トイレの黒ずみにバイバイしよう!効果的な掃除方法は?
あとで時間がある時に、と、後回しにしてしまいがちなトイレ掃除。毎日使う場所でありながらも、気付けば前回掃除した時が思い出せない、黒ずみが…なんてことはありませんか?
放置しておくとなかなか取れない頑固な汚れになってしまうトイレの黒ずみ。今回はその原因と落とし方、さらには予防策やそのためのおすすめグッズまでご紹介!
Contents
トイレの黒ずみの原因
トイレの黒ずみの主な原因は尿石、水垢、カビなどの雑菌の蓄積によるものです。特に水溜りや便器の縁は汚れが集まり、見逃しやすいため、発生しやすくなっています。
密閉空間であるトイレは湿気がこもりやすく、雑菌が発生しやすい環境です。放っておくとどんどん蓄積され、家庭用の洗剤では取れない、なんてことも…。そうなる前に気づいたらすぐに掃除をし、黒ずみの原因を除去し、予防していきましょう!
トイレの黒ずみを除去する方法
黒ずみにも程度や原因がそれぞれ家庭によって異なってきます。それぞれ状態に合わせた対処法でお掃除をしていきましょう。
注意すること
お掃除をする前に、気をつけたいことがいくつかあります。
取れないからといって、複数の洗剤を合わせて使うことは絶対に避けましょう!特に塩素系の洗剤と酸性の洗剤が混ざると、人体に有毒な塩素ガスが発生しとても危険です。また、酸性とアルカリ性の成分が混ざると、中和作用を起こして効果が半減してしまう恐れもあります。
洗剤によっては建材などを損傷してしまうこともあります。その洗剤がトイレに使えるものか、しっかり注意事項や表記を確認してから使用してください。また換気も忘れずに行いましょう。
軽度のもの
それではいよいよ、お掃除の方法へ入っていきましょう。まずは最近うっすら見え始めた、という軽度なカビや黒ずみの落とし方です。こういった汚れは、中性洗剤で十分落とすことができます。
ついて2ヶ月以内であれば、いつものトイレ用洗剤とブラシで十分落とすことができます。少し落ちづらい場合は、洗剤を塗布して20分ほど置いたあとにブラシでこすれば落ちることがほとんどです。汚れ部分を狙って広範囲に密着させられるスプレー式のトイレ用洗剤がおすすめです。
重度、頑固なもの
いつからあるかわからない…という頑固そうな汚れは、通常の洗剤では取れないことがあります。
「カビ」が原因の黒ずみ汚れには、塩素系漂白剤が有効です。黒ずみ部分に塗布して、20分程度置いたあとに流してみましょう。
一方、黄ばみの場合は尿石が原因の可能性が。尿石は酸性汚れなので、アルカリ性の塩素系漂白剤では取ることができません。黄ばみを放っておくと黒ずみに変化してしまうことも。塩素系漂白剤で取れない汚れには、クエン酸や酸性洗剤を使ってみましょう。やり方は塩素系漂白剤と同様、塗布して時間を置き、ブラシで擦って流すだけです。
湿布法
便器の湾曲部分はどうしても洗剤が流れていってしまう…汚れが頑固で落ちない!
そんな時には湿布法を試してみましょう!手順は簡単です。
- 洗剤を汚れ部分にかける。
- 洗剤をかけた部分にトイレットペーパーを貼り付け、さらに洗剤を上からかけ、15分程おく。(今回はアルカリ性のものを使いました)
- この間にそのほかの壁や床を拭いたりなど他の部分を掃除し、時間を有効活用しましょう!
- 最後に専用ブラシで汚れ部分を擦り、流してあげましょう。
実際湿布法をやってみたBefore Afterです。
手前側が完全ではありませんが、奥側はしっかりと汚れが落ち、綺麗になりました。ぜひ皆さんも試してみてくださいね。
トイレの黒ずみの予防
今ではドラッグストアなどでたくさんのトイレ掃除、汚れ対策グッズが販売されています。
しつこい汚れになってしまう前に、黒ずみ予防できるおすすめグッズをご紹介します♪
トイレスタンプ
無臭のものから香りがあるものまで様々販売されています。トイレの便器の湾曲部分に2〜3箇所、スタンプするだけ。これだけで流すたびに掃除がされているので汚れを予防することができます。
タンクに重曹を入れる
こまめに掃除をしているはずなのにすぐに黒ずみができてしまう、という方はタンク内に原因があるかも?密閉されているタンクの場合、特にカビが発生しやすいです。タンク内のカビが気になる場合、タンクの中に大さじ1杯ほどの重曹を入れてみてください。重曹の力でタンク内のカビ防止になり、便器のカビの発生予防にも効果的です。
日頃から汚れを予防することが重要
毎日使うトイレ。パッと見た時は汚れていなくても、隠れている部分は思っている以上に使うたびに汚れてしまっています。毎日ではなくとも、週に一度、便器内を洗剤とブラシで擦って掃除してあげることで、黒ずみの蓄積を抑えることができます。
トイレ掃除は面倒で避けてしまいがちですが、汚れがひどくなってからの方の掃除の方が大変です。月一、週一、毎日、と、汚れやすい箇所に分けて定期的にお掃除をすることを習慣づけ、綺麗で清潔的なトイレを保ちましょう♪
家事代行の利用もおすすめ
「なかなか自分でやっても落ちない」「トイレ掃除まで手が回らない」といった方は家事代行にお願いするのも一つの方法です。プロだからこそのお掃除テクニック、手際の良さでピカピカのトイレに仕上げてくれます。
家のお掃除全て自分でやらなきゃ…と気負わず、自分でできる範囲は自分で、手の行き届かないところは家事代行などのプロにお願いすることでお掃除の負担も減り、清潔な家を保つことができますよ。また、ご家庭にあったお掃除のアドバイスなどももらうことができ、今後のお掃除にも役立つかも!?
まとめ
放っておいて気づいた時にはできてしまうトイレの黒ずみ、目を背けたくなってしまう方も多いと思います。ですが、家族全員が毎日使う空間だからこそ、しっかり定期的にお手入れし、綺麗に保てるよう心がけていきましょう!
photo/PIXTA
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます