家の中で一番汚い場所!?リビングの大掃除を簡単に済ませるコツ
いよいよ大掃除の時期がやってきました。「今年こそは徹底的に大掃除するぞ!」と決意するものの、お家を見渡してその惨状に気が遠くなる……というのは、みなさんも経験がありますよね。
お家の中において、キッチンやお風呂場、トイレなどの水回りに次いで汚れが気になるのは、『リビング』ではないでしょうか?お家にいる時間の大半を過ごすであろうリビング。家族全員が集まる場でもありますから、キレイにしておきたいですよね。しかし、物が多くてなかなかお掃除が大変という一面も。
そんなリビングの大掃除も、実はコツさえつかんでしまえば楽チンなんです。今回はリビングの大掃除のコツをご紹介しましょう。
リビングはなぜ汚れるの?
リビングを見渡すと、他の部屋と比べてホコリの量が多く、床や窓などの汚れもひどいのが目立ちますよね。毎日とは言わずとも、週に何度かは掃除しているのに……と思うかもしれませんが、不思議とホコリがたまるもの。
というのも、ホコリは人が集まる場に知らず知らずのうちにたまっていくのです。外出から帰ってくれば洋服にホコリや花粉などが付着していて、家の中に落ちていきます。コートを脱ぐなどの動作が加われば、なおさらホコリは落ちていきますよね。
しかも、リビングは家族が集う場所。子どもがおやつを食べたり、大人がコーヒーを飲んだりと飲食をすることも多いので、食べこぼしのリスクも。子どもが小さいとリビングで遊んだりするので、散らかることも増えます。お家の中で、リビングがもっとも汚れているというのは納得ですね。
それでは、リビングの大掃除をする際のポイントを見てみましょう。
大掃除のポイント① 掃除をする前に片付ける
リビングの大掃除をする際のコツは、なんと言っても“掃除機をかける前に片付けること”です。まずは床に散らばっているオモチャや郵便物、洗濯物などを片付けましょう。さらに可能ならば大きな家具、テレビ台なども移動すること。日常的なお掃除ならばここまでする必要はありませんが、大掃除の場合はこうすることで一気に掃除機をかけられ、いちいち物をどかして……など面倒な作業を避けることができます。
リビングの床がフローリングの場合は、こうして家具などを移動したついでにワックスがけもやってしまうといいですね。リビングは人の出入りが多く、床や壁の劣化も激しいので、物をどかした機会を利用して修繕や補修も行ってしまうと無駄がありません。大掃除だからこそ、普段気になっていた部分をすべてキレイにしてしまいましょう。
大掃除のポイント② まずは上の方から
リビングの物を片付けて掃除しやすい状況を作ったら、床掃除……ではなく!まずは上の方からホコリ落としをしていきます。電気のカサやカーテンレールの上、エアコンの上部などはホコリがたまっていても放置されやすい場所。そういった上の方から大掃除を始めましょう。
昔は『はたき』なんてものを使う光景が見られましたが、実際にはたきを使うとホコリが舞い上がってしまい、部屋の空気が汚れることに。さらにホコリがゆっくり床に落ちていくので効率的ではありません。ホコリを吸着できるハンディワイパーなどでもいいですし、かたく絞った雑巾でも十分です。
日頃手をつけない上部のホコリを落としきってから、床の掃除機がけをすれば完璧です!
大掃除のポイント③ できるだけ物を置かない
大掃除が終わり、床や壁の補修も終わったら、とってもスッキリ!そうなると、この状態をできるだけキープしたいですよね。そのために、この物が置かれていない状態を維持するように心がけましょう。
家族が集まるリビングなので、家具や物が多いのは仕方ないかもしれません。しかし、物がたくさん置いてあるとホコリがたまりやすいのはどの部屋でも基本中の基本。なので、ただでさえ人の出入りが激しく汚れやすいリビングには、可能な限り物を置かず、片付けておくと毎日のお掃除も楽になりますよ。
いかがでしたか?大掃除だからといって特別なことをしなくても、準備や順番を意識するだけで、簡単に済ませることができます。また、目につく棚の上などはこまめに雑巾がけを行っておくと、大掃除の時期になってリビングがすごい……ということにはなりにくいでしょう。
日ごろからホコリをためないように心がけていけば、大掃除の時に慌てなくて済みますね。
photo/PIXTA
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