄弟げんかを始めた」とか予定外のことをしでかしてくれます。
予定がつまりすぎていると、予想外が起きた時に余裕がなくなり、子供につらく当たってしまったり自分が落ち込んだ入りします。
でも、「予定外のことは必ず起こる!」と思っておくなら、どの予定を省けるかという思考になるため、突発的な事に対処することができるようになります。
なので、予定をたてる時にはわざと隙間がある予定をたてるようにしましょう。10分の隙間があるだけでも心の余裕は違いますよ。
【まとめ】
いかがでしたか。
共働きの家事時間へのプレッシャーを乗り切るために活用できる80:20の法則。その考え方や応用の仕方をご紹介しました。
共働きをしていると「家事」という問題は、立ちはだかる大きな壁のように感じるときがあるかもしれません。
でも、乗り越えることは可能です。そして乗り越えるために大きな貢献をするのは「考え方」です。
今回の情報が、あなたの心の負担を軽くするものとなるように願っています。
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