もう分担でもめない!子育て中の共働き夫婦の家事の5つのコツ
子育て中の共働き夫婦の場合、どちらかに負担がかかりすぎないよう、家事を分担するケースが多いでしょう。しかし、お互い仕事がある中、子育てをするだけでも至難の技です。それに加えて当然、家事もないがしろにできません。
うまくいくには上手に家事を分担することですが、もめてしまう夫婦が多いのも事実。今回は家事分担でもめないようにするための、5つのコツを紹介しましょう。
【1】お互いに無理がない分担方法を話し合う
共働きの場合、お互いの仕事の忙しさや休みの関係、出勤や帰宅の時間などによって行える家事の種類が違ってきます。
まずはお互いの状況を考えて、無理がない分担方法を話し合うことが重要。平日が忙しい人の場合には、休日の家事の分担を増やすなど工夫して分担をしましょう。
しっかり話し合いをして、お互いが不平不満を感じないようにすること。そして実際に分担がスタートした後も、分担方法が適切かを、定期的に話し合うことが大切です。
【2】相手のやり方には口出ししない
家事というのは、どうしても人によってやり方が違うもの。せっかく家事をしたのにやり方が違うと責められては、やる気もなくなってしまいます。
基本的に、相手に任せた家事についてはやり方に口出しをしない、というのがうまくいくコツ。
もしどうしても相手のやり方が気になるという場合には、その家事は自分が引き受けるようにし、相手のやり方を変えさせるという方法は取らない方が無難です。
そのことで家事の負担が増えるようであれば、子育てのフォローを積極的にお願いするなど、2人の話し合いの上で分担のバランスを変えることも、時には重要なことです。
【3】必要に応じて変更は柔軟に
一旦分担するためのルールを決めたとしても、状況が変わり、実際にやってみたら違う方がよかった、ということはよく起こります。その場合にはその都度話し合いをして、柔軟に対応すると良いでしょう。
「一度決めたルールだから」と不満を持ったまま分担を続けてしまうと、いつか爆発することにもなりかねません。必要に応じて見直しをして、お互いに無理なく続けられるようにすることが大切です。
【4】お互いに当事者意識を持つ
共働き夫婦の家事分担の不満でよく聞かれるのが「相手が『手伝う』という言い方をするのが不満」という意見。
「手伝う」という言い方は、基本的には相手が主に行う仕事だという意識があるから出る言葉。当事者意識がないということで不満を持つ人が多いようです。
一緒に生活をしているのですから、一緒に家事をするのが基本という意識を持って接すると、もめごとになる確率が少なくなります。基本的な分担は決めておくのがおすすめですが、ある程度は「できる方がやる」という意識も持っておいた方が良いでしょう。
【5】感謝の気持ちを忘れずに
家事は完全に半分に分担する、というのは難しいもの。そのため、自分の分担が多いと感じる側には特に不満が生じてしまいがちです。その不満が大きくならないようにするには、お互いに感謝の気持ちを忘れないことが大切。
簡単なことでも、「ありがとう」と伝えるよう心がけましょう。
誰でもはじめはそうですが、特に男性は赤ちゃんの世話は慣れないもので、すごく不安を感じています。積極的に子育てに参画してくれる夫には、「ありがとう」とねぎらいの言葉を、しつこいくらいにかけてあげましょう。
共働き家庭の子育ては、目に見えないストレスとの戦いが常にあります。感謝の気持ちをお互いに伝え合うことは、大きな心の支えとなるでしょう。
【おわりに】
ここまで家事分担のコツをお話ししましたが、余裕がなくて切羽詰まってしまうよりは、たまにはサボって少し楽をすることも大事です。
完璧主義な方ほど、一生懸命やってしまうものですが、時には夫婦で話し合う時間を設けたり、休みをとったりすることが大事だったりします。その点も、2人で話し合ってリズムを見つけていきましょう。
またゆっくりと子どもとの時間を持つことで、翌日から頑張る気持ちも出てきます。あまり完璧にやろうとせず、意識的に余裕を持っていたいものですね。
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