吸水力が復活!月に1回でOKな珪藻土マットの簡単お手入れ方法
吸水性に優れる珪藻土(けいそうど)マット。普通のマットと違い洗濯の必要がないので愛用している人も多いのでは。しかし、この珪藻土マット、いつの間にか吸水性が落ちてきた気がする……なんてことはありませんか?
「買い換えるしかないのかも」と思いがちですが、実はお手入れすれば、吸水性を高めて快適に使うことができます。
今回は珪藻土マットが吸水力が落ちてきてしまった場合のお手入れ方法や注意点を紹介します。
Contents
珪藻土マットのお手入れ方法
吸水力の落ちてきた珪藻土マット。どのようにすれば買った時の吸水力を取り戻すことができるのでしょうか?
1:日陰干しをする
珪藻土マットは水洗いできるものとそうでないものがあります。
水洗いできるものは水洗いし、さっとタオルなどで表面の水分や汚れを拭きましょう。水洗いできないものはタオルで拭くだけで十分です。そのあとは風通しの良い日陰で干してください。
これをするだけで珪藻土マットの吸水力は回復します。できれば月に1回、家族が多い場合は2回程度の頻度でやってみてください。
2:皮脂汚れには紙やすりを使う
珪藻土マットの吸水力が落ちてしまう原因には、足裏などの皮脂汚れが付着してしまうことが挙げられます。皮脂の膜のせいで、水がマットの中に入り込むことを阻害してしまうのです。
そこで試して欲しいのが、紙やすりを使用して皮脂汚れを取るというもの。この場合、目の細かい紙やすりを使用してください。
珪藻土マットの表面をまんべんなくゴシゴシと紙やすりで擦っていきましょう。粉が出ますが、気にせず行ってください。最後にタオルなどで粉を拭き取って完了です。
珪藻土マットを使う際の注意点は?
珪藻土マットを使う際の注意点はただ一つ。珪藻土マットが割れやすい素材であることです。珪藻土マットの割れを防ぐためのポイントをいくつか紹介します。
1:直射日光に当てない
珪藻土マットを干す時は日陰干しとお話ししましたが、それをしないと珪藻土マットが割れてしまう原因になります。
直射日光に当ててしまうことで、珪藻土マットが反る原因となります。そのまま上に乗るなどして使用することで珪藻土マットが割れてしまうのです。
珪藻土マットは日陰干しが鉄則です。
2:段差に設置しない
珪藻土は必ず凹凸のない水平な場所に置くようにしましょう。段差のある部分に設置したまま上から体重をかけてしまうと、珪藻土マットが割れてしまう可能性があります。
強い衝撃が割れの原因になるので、立てかけて置く時も倒れないように注意してください。
3:不安定な場所に設置しない
これは段差の上に設置しないのと理由は同じです。
柔軟性のあるマットなどの上に置いてしまうと、珪藻土マットの上にかかる重さが大きくなり、体重がかかる場所もピンポイントになります。
珪藻土マットは必ず平らな場所に置くようにしましょう。
もしも割れてしまったら?
もし珪藻土マットが割れてしまっても、お風呂上がりのマット以外にも使い道がたくさんあります。まず怪我をしないよう、割れてしまった場所に粗めのやすりをかけて角を取りましょう。
珪藻土マットは湿気を吸収してくれるので、シュークローゼットの敷いたり、ペットのトイレの下に敷いたりという使い道があります。すぐに捨ててしまう前にリサイクルしてみましょう。
定期的なお手入れで長く使おう
珪藻土マットは非常に使い勝手が良く、物によっては手頃な値段で購入できます。しかし、吸水力が落ちたからといってすぐに捨ててしまってはもったいないですよね。
昼間にちょっと外に干しておくだけで、吸水力がアップし、より長く使うことができます。定期的に簡単なお手入れはするようにしましょう。
photo/PIXTA
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