これで安心!窓にこびりついたカビをキレイにする3つの掃除法
窓枠に何やら黒い斑点が付いているというあなた、ずばりそれはカビです。カビをそのままにしておくと、胞子を撒き散らし、体に害を及ぼすことがあります。
また、見た目もキレイではありませんよね?そんな窓枠のカビをキレイにするための掃除法を、今回は3つご紹介します。
■掃除の前の心得!窓枠にカビを繁殖させないコツ
掃除法をお教えする前に、まずは窓枠にカビを繁殖させないためのコツをご紹介します。それは、窓についた結露をしっかり拭き取ること。
結露によって水分の溜まった窓枠は、カビにとっては繁殖するのにうってつけの場所です。特に冬は、どれだけ注意をしていても、いつの間にか結露が窓枠に溜まってしまうもの。
「いつものことだから」と水分を拭き取らずにいると、窓枠にカビが繁殖し、気づいた時には簡単には取り去れない状態になってしまいます。
結露によって生じた水滴は、できればスクレイジー(窓用ワイパーのようもの)などを使って、毎日キレイに拭き取るのがおすすめ。また、窓枠に溜まった水分は、乾いた雑巾などで拭き取る習慣をつけると、カビの繁殖をできる限り防ぐことができます。
しかし、こうした努力を続けても、発生してしまう窓枠カビもあります。そんなときには、以下3つの方法を、順に試してみてください。
【1】水に溶かした中性洗剤で拭き取る
軽い窓枠カビなら、中性洗剤を水で薄めたものを吹きかけ、濡れた雑巾でこするだけで、取り去ることができます。
中性洗剤は、窓掃除用や住宅用のスプレータイプの洗剤がおすすめ。購入が面倒なら、普段使用している食器洗い用洗剤でも代用できます。
雑巾でこすっても取れないようなら、洗剤を吹きかけてから3〜5分ほど置いて拭き取るのがおすすめ。洗剤がカビに浸透し、取れやすくなります。
洗剤がカビのある場所から液垂れしてしまうなら、濡れたキッチンペーパーを長方形にして窓枠に貼り付け、その上からスプレーをかけましょう。液垂れせずに、洗剤が窓枠にとどまってくれるので、カビをキレイに取り除くことができます。
【2】塩素系漂白剤を使用する
中性洗剤で落ちない場合は、塩素系漂白剤を使用して、窓枠のカビをキレイに掃除しましょう。
台所用の漂白剤を使用する場合は、漂白剤大さじ1杯を、片栗粉大さじ1杯に混ぜて練ったものを使用するのがおすすめ。それを窓枠に塗り、5分ほど置いておけば、カビをキレイに取り除くことができます。
漂白剤を使う際は、部屋をしっかりと換気し、手が荒れないようにゴム手袋をつけて掃除するようにしましょう。また、酸性タイプの洗剤や洗浄剤と混ざってしまうと、人体に有害なガスが発生することがわかっています。絶対に他の洗剤と混ぜて使用しないよう、ご注意下さい。
【3】窓枠専用カビ取り剤を使用する
漂白剤を使っても落とせない、しつこい窓枠カビには、専用のカビ取り剤を使うのがおすすめ。
例えばジョンソンのゴムパッキン用カビキラーは、窓枠やお風呂のゴムパッキンに潜むしつこいカビを撃退できるよう、ジェル状になっています。
ジェル状なのでその場に留まり、しっかりカビに浸透してくれます。また、先端がペンのように細くなっているので、塗りやすいというのも大きなポイントです。
どうしても落とせない窓枠カビには、こうした専用カビ取り剤を使用してみましょう。
■おわりに
窓枠のカビは、ちょっとやそっとじゃなかなかとれないもの。しかし結露対策をしておくだけで、掃除が格段に楽になります。どうしても取れない頑固な窓枠カビには、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。
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