えっ?お家の洗濯機でスニーカーが洗えちゃうの!?その超簡単な方法
春から夏にかけては、コーディネート的にもスニーカーが大活躍!爽やかさやアクティブ感を演出できて重宝しますよね。しかし、合わせやすく歩きやすいため登場回数も多く、いつの間にかガッツリ汚れが……なんて経験をした人も多いのではないでしょうか?かと言って、スニーカーを洗うのはなかなか面倒。汚いまま履き続けてしまったり、中には捨ててしまう!という人もいるのだとか。
しかし、実はスニーカーの多くが洗濯機で洗えるということをご存知ですか?今回は、一見大変そうなスニーカーの洗濯を簡単に行えるテクニックについて紹介します。
Contents
スニーカーが汚れる原因は?
スニーカーが汚れてしまうなんて当たり前のこと!そう考える人は多いですよね。スニーカーについてしまう汚れの原因の多くが砂や土が原因。ただアスファルトの上を歩くだけでも、人混みの中であれば立ち上った砂埃などであっという間に汚れてしまいます。
さらに雨の日などに履いてしまうと、泥汚れが染み付いてしまい、より頑固な汚れになるのです。
洗濯できるスニーカーの素材は?
洗濯機でスニーカーを洗濯できるとは言っても、素材や形によって洗濯ができないものが多いのでは?なんて考えてしまいますよね。
しかし、通常の手洗いと同じく、革やスエード素材以外のスニーカーは洗濯機で洗うことができるのです。ただ、素材は洗える条件をクリアしていても、形や飾りの有無によっては洗濯機を使えないものも。スニーカーでもヒールがついているものなどは、洗った際に洗濯槽や他の靴を傷つけてしまう可能性があるので、洗濯機での洗濯は避けた方が無難です。
洗濯機でスニーカーを洗う方法は?
それでは実際に洗濯機を使ってスニーカーを洗う場合は、どのような手順で行えばよいのでしょうか?思ったよりもずっと簡単ですよ!
1: 靴底の汚れを落とす
まずは靴底についた土や泥の汚れをしっかり落としましょう。と言っても、大げさに水洗いなどをする必要はなく、使い古した歯ブラシや目地ブラシなどで靴底の隙間などに入り込んだ汚れをゴシゴシかき取っていきます。
小石などが挟まっているものをそのままにしてしまうと、洗濯機の中を傷つけてしまう可能性があるので、必ず取り除くようにしてくださいね。
2: 紐やインソールを外す
靴底の汚れを落としたら、紐とインソールを外します。インソールは外したのち、一緒に洗濯機に放り込んでもOK!紐は縮んでしまう可能性があるので、同じ洗濯機で洗うことは避けましょう。
紐の汚れが気になる場合は、中性洗剤を使い、部分的に汚れをこすって落とします。
3: 洗濯用ネットにイン!
付属品を外したスニーカーは洗濯用ネットに入れます。洗濯槽の凸凹で靴底に傷がつくことを防ぐと同時に、洗濯機の中でスニーカーが回って大きな音が出てしまうことを防いでくれます。子ども用のスニーカーなど、小さなものはいくつかまとめてネットに入れてもOKです。
クッション性の高い靴用の洗濯ネットなどもあるので、それを使うとなおよし!ですが、普通の洗濯ネットでも問題ありませんよ。
4: 洗濯機は通常モードで!
靴は頑固な汚れが染み付いてしまうことが多く、どうしてもパワフルモードで洗濯したい気持ちがわきあがりますよね。しかし、靴底が激しく洗濯槽にぶつかることで故障してしまう危険性もあるので、そんな気持ちをグッとこらえて通常モードでお洗濯を。
靴は衣服よりも複雑な形をしているため、すすぎ残しが生じないよう液体洗剤の使用がオススメです。
5: 乾かす際は日陰で
洗濯機での洗濯が終わったら、水をしっかり切ります。脱水をしているとはいえ、スニーカーの中には水分が溜まってしまいやすいので、タオルなどで今一度水分を拭き取りましょう。
その後は、風通しのいい日陰に干しておきます。直射日光に当ててしまうと色あせの原因になってしまうこともあるので注意してくださいね。
蒸れやすいスニーカーは、水分が残ったまま履いてしまうとカビ発生の原因に。少々時間はかかりますが、完全に乾くまで日陰に置いておきましょう。
簡単な洗濯方法で足元に清潔感を!
ブラシでゴシゴシこすって、水を切って……手洗いするとなると、どうしても面倒に感じてしまうスニーカーの洗濯。キャンパス生地のスニーカーの場合は、ブラシでこすることでの毛羽立ちなども気になります。しかし、洗濯機を使えば、そんな心配もなく脱水までしっかり行ってくれます。
おしゃれは足元から。洗濯機で簡単にスニーカーを洗って、清潔感のあるスタイルで毎日を過ごしましょう。
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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