仕事と子育てしながら自分らしく輝くために大切にしたい3つのこと

「出産後も仕事を続ける」という意欲を持ちながらも、子供が生まれてからその気持ちが揺らいだ経験はありませんか。でも、仕事は生活を支えるだけでなく、自分らしくいられるためにも大事なこと。仕事が好きなら、ぜひ続ける選択をしたいものです。仕事と育児を両立させ、幸せに働き続けるために大切にしたいことを考えていきます。

【1】子供と「心」でふれあう

時間に追われるなかでも、子供と一緒にいる時間は子供の心に気持ちを向けたいものですね。短い時間のなかでコミュニケーションすることを大切にしましょう。

例えば保育園からの帰り道は、親子で一緒に過ごすための貴重な時間です。家までの道のりを急ぐことに集中せず、子供が道端に咲く花に興味を示したら一緒にそれを眺めることで、子供と心でつながることができます。

そのほか、寝る前の10分間に本の読み聞かせの時間を設けることも親子のコミュニケーションには有効。できれば親子で一緒になって楽しめる本を選ぶのがよいでしょう。同じ楽しみを共有することは、温かな記憶となって大きくなっても心に残りやすいものです。

【2】リラックスできる時間を作る

ママに気持ちの余裕がないと、どうしてもイライラしがちに。忙しく働いたあとにリラックスする時間を持つメリハリのある生活は、健康のためにも大事なことです。子供が寝たあとに好きな音楽を聴きながら寛いだり、丁寧に紅茶を淹れてみたりと自分なりのリラックスタイムを設けましょう。

夜は子供と一緒に早く寝て、早起きするのもいいでしょう。朝いちばんに太陽の光を浴びれば体のリズムも整い、その日一日のやる気もアップします。一杯のコーヒーで目を覚まし、好きな音楽を聴きながら、自分のペースで家事をするだけでもリフレッシュするでしょう。

【3】仕事は量より質！スキルアップを目指す

同僚が残業しているなかで帰宅する後ろめたさは、働くママの多くが経験しているのではないでしょうか。育児期間中は仕事に多くの時間をかけられませんが、その分、質の高い仕事を目指したいものですね。時間を上手に使って、スキルアップの時間を設けましょう。

例えば、仕事に役立つ資格を取得するのもひとつの方法です。通勤時間や休日の早朝などたとえ短い時間でも、コツコツと長く続けることで力がつくものです。仕事に役立つ知識やスキルを身につけて職場に還元できれば、長時間働けないデメリットをカバーできます。そして自分自身のためにも、培った力は将来に向けて活かすことができます。

仕事で輝いているママは、子供にとっても誇らしいものではないでしょうか。「母親」という役割をこなしながら、「私」というアイデンティティーを持つことは、自分自身だけでなく子供のためでもあると思うのです。