部屋が汚い&片付けが苦手…を解決!タイプ別対処法を一挙公開
年末に大掃除をしたはずなのに、気がつくと床には洗濯物が山と積まれ、隅っこにはホコリが。さらにテーブルの上にはモノが溢れてマグカップを置くスペースもないほど、お部屋の中がグチャグチャ……。
今年こそキレイに暮らすと決めたはずなのに、なんでこうなるの!?
生活をしているあなた自身が納得しているのならば問題なのですが、周囲の人に聞いてみると、「やっぱりキレイな部屋で生活したい」というのが本音のよう。そこで今回は、お掃除ができない人を4つのタイプにわけ、それぞれ対処法をお教えします!
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タイプ1:せっかく片付けても、いざモノを使ったらしまえない
「年に数回は、ちゃんと片付けをしています。なのに、1週間もすると、しまったはずのモノが全部溢れていて……。片付ける気がないわけじゃないんだけど、気づいたら散らかってるんですよね〜」(30才・営業)
【対処法】
このタイプの方は、頭では「使ったら片付けるべき」とわかっていても、「今日は疲れているから、いいか」とか「すぐに使うから、とりあえずここに置いておこう」などと言い訳をしがちです。必要なのは、自分の中での明確なルールづけと言えます。
- 収納を変える
家に表札を掲げるのと同じように、ストッカーや引き出しに種別毎にラベル貼ってみましょう。そうすれば、何をどこに片付ければいいかが一目でわかります。今は100円ショップでかわいいラベルなども売られていますので、オシャレに収納してみましょう。 - リサイクルを活用
お部屋がグチャグチャなのは、目に見えるところにモノが多いということ。年齢や流行にあわない服、靴、バッグはリサイクルに出しましょう。今は、重量制で買い取ってくれる業者もありますし、フリーマーケットやバザーもあちこちで行われています。1ヵ月に一度とは言いませんが、半年に一度程度、断捨離の日を決めて、不要なものはリサイクルしましょう。 - 家族も巻きこむ
同居している家族やパートナーがいる場合は、家族の意識改革も大切。モノを戻す場所をきちんと決めて、ルール化しましょう。そして、自分が率先してそのルールを守ること。
片付けていても、明確なルールがなく、ただ目につかないようにしているだけかも!?まずは片付けやすいお部屋にするのが得策と言えますね。
タイプ2:あきらめるが勝ち!だと思っている
「私って、お掃除が苦手なんですよね。だって、一人暮らしだから多少汚くても困らないし、誰にも迷惑かけないし。汚部屋ってわけでもないから、このままでいいかなーと思ってますけど、友達とか恋人を家に呼べないのはちょっと痛手かも……」(28才・教育関係)
【対処法】
この手のタイプは、「あきらめている」と言いつつも、あきらめきれていないのが実情。神経質になりすぎるのも考えものですが、せっかく長い時間を過ごすお家ですから、どこかで「快適な方がいいよな」と思っているのです。ですから、重要なのは動機づけ。
- 人を招く勇気を持つ
友達でも恋人でも、意中の人でもいいですし、遠方に住んでいる家族でもいいでしょう。ふとした機会に、「お家に遊びに行っていい?」と言われた時に断ることをやめましょう。 - 「手伝って」という甘えを選択肢に入れる
お掃除や片付けが苦手だと自覚している場合は、なにも自分でやらなくてもいいのです。友達や家族に「一緒に片付けて」と頼むのもいいですし、家事代行サービスなどを依頼して、プロにお掃除してもらうのもひとつの手。やりたくないことを無理してやっても続かないので、この際、アウトソースするという選択肢を持ちましょう。
誰かを招待した時や、ホームパーティを開催した時を想像してみましょう。「こういう部屋にしたいなぁ」とか「こんなホームパーティを開いたら楽しそう」と理想像を思い描くことで、お掃除への意欲が湧いてくるはずです。
タイプ3:欲しいものは、どうしたって買っちゃう!
「とにかく服が多すぎて、クローゼットの中に入りきらないんです。だからクローゼットの前にも服がいっぱい。他の収納場所もいっぱいで、他に入れるところもなくて。家の大きさに対して服が多すぎるとは感じています。でも、買い物したい……」(29才・アパレル関係)
【対処法】
「買い物をやめて、少しだけでも捨てましょう」と言いたいところですが、それは無理な話でしょう。お洋服に限らず、趣味の道具や本など、“買う”ことでストレス発散をしているこのタイプは、断捨離下手。かといって永遠に買い続けるわけにもいかないので、不要なモノを買わない工夫が必要です。
- 家にあるモノをリスト化する
お洋服でも本でも、すでに持っているモノや同じようなモノを買ってしまうことがありますよね。そこで、今、持っているモノをリスト化して、把握するようにしましょう。リストにすれば家の中に何があるか一目瞭然になりますし、新しいモノをたくさん購入するのではなく、あるモノと新しいモノを組み合わせれば新しい形ができあがります。 - 収納にひと工夫
書籍などはジャンルごとに分けて収納し、まだ読んでいない書籍はまとめておくと、二重に購入したりすることはなくなります。お洋服もTシャツ、ニット、下着などの種類別に分けて収納し、どの引き出しに入れたのかシールなどを貼ってわかるようにしておくのもいいですね。ジャンルや季節ごとに分けておけば、「欲しい!」と思った時にその収納場所をチェックすることで、すでに持っていないかどうかを見極めることができます。
買い物をやめずとも、買い物を減らすことはできるはず。すでに持っているモノを大切にするようになると、愛着も湧いてくるから不思議です。
タイプ4:お掃除する時間がない!
「仕事が忙しくて、掃除をする時間がないんです。それに共働きなので、買い物に行く時間もなかなかとれなくて、日用品の買いおきが家中にたくさん。うしろから日用品が崩れてきそうです……」(34才・秘書)
【対処法】
このタイプの方は、お家にストックがないと不安を感じる人。もちろん、緊急時の備えは必要ですが、日用品は『必要以上に持たない』という選択も必要です。
- ネットスーパーを活用
まずは買いおきを減らす工夫を。最近のネットスーパーは、注文したら即日届くものもありますし、配達日を指定して注文することも可能です。ネットスーパーを利用すれば、日用品の在庫がお家になくても大丈夫ですよね。 - 買い物に行かない
日用品は定期配送にしてしまうのもアリ!買い物に行くと、時間もかかりますし、不必要な物まで購入してしまい費用もかかってしまいます。日用品は日頃から使用するメーカーや量を決めているのであれば、定期配送を使わない手はありませんね。 - 家事代行を利用する
お掃除に関しては、自分でやろうとせずに家事代行サービスを利用してしまいましょう。そうすれば、あなたに時間がなくても、プロがキレイにお掃除や片付けをしてくれます。
時間は有限ですから、有効に使いたいもの。多少のコストはかかっても、新しいサービスを使えば、問題はクリアになりますよ。そうすれば、忙しい中でのお家でのリラックスタイムの質を上げることもできちゃいます!
お部屋が汚い、片付かない、グチャグチャ……起きている事象は一緒でも、その理由は人それぞれです。まずはあなた自身がどのタイプになのかを見極めて、あなたに合った対処法を試してみてくださいね。大切なのはストレスを溜めないこと!ツールやサービスを賢く使って、快適なお家を手に入れましょう!
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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