コレ一つでピカピカに!クエン酸を使ったキッチン掃除法3選
洗剤を使わずに、さまざまな場所をキレイに掃除できると話題のクエン酸。実はコレ一つあれば、キッチンの大部分の掃除は、ほとんどカバーすることができるんです。今回はクエン酸を使った、キッチン掃除術についてご紹介します。
■クエン酸はキッチン向きの掃除アイテム?
キッチン以外にも、クエン酸を使って掃除できる場所は、家の中にたくさんあります。しかし、今回あえてキッチンにスポットを当てたのは、クエン酸がキッチン向きの掃除アイテムだから。
クエン酸は酢やレモンなどに含まれている成分。体内に取り入れることにより、疲労回復やダイエット、痛風などに効果があると言われています。つまり、私たちの体に入っても、ほとんど害のない成分といえます。
キッチンには、私たちの口に入るものがたくさんあります。そのため、いくら洗浄力が優れていたとしても、あまり強めの洗剤は使用したくないという人も多いですよね。
その点、クエン酸は私たちの体内に入っても安全ですから、安心して使用できるというわけです。
■シンク周りはクエン酸におまかせ!
クエン酸は水垢と相性のいい掃除アイテム。シンク周りの水垢汚れに困っているなら、ぜひクエン酸を使用してみてください。
シンクでクエン酸を使用するなら、あらかじめクエン酸水を作っておくのがおすすめ。クエン酸水はその名の通り、水にクエン酸を溶かしたもので、粉末状のクエン酸と水だけで作ることができます。
水に溶かすクエン酸の割合は、水100mlに対して小さじ2分の1杯分程度。水によく溶かして使用しましょう。
スプレーボトルに入れておくと、使い勝手が良くなります。粉末のクエン酸もスプレーボトルも、どちらも100円ショップで販売されていますので、両方揃えてしまうのがおすすめです。
掃除方法はとても簡単。クエン酸水をシンク全体に吹きかけ、スポンジで磨くだけです。少し磨いただけでも、その違いに気づくはず。
落ちにくい頑固な水垢は、濡らしたキッチンペーパーをかぶせ、その上からクエン酸水を十分スプレーし、しばらく放置しておきましょう。キッチンペーパーを取り、軽く磨けば、水垢が気持ちいいほどよく取れるようになります。
■電気ポットの汚れもクエン酸で解決!
キッチンの中でも、意外と忘れがちなのが電気ポットの掃除。専用の薬剤を使用するのも良いですが、クエン酸でもキレイに掃除することができます。
電気ポットに満水まで水を入れ、さらに粉末のままのクエン酸を入れます。クエン酸を水によく溶かし、いつもどおり沸騰させましょう。沸騰後は、汚れを浮かせるために、1時間から2時間ほど放置しておきます。
時間が経ったらお湯を捨て、水で数回中をすすぎます。すると、ポットの中の水垢が驚くほど取れ、キレイな状態に。
クエン酸は汚れを落とすだけでなく、菌の繁殖を防ぐ効果や、臭いを抑える効果もあります。長年使っている電気ポットの中の汚れが気になったなら、除菌や防臭を兼ねて、クエン酸でキレイに掃除してみては?
■クエン酸+重曹で排水口のぬめりもキレイに!
クエン酸に重曹をプラスすれば、排水口のイヤなヌメリもキレイに取り除くことができます。
まずはクエン酸と重曹の粉末を、1:2程度の割合で用意します。重曹はクエン酸同様、薬局や100円ショップなどで販売されていますので、一緒に購入しておくのが良いでしょう。
この2つの粉末を、どちらも排水口にそのまま投入すれば準備完了。後は水またはぬるま湯をかければ、シュワシュワと泡が発生します。そのまましばらく放置しておき、最後に水で洗い流せば掃除完了です。
ヌメリがしつこい場合は、放置時間を長くしたり、ブラシでこすったりすると、キレイに落とせますよ。
■おわりに
汚れをキレイに取り除いてくれるだけでなく、除菌や防臭まで行ってくれるクエン酸。体内に入っても害がないので、安心して使用できますね。
キッチンの汚れが気になったら、ぜひ一度クエン酸を使ってみてください。その効果にきっと驚くはずです。
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