育児だけじゃない!共働きの夫に家事をしてもらうための3つの心得
子どもの面倒は見てくれるけれど、家事はほとんど手伝ってくれない……という夫にうんざりしていませんか?
もちろん育児も大変なのですが、共働きの妻にとって大変なのは、家事も同じ。しかし、その状況に気づいていない夫が多く、妻が不満を持つことも多いようです。そんな状況を回避するためのポイントをご紹介します。
■家事は育児よりも時間がとられることを理解してもらう
共働きの妻にとって最も大変なのは、実は育児ではなく家事であり、家事こそ時間がかかるものの代表格だということを、夫に知ってもらいましょう。
最近ちょっとしたブームになっている「イクメン」ですが、実はこの言葉の定義には「家事をする夫」という概念は含まれていません。あくまで子育てを積極的に楽しみながら、自らも成長していこうとする男性のことを指しています。
もちろん、夫が育児に積極的になってくれるのは、妻にとっても子どもにとっても嬉しいことです。しかし、共働きの妻のことを本当に理解してもらうためには、実は育児より家事のほうが時間と労力がかかるものだということを、理解してもらう必要があります。
理解が十分でないと、「俺は育児をしっかり手助けしているつもりなのに、甘えているんじゃないか」と勘違いされてしまう可能性も。
夫婦ともども気持よく毎日を過ごすためには、育児以上に家事は大変な仕事だということ、そして育児だけでなく、家事も手伝ってほしいということを、しっかり夫に伝えておきましょう。
■役割分担に縛られない
共働き夫婦の場合、お互いの負担を減らすために、子どもができる前から家事分担を決めている人も多いでしょう。しかし、子どもが生まれた後は、これまでの家事分担に縛られず、気づいたほうが行うような習慣をつけたほうが、お互いに楽になります。
これまで家事分担がうまくいっていた共働き夫婦であっても、子どもが生まれることで状況は大きく変わります。これまで家事にかかっていた時間や、休息の時間を育児に割り当てる必要があるため、これまで問題のなかった家事分担が、急にうまく回らなくなった……というご家庭も少なくありません。
子どもが生まれると、生活はどうしても子ども中心になります。子どもを健やかに育てるためにも、これまでの家事分担を見直したり、家事分担に縛られずに、お互いの様子を見たりして、臨機応変に対応する大切さを、夫に知ってもらったほうが良いでしょう。
■週末に一緒に料理を作る
家事の中でも、妻の担当となることが多い料理。しかし、育児をしていると、料理も手間暇かけてはいられません。
こうした苦労を知ってもらうためにも、週末は夫とともに料理をしたり、一週間分の料理の下ごしらえを夫と共に行ったりするなど、週末を利用して料理の大変さを夫に知ってもらいましょう。
共働きの場合、大変なのが夕飯の準備。ただでさえ、家事の中でも時間がかかるのに、「お腹すいた」という子どもの声に急かされながら、仕事着のまま夕食の準備をする慌ただしさは、それこそ体験しなければわからないものです。
だからこそ、せめて休日だけでも料理の大変さや煩雑さ、そして料理本来の楽しさを知ってもらう機会にあててみてはいかがでしょうか。
【おわりに】
家事の大変さは、実際にやってみないとわからないものです。「こんなに大変なのに、なぜ手伝ってくれないの?」と不満に思ったら、まずは夫と一緒に家事を行うことからはじめましょう。
夫へのちょっとした呼びかけから、あなたの家事の負担が少なくなるかもしれませんよ。
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