工程は3つだけ! ごちゃごちゃしやすいキッチン下収納の整理術
普段の料理の使用する調味料や缶詰はキッチン下などの収納にしまっている、という人は多いはずです。
実はこのキッチン下収納は「朝にコーヒーを飲むから」「料理に毎回塩コショウを使うから」と言った理由で、どんな人でも一日のうちに頻繁に開け閉めしている場所の一つです。
頻繁にモノを出し入れしているからこそごちゃごちゃしやすく、「あれ? あの調味料あったはずなんだけど……どこにいったっけ?」なんてことが起こりがちです。
今回は、前回に引き続き、CaSyのお掃除代行で活躍する瀬戸島さんに、キッチン下収納のコツをお聞きしました!
30分で完了! CaSyキャストが教える「簡単クローゼットの収納術」
Contents
放っておくとどんどん使いづらくなるキッチン下収納、どう整理する?
毎日開け閉めして、色々なモノを増やしていくとどんどん散らかっていくキッチン下収納。
瀬戸島さんが、キッチン下収納を開けた瞬間の、筆者宅のキッチン下収納はとんでもない状態になっていました。料理のたびに使う調味料が発見できずに時間を無駄に使ってしまう日々。
恐る恐る「こんな状態なんですが……大丈夫ですか?」と聞くと、「はい、キレイに片付きますよ!」と頼もしい一言が!
1: まずはすべてのモノを収納から出してみる
まずは収納の中に入っていたモノたちをすべて出します。こうすることで、まずどんなモノがここに入っていたかを確認することができます。
この際、しっかりと収納の中にこぼれているモノを掃除機などで吸い取り、中をしっかりと拭き取っておきましょう。
ここで瀬戸島さんが一言。
「お! カゴがあるんですね。これがあれば、キッチン下収納の整理はグッとはかどりますよ!」
大きく分類すると、料理に関するモノを収納していることが多いキッチンした収納ですが、これをさらに細分化して分けていき、カゴなどで区切って収納していくのだとか。
2: 収納のコツは「タテ」収納
さて、収納の中がキレイになったら、次は中に入っていたモノたちをざっくり分類していきます。
今回の分け方としては、
・乾麺類
・麺類のソース
・レトルト食品
・汁物レトルト食品
・ふりかけ
・缶詰
・その他
このように振り分けました。
瀬戸島さん流収納術のコツは「とにかくざっくり分けること」。
「あまり細分化してしまうと仕切りもたくさんの数が必要になり、逆に使った後どこにしまうべきかがわかりづらくなってしまうんです。とりあえずどこに何が入っているかがわかればOKですよ!」
自称・大雑把で面倒くさがりの瀬戸島さんならではの収納術です。
この「どこに何が入っているのか?」をわかりやすくするためのポイントとしては、「タテ」に収納していくこと。
下から積み上げるように収納していくと、下に何が入っているのか見えづらくなり、結果、ごちゃごちゃになる確率を高めてしまいます。
このタテにモノを入れる、の法則にしたがって、ジャンルごとにカゴにどんどん入れていくだけ。
途中段階ですが、最初の状態とは見違えるほどスッキリしてきているのがわかります。
3: あっという間にキッチン下収納がスッキリ!
なんと、入っているもののジャンル分け〜すべての入れ込みまで約10分程度でキッチン下収納の整理が完了!
右上から時計回りに、麺類、麺類ソース、レトルト、スープ系、ふりかけとキッチリ収まり、その横からインスタントラーメン、お米、缶詰、粉物と並んでいます。
今回分けたジャンルに入りきらなかったものはカゴを入れた際の余ったスペースに。
瀬戸島さん曰く「このタコライスの素やお好み焼き粉などの、常備しているものではなく、使うと一気に全部なくなってしまうこのなどは分類に入れずにあまりのスペースに入れてしまって大丈夫ですよ」とのこと。
4: 食品以外のものは作業台から遠い収納へ
我が家にはキッチン下収納のさらに下段にもう一つ収納があるので、そこもついでに収納整理!
「料理には関わるものだけれど食品ではなく、頻繁に取り出すものではないものは、実際に料理する場所から少し離れた場所に収納して、調味料などをできるだけ作業台に近いところに収納するのもテクニックの一つです」
そう話す瀬戸島さんは、洗剤やスポンジのストックをこれもまたキレイに「タテ」を意識してどんどん収納していきます。
しかし、もう仕切りを作るカゴがない! そう思っていると、
「お菓子の缶などがあればそれを使ってもOKですよ! 人から見える場所ではないので、仕切りにできるのであればなんでもいいんです」
たしかに、「収納をスッキリさせよう」と思うと気合いを入れてアイテムを準備しようとしてしまいがち。
しかし、そうしていると、なかなかアイテムが用意できずにいるうちにどんどん収納の中は散らかっていってしまいます。前回のクローゼットの整理に紙袋を使う、というテクニック同様、家にあるもので代用できるのは人目に触れない収納だからこそできる技!
少しのコツで、収納も毎日の料理もラクラクに!
「キレイに収納しなきゃ」とあまりに意識してしまうことで、なかなか進まない収納の整理。
・まずはすべてを出してみる
・ジャンル分けする
・タテに収納する
この3つのコツを押さえるだけで、とにかく簡単に、スッキリと収納することができます。
細かくやりすぎないざっくり収納をすることで、収納整理の時間も短く、実際に料理をする際の出し入れも簡単になりますよ!
次回は、子どものおもちゃや洋服に関する収納術を瀬戸島さんにお聞きします。
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