発想の転換で負担down↓洗濯の効率をあげる超簡単な方法
毎日の家事の中でもとくに洗濯は「天気が悪いと干せない」、「大きな物を干す場所がない」など、様々な問題が発生しやすいものです。小さな子どもがいたり、家族が多ければ多いほど、その分洗濯物は増えるし、共働きなら時間のやりくりも大変……。
そんな忙しいあなたに、毎日の洗濯をこなす上でのとっておきのコツを4つお教えしましょう。
洗濯は朝するもの、と思い込んでいませんか?
家事の中でも洗濯は、比較的コツを必要とするものかもしれません。お日様の関係で、どうしても“朝”に洗濯したくなってしまいますが、意外にも“夜”に洗濯をするという人も少なくないのです。
夜に洗濯をするメリットは、何と言っても朝の忙しさから解放されること。そしてお風呂の残り湯を効率よく利用できること。電気代も日中よりも夜の方が安かったりするので、夜の洗濯は実はいいことずくめなんです。
また、夜に洗濯物を干すと、日中漂う排気ガスなどの汚れが少なかったり、風があれば室内に干しておくよりも乾きやすかったり、さらには洗濯物が日焼けしにくい、などの様々なメリットもあります。
しかし、もちろん夜に洗濯機を回すことには配慮も必要。お家の環境によっては隣近所の騒音になってしまうこともあるので、夜の洗濯が可能かどうかはきちんと確認してくださいね。
数日分まとめて洗濯、もアリ?
家族の人数が多くないのなら、毎日洗濯しなくても、数日分まとめて……という方法もあります。日によっては洗濯物がそれほど多くないこともありますよね。休みの日でどこにも出かけなかった時や、夫が出張で家にいない日などもそうです。そんな時は無理に洗濯しなくても、翌日に回して1日分洗濯機の稼働をスキップしてしまえば、ゆっくりすることができますね。
洗濯の回数を減らすことで水道代や電気代の節約にもなり、体も休めることができるのでオススメの方法です。どの家事も毎日行わなければいけないと思い込んでいることが多いのですが、洗濯については状況によって「やる・やらない」の判断をするというのがコツかもしれません。
乾燥まで一気にGO!
最近は、乾燥機付きの洗濯機を利用する方も多くいらっしゃると思います。忙しい現代人の生活スタイルに合わせた時代の流れなのかもしれませんが、洗濯から乾燥まで一気に全自動で行えるものも多いので、とても便利になったと感じます。家事の中でも洗濯だけは天気に左右されるので、このように乾燥まで一気にできてしまう洗濯機を利用するというのも、忙しい毎日を乗り切るためのコツといえるでしょう。
電気代はもちろんその分かかってしまいますが、忙しくてもスイッチひとつで済み、洗濯の終了=乾燥も終了していて、あとはたたむだけ……というのは、究極の時短家事といえるのではないでしょうか。
食事の支度はなかなか機械を頼ることはできませんが、家事の中でも掃除や洗濯は状況に応じて“まとめて”やることもできてしまうので、コツさえつかめば時間を上手に使うことが可能になりますよね。
洗濯物を外に干すのを止める
少し極端な事例ですが、洗濯物を単に乾かすだけであれば、外に干すという選択をあえてやめてみるのもいいでしょう。その代わりに提案したいのは、“脱衣所に干す”という方法。
脱衣所で洗濯機を回し、洗い終わったらそのままハンガーにかけ、吊るす。乾いたらそのまま脱衣所に収納、という工程にするだけで、濡れた洗濯物を移動させる時間が単純に減ることになります。
もちろん、お日様の光を浴びた洗濯物のほうが、次の機会に着ていて気持ちのいいものです。でも圧倒的に効率重視!という方であれば、ぜひこうした“無駄な工程を省く”という方法も視野に入れてみてください。
洗濯にも、自分なりの工夫を加えよう!
洗濯にもまだまだ改善の余地がありそうだということがわかりましたね。
でも、自分でも機械でもなく、誰かに洗濯物の煩わしい作業をお願いしたい時は、家事代行サービスの利用もオススメです。干す、畳む、しまうといったすべての工程でお手伝いをすることができます。忙しくてどうにもならない!なんて時は、そういうサービスを利用するのもひとつの方法かもしれません。
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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