目から鱗!イザという時に慌てない緊急対処法~洋服編~
前回は、『忙しい時こそ役に立つ!緊急対処法 ~靴編~』でした。今回は、洋服編。コーディネイトも決まり「さて着よう!」と思った時に見つかる、洋服の「困った」「どうしよう」。皺・毛玉・黒い服につく白っぽい繊維・ボタン取れ・フックやホックのはずれ、思いつくだけもかなりありますよね。それらに慌てることなく対処する解決方法を、お伝えしたいと思います。
【1】ヨレやシワ対策
洗濯後、たたいたり伸ばしたり、きちんとシワをとって干したはずなのに、ハンガーのラインがついたり、変なところが浮いてしまったり。洗濯バサミの跡がついたりして、困ることはありませんか。アイロンをかけて収納したはずなのに、たたみ皺がしっかりついてガッカリ……なんてことも。
そんな時でも、これがあれば安心です。軽くて使い勝手のいい、ハンディタイプのスチームアイロン。最も便利だなと感じるのは、アイロン台を出す必要がないところ。急いでいる時には、ひとつでも出すもの・しまうものが少ない方がいい。
ハンガーにかけたまま、裾をクッと引っ張って生地を伸ばしながらかけると、あっという間に、ヨレもシワも取ることができます。衣替えで、久々に出したニットやコートのシワも、驚くほどきれいに取ることができます。
【2】毛玉やほつれ
素敵な洋服を着ている・コーディネイトも決まっているのに、その洋服に毛玉がたっぷりとついていたら、ちょっと残念。これからの季節、生地によっては、大して着ていないのに、洋服同士の摩擦で毛玉ができやすいものもあるかと思います。
そんな時に便利なのが、毛玉取り。ブラシタイプの物や、手のひらサイズで、電池で動くものなどいろいろありますが、短時間で済ませたい方にお勧めなのが、こちら。
コード付きでパワーが減少することなく、カット面も大きい毛玉取り器です。あっという間にきれいになりますが、器具を押しつけたり、でこぼこした場所で使うと、生地に穴が開いてしまうことがあるのでお気をつけ下さいね。
【3】濃い服に付く繊維
黒や紺など濃い色の洋服。気がつけば素材違いの洋服の白やクリーム色、グレーやベージュの繊維がつき、きれいに見えないことがあります。そんな時は粘着テープの出番です。靴を履いてからでも使えるよう、玄関先に置いておくと便利かもしれません。我が家は、外出先でも使うことができるよう、車の中にも一つ入れてあります。
【4】ボタン取れ
ボタンが取れていることに気がついたときのため、私はいつも、針2本に、白と黒の糸を通した状態にし、はさみとセットにしておいてあります。これで、少し時間を短縮することが可能です。また、ボタンが見つからない時のため、衣類を捨てる時、いくつかボタンをはずして取っておくことがあります。Yシャツなどは、全く同じものはなくても、似たようなものをつけることが可能です。
【5】留め具の取れや裾のほつれ
ボタンや留め具が取れ、修正する時間がない時のために、わかりやすいところに、安全ピンを置いておきます。一つ・二つはバッグの中に入れておくと、裾がほつれたときなど、役に立つこともあるかもしれません。
出先で何もない状態で気づいたら、100均ショップで売っている両面テープやビニールテープで、裾のほつれを留めて応急処置をしましょう。
【まとめ】
なるべく短時間で、衣類のトラブルに対処するには、日頃からソーイングセットを持ち歩いたり、近くに100均一ショップがあれば使えるアイテムをチェックしてみるといいでしょう。
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