無理せず続けられる!お弁当作りを楽に、楽しむコツとは?
自分のためということもありますが、パートナーのため、子どものためと、お弁当はいつも『誰か』のために一生懸命作る、コミュニケーションツールのひとつ。
でも気持ちだけで毎日続けるのは、慣れるまではとてもしんどいものです。忙しい家事の合間ならなおさら。そこで今回は、お弁当づくりを少しでも楽しめるコツをいくつかご紹介します。
Contents
続けられない経験は、誰にでもある!
どれだけ気合いを入れて始めたお弁当作りでも、習慣化するにはとってもハードルが高いものです。
「朝早く起きるのがツライ」
「おかずは何にしたらいい?」
「週末に作りおき、そんな時間ないよ……」
「冷凍食品じゃ栄養バランスが悪いかな」
「どうやっても上手に詰められないから気分が上がらない」
お弁当作りを続けたくない理由だけなら、どれだけあげられるか……。でも、それはお弁当作り初心者であれば、みんな同じです。まずはそこで落ち込まず、「当たり前の感情なんだ」と、自分を肯定することから始めましょう。
まずは詰めることを習慣にしよう!
お弁当作りの最大の難関、それはおかず作り。レパートリーも少ないし、レシピを見るのもおっくうになってきたりしますよね。
でも大丈夫。まずは“詰めること”から始めてみましょう。お弁当は『赤・緑・黄・白・茶(黒)』の5色の食材が取り入れられていると、彩りもきれいになり、しかも栄養バランスも自然と整うと言われています。
たとえば、赤はミニトマト、緑はホウレン草のお浸し、黄は卵焼き、白はご飯、茶は冷凍の唐揚げ。これで十分なお弁当と言えませんか?でも、作るものはどれも簡単なものばかりです。こんな風に、まずは5色を揃えることを意識するといいですね。
お弁当作りを、もっと楽しむ5つのコツ
それではお弁当作りをより簡単に、そしてより楽しむためのコツをいくつかご紹介しますね。
1)前日夜に準備する
これが意外と大事。朝が苦手な方はとくに、できるだけ前日の夜に準備を済ませておくことをオススメします。おかずはお弁当箱につめて冷蔵庫に入れておき、朝はご飯を詰めるだけ、という状態にしておけば、少しは朝寝坊できるのでは?
2)写真を撮って、SNSで記録する
キレイに撮れなくても彩りが悪くても、気にしない。SNS上にいる、同じようにお弁当作りに苦労している方はきっとあなたと同じ階段を上ってきたはず。いいねやコメントをもらえれば、自然とモチベーションもアップしていくはずです。どんどん上手になっていく自分の成長も感じることができるのでオススメですよ。
3)適度に『手抜きデー』を作る
毎日完璧なお弁当を作るのは、そう簡単にできることではありません。それでハードルが上がり、「やっぱりわたしには無理」とモチベーションを下げては意味がありませんよね。なので、自分が疲れた時などは、心の声に従って、ちゃんと手抜きをしましょう。例えばおにぎりだけにする、スープジャーに前日の残りのお味噌汁を入れるだけ、でもなんでもOKです。
4)かわいいお弁当グッズを使いこなす
最近ではお弁当箱の中で活躍する数多くのグッズが販売されています。キャラクター柄に切り取れるノリカッターや、ピック、かわいい柄のアルミケースなどなど……。しかも、そのどれもが100円ショップで購入することができるので、マンネリ化してしまった時は役に立ちます。また、お弁当箱を自分の好きなものに変えてもいいですね。最近は曲げわっぱのお弁当箱が人気です。ほんのり木の香りがするので、大人にはぴったりです。
5)お弁当仲間をつくる
SNSでの発信を通じて、顔の見えない相手とお弁当仲間になることももちろんいいですが、一番は職場の同僚や友人など、身近な人でお弁当仲間を見つけること。お弁当を食べながら、使いまわしのきくおかずのレシピをシェアしたり、どのようにして苦労を乗り越えてきたかなどを話しあいましょう。きっと心強い味方となってくれるはずです。
肩ひじ張らず、自分のペースで始めてみよう
お弁当作りを楽しくできるコツをご紹介してきました。わたしも何度も何度も挫折してきた一人ですが、ようやく最近お弁当作りを楽しめるようになってきたのは、お弁当作りには自分も家族もうれしいことがあると気づけてからです。
お弁当作りは、家族や自分との交換日記。背伸びしすぎず、自分のペースで楽しんでみてくださいね。
監修:福田信厳(家事代行サービスCaSy・お料理研修講師)
photo/PIXTA
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