100均アイテムでできる!賢いコード収納でオシャレなインテリアへ
自分らしくいられる素敵なインテリアで部屋の中を統一しても、どうしても気になってしまうのが配線。すっきりしたシンプルなインテリアにしても、電化製品のコードだけはうまく収納できないことありますよね。
コードがたくさん同じコンセントから出ていると、見た目の問題だけではなく、掃除の時にも邪魔な上、ホコリがたまって火事の原因になってしまうことも……。
今回は、そんなコードの収納方法についてご紹介します。
Contents
コードを収納する前の注意点
まずはコードを収納する前の注意点を知っておきましょう。
①必要以上のタコ足配線をしない
タコ足配線とは、ひとつのコンセントの入り口に専用のタップをつけて、複数のプラグが使えるようにする方法です。とても便利ではありますが、通常1つのコンセントの定格容量は15アンペアです。タコ足配線をすると、定格容量を超え、発熱して発火する危険があります。
特にエアコンやストーブなど、強い電力を必要とするものはと一緒にする際には注意が必要です。必要以上に複数のコードを1つのコンセントから配線することは避けましょう。
②電力の強いコードはまとめない
コードを束ねるなどしてまとめる際にも、注意が必要です。強い電力を放つコードは、複数のコードと一緒にすると熱がこもり、発熱の危険性があります。束ねる際には消費電力の小さなものだけにしましょう。
③ホコリや湿気はこまめに拭き取る
長い間抜き差しをしていない、または洗面所など水回りの近くにあるコンセントにも注意が必要。こうした場所のコンセントには、ホコリや湿気がたまりやすいです。それが元で放電を起こし、発火する恐れがあります。
一度コンセントを外し、乾いた布などでホコリと湿気を拭き取るようにしましょう。
コードをまとめるコツ
次に、コードの収納方法についてです。コードをまとめる方法はいくつかあります。
①結束バンド
100円ショップなどでも売っている、結束バンド。一度は利用したことがある方も多いでしょう。結束バンドはコードを収納する際にも便利です。いくつかのコードをまとめて束ねた後、長さに応じて結束バンドをはさみで切るだけ。
最近では結束バンドとマジックテープが一体化したものも多く、はさみが不要でより使いやすいものもありますよ。バンドを使えば床から浮かせて収納ができるため、掃除もしやすいですね。
②ケーブルボックス
最近では室内をシンプルにスッキリ見せたい!という方が多いため、専用のケーブルボックスも多く販売されています。
おしゃれなケーブルボックスを選べば、インテリアの一部として見せることもできます。テレビ台やテーブルの上に置いておいても違和感がなさそうですね。炊飯器やコーヒーメーカーなど、キッチン周りのコード収納にも使えますよ。
③そのほかにもいろいろある!
専用のバンドやボックスを買わずとも、自分でアレンジしてできる方法もいくつかあります。
たとえば、ネットショッピングで購入した際に届く、洋服や靴が入っていたおしゃれな箱。置くだけでインテリアの一部にもなりますね。
また、100円ショップで売られている書類などを整理するためのファイルケースもおすすめ。手軽に複数購入できるので、並べて統一感を持たせることもできます。マスキングテープを使ってそれぞれがどのコードのものなのかを記載しておくと、より便利です。
ほかにもおしゃれな木箱を活用したり、バスケットの中に収納したり。自宅のインテリアのテイストに合わせて工夫してみるのもいいですね。
安全面に注意して、工夫を愉しむ!
コード収納といっても、様々な方法があることがわかりました。専用のものを購入してもよいですが、自分の工夫次第でただのコード収納も楽しみながらできそうですね。
ただし、どうしても見せたくない!といって壁の後ろにギュッと詰め込んだり、家具の下に挟み込んだりする方法はとても危険です。安全面には十分注意して、収納してくださいね。
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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