鏡よ鏡、どうしてそんなに汚いの?お風呂場の鏡をキレイに戻す方法
お風呂に大きい鏡がついているお家はたくさんあると思いますが、その鏡がピカピカに保たれているお家は一体、何軒あるでしょう?毎日少しずつ汚れていくので、なかなか気づかないのですが、お風呂の鏡、すごく汚れていませんか?
いざ鏡で姿を見ようと思ったら、白くぼやけて何も映らない!となる前に、これから紹介するお掃除方法を試してみてください。
【1】クエン酸ラップで復活
お風呂の鏡の汚れに一番効果があるのが、この方法。100円ショップやホームセンターなどで手軽に手に入れられるクエン酸を使います。
お掃除の方法は簡単。クエン酸を粉のままスポンジなどにつけ、鏡の表面をクルクルとなでるように拭いていきます。こうすることで、鏡にクエン酸を塗布していくのです。鏡全体にクエン酸が塗れたら、キッチンで使うラップで鏡の表面を覆い、1時間ほど時間をおきましょう。その後は、ぬるま湯で流してください。
お風呂の鏡の汚れは、ほとんどの場合が水アカです。クエン酸により、水アカに含まれるカルシウムが分解されるため、新品のような輝きを取り戻せますよ。
【2】歯磨き粉で磨く
わざわざ鏡を掃除するためにクエン酸を買いに行きたくない……。でも、今すぐ鏡の汚れをどうにかしたい!という方は、洗面所にある歯磨き粉をご用意ください。研磨剤のツブツブが入っているものがベターです。
お掃除の方法は、これまた簡単。歯磨き粉を雑巾などの固めの布に付着させ、クルクルと円を描くように塗っていきます。歯磨き粉の場合は放置する時間は必要ありません。歯磨き粉でただただ磨くだけ!歯磨き粉の研磨剤によって水アカが削り取られて、キレイな輝きを取り戻してくれます。
しかし、この方法は力を入れすぎると鏡に小さな傷をつけてしまうこともあるため、気をつけて試してくださいね。また、曇り止めなどの加工が施されている鏡は、加工にダメージを与えてしまう可能性があるので、歯磨き粉の使用は避けてください。
【3】酸性洗剤を塗って放置して流す
お風呂の鏡、磨くのすら面倒!という方は、酸性洗剤を鏡に塗り、数十分放置して流すという方法を試してください。酸性洗剤はトイレクリーナーなど、お家に常備している方も多いかと思います。この方法でアルカリ性の水アカは溶けてなくなります。
この方法はとってもお手軽なのですが、酸性洗剤は目や皮膚に付着すると危険です。必ず、眼鏡やゴム手袋などを使ってきちんと防御してからお掃除するようにしましょう。
【4】ダイヤモンドパッドで拭き掃除
洗剤を使うのには抵抗があるという方には、市販のダイヤモンドパッドをオススメします。価格は1,000円ほどしますが、効果はテキメンですし、なんといっても水に濡らして拭けばいいという手軽さが魅力。
しかし、ダイヤモンドパッドも研磨剤であるということをお忘れなく。歯磨き粉と同様、力を入れすぎると鏡に傷がついてしまいます。また、加工が施された鏡には使用しないでくださいね。
お風呂場の鏡がキレイになると、お風呂の時間もぐっと気持ちよくなりますよね。
様々な方法があるので、自分に合った方法で、お風呂場の鏡掃除をしてみてください。すべて手軽な方法なので、定期的に実施できれば、いつもピカピカの鏡をキープできちゃいますよ。
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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