共働き家庭の夫たちに告ぐ!妻を怒らせない家事分担の心得・4つ
こんにちは、作家・イラストレーターの斉田直世です!
洗濯、掃除、アイロンがけに食事作り……毎日忙しい共働き夫婦にとって、家事の分担は欠かせませんよね。ゴミ出しやお風呂掃除などを、夫にお願いしているご家庭も多いのではないでしょうか。
その一方で、家事を手伝う夫たちから、たびたび聞かされるのが、「自分ではしっかりやっているつもりなのに、妻からは文句を言われる」「せっかく手伝っているのに、なぜか妻が不機嫌」などの不満や困惑の声。それって実は、家事分担に対する心構えの甘さが原因かも……。というわけで今回は、「妻が夫に求めている家事分担の心得」を4つご紹介したいと思います。
■家事とは家庭内の「仕事」である
自分が担当することになった家事は、必ずやるべき家庭内の「仕事」です。実際、仕事で任されたことなら、期限内に終わらせ、良い結果を出そうと必死になりますよね。「賃金が発生しないものは仕事ではない」という意見も聞こえてきそうですが、家という基盤が居心地の良い場所であるからこそ、心置きなく外に働きに出られるというもの。仕事同様、家事も責任感とプライドを持ってこなしましょう。
■免除されるのは「出張」と「病気」のみ
一度ゴミ出しを担当することになったら、飲み会で深夜に帰宅し翌朝二日酔いの状態でも、ゴミ収集車が来る時間までに、任務をやり遂げなければなりません。家事の免除を許されるのは、出張で家を留守にするときと、病気で動けないときくらいだと心得ましょう。家事は仕事なのですから、「疲れた」「今日ぐらいいいだろう」など身勝手な理由でサボってはいけません。
■尻拭いは夫婦不和のもと
夫が身勝手な理由で家事をサボった場合、その尻拭いをするのは妻に他なりません。妻にしてみれば、夫がやっておいてくれると思っていた家事に穴があき自分の負担が増えるわけです。期待していた分だけ落胆も怒りも大きくなります。それならばむしろ、最初から何も手伝わない、何もできない夫の方がマシ。どうしてもできないときは、その旨を直前ではなく前もって伝え、しっかり穴埋めをするようにしましょう。
■相手の仕事にケチをつけない
自分も家事をしているからといって、相手の家事にケチをつけてはいけません。「まだ汚れてるじゃないか」「俺の方が上手くできる」なんて文句を言っても、「そんなに言うなら、あなたがやってよ!」と家事分担を増やす結果になるか、妻を不機嫌にさせるだけです。目につくところがあったときは、何も言わずにそっと処理してください。
■感謝を求めるなら感謝せよ
家事分担で一番NGなのは、「手伝ってやってるんだ、感謝しろ」という態度です。「仕事で疲れているのに家事まで手伝っている。少しは感謝して欲しい」という気持ちは分かりますが、共働きの場合、それは妻も同じこと(ここに育児が加われば、妻の負担はさらに増えます)。感謝を求めるなら、まずは相手に感謝の言葉を伝えること。「いつもありがとう」と言われれば、「こちらこそありがとう」という気持ちになりますから。
■【おわりに】
全く家事を手伝わない夫がいる一方で、進んで家事に貢献している夫は、共働きの妻にとって、とても心強い存在です。しかし、たまにサボったり、ケチをつけたり、横柄な態度に出たりすることで、その評価が一気にマイナスに転じてしまったらもったいないですよね。一度任された家事は、仕事同様、きちんと責任を持ってやり抜くことが大切です。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます