ワーママがしてる!定時退社で上司に文句を言わせない3つ仕事術
保育園や託児所、親戚を頼れない場合など、子育て中は定時で帰りたいのが仕事をするママの心境ですよね。でも子どものいない上司や、子育てに理解を示してくれない上司だと、定時退社に嫌味を言われることもありますよね。
そんな上司にも文句を言わせずに仕事を円滑に進めるため、定時退社で上司に文句を言わせない3つの仕事術をご紹介します。
■定時退社に「子育て中かどうか」は関係ない
定時退社で上司に文句を言わせないために最も大切なのは、子育てを定時退社の1番の理由にしないことです。
子育てを理由にすると、「子育て中だからって甘えているんじゃないか」と言われてしまいます。しかし、残業せずとも周りに迷惑を掛けない仕事の進め方をしていれば、「甘えている」という概念はなくなるはずです。
定時退社は就業規則に則った、正当なものです。子育てをしていない人でも、定時で帰る人はたくさんいます。それでも文句を言われないのは、しっかり仕事をしているか、逆にあてにならないほど仕事をしていないかのいずれかの理由です。
後者になると、働きづらくなりますし、それこそ「子育て中だからって…」と言われてしまう原因を作ってしまいます。こうした原因をなくし、胸を張って定時で帰るために、心がけたい仕事術を3つご紹介します。
■定時退社で実績を残す
定時退社でも文句を言わせない、もっとも有効な方法は、残業せずとも実績が残せることを実証することです。
もしあなたが営業など、実績が数字で残る仕事をしているなら、定時退社でもしっかりと数字を残すことで、文句を言わせずに定時退社できる環境を作ることができるでしょう。
数字で実績が表せない事務やクリエイターの場合は、普段から文句を言わせない仕事ぶりで、理解を得てみては。ただし、成果を出すのは自分のためではなく、周りにとっていい影響を及ぼすものがおすすめです。
例えば残業体質が当たり前となっている会社の場合は、残業を減らすための効率的な働き方を提案し、それを自身で実証するという方法があります。
ちょっとした仕事のムダを減らしたり、オフィスの配置を変えたりするだけで、少しずつでもタイムロスを減らすことができます。残業が減るのは、自分だけでなく周りにとってもうれしいことです。
自分の残業だけでなく、周りの残業も減らすような取り組みを行い、全体の残業時間を減らすことができれば、文句も出なくなるはずです。
また仕事のやり方を見直し、より生産的な方法に変えることは、上司にとっても会社にとっても利益のあること。自分のためではなく、周りのためにも、残業せずとも実績を残せる働き方を提案してみてはいかがでしょうか。
■普段から納期を守る
普段から仕事の納期を守ることも、定時退社に文句を言わせない方法の1つです。
どんな仕事にも納期が存在します。仕事をするときは納期を曖昧にせず、「この仕事は○時までに対応します」と話をして、決められた時間に合わせて対応できれば、自然と周りから「あの人は納期を守る人だ」という評価が生まれるものです。
不思議なことに、納期を守る人は、どんな仕事でも高く評価されます。こうした流れで、定時を超えないようなスケジュール管理を行えば、たとえ定時で帰ったとしても、上司から文句を言われることは少なくなるはずです。
ただし、定時に帰りたいからといって、定時前に仕事を断るのは、あまり良いイメージを持たれません。定時に帰りたい場合は、定時1時間前などに「もうすぐ定時ですが、今日やっておかなければならない仕事はありますか」と、上司にさりげなく定時退社することを報告しておくと、スムーズに帰れます。
■責任を放棄しない
定時退社したいからといって、仕事を途中で投げ出したり、急に他の人に押し付けたりするのは避けましょう。
「定時だから」といって、それまでしていた仕事を急にほかの人に引き継ぐのは、あまりイメージがよくありません。定時を超えそうな仕事をしなければならない場合は、早い段階で役割分担を決定するなど、引き継ぎしておくようにしましょう。
どうしても急な対応で定時を超えそうな場合は、相手にもれなく進捗を引き継ぎ、迷惑をかけないようにすることが大切です。
【おわりに】
定時退社で文句を言わせない仕事術は、自分だけでなく周りの仕事にまで目を配ること、そして周りから信頼を得られる仕事の進め方をすることです。少しずつ対応していけば、きっと周りの目も変わるはずです。いますぐできることも多いので、チャレンジしてみてくださいね。
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