料理のプロが教える!パパ&子どもの “おせちリメイク料理教室” 開催レポ

クリスマスが終わると同時に、街角に門松が並び始めましたね。今年も残すところあと4日!となると、そろそろ本格的にお正月の準備をしなくてはと焦ってしまいます。

お正月と言えば、おせち料理を連想する方が多いでしょう。そもそも『おせち料理』は、幸せへの願いやお家の中でも外でもいつも忙しいママがお正月に骨休めをする目的が込められた、大切な和食文化。本来は保存食の役割が強いのですが、昨今はお正月も営業しているお店が増え、その役割も変わりつつあるよう。家事代行サービスを運営するCaSyが今年行った調査によると、おせち料理に関する意外な事実がわかりました。

photo/PIXTA

・お正月におせちを食べる習慣がある人は約9割。
・自宅でおせちを食べる人の約7割は「飽きる」「余る」ため、美味しく完食できていない。さらに単品ではなく3品以上余ってしまう人がそのうちの6割にのぼる。
・余るおせち料理ランキング第1位は 昆布巻き、第2位は同率で田作りと黒豆。

■おせちに関する調査の概要■
調査対象者:20~70代の男女200人(女性172人 男性28人)
調査期間:2018年10月6日~9日
調査元:株式会社CaSy/調査方法:インターネットリサーチ

『おせち料理』を食べている人は多いのに、結局は食べきれずに余ってしまう……。そんな実態を踏まえて、家事代行サービスを運営するCaSyと調理家電を製造販売するテスコムは、『おせちリメイク料理教室』を開催!参加者はおせち料理の“ママを休ませる”という目的を継承するために、パパと子どもたち。調理家電を用いることで卓上で安全に料理を楽しめ、余ったおせちを有効活用しようと企画されました。

耳慣れない『おせちリメイク』という言葉に興味を持ったCaSyジャーナルは、その『おせちリメイク料理教室』にお邪魔してきました!

小学校2年生から6年生までの8人のお子様と7名のパパの計15名が参加したこの教室。最初は慣れない雰囲気に緊張しているお子様の姿も見られましたが、CaSyのお料理キャスト・山本直美さんによる『おせち料理』の説明が始まると一転!真剣な表情で聞き入ります。中でも「おせち料理はいつからあるの?」という質問には、予想をしながらパパと相談する場面も。正解は「1300年前!」だったのですが、想像よりもはるか昔からある文化に、「すごーい!」という声があちこちから聞こえてきました。

また、余りがちなおせちのランキングが紹介されると、今度はパパから「やっぱり」という声が。『昆布巻き』『田作り』『黒豆』は約3割の方が残してしまうという現実に、納得感があったようです。

おせち料理が、意外な姿に大変身!?

おせちについてお勉強した後は、いよいよ料理教室。今回は『昆布巻きと田作りのダシが凝縮!ごま風味鍋』、『ホットプレートで簡単茶碗蒸し』、『栗きんとんモンブラン』の3品の作り方を学び、親子で力を合わせてお料理していきます。これらのレシピを考案したのは、CaSyのお料理キャストの渡辺めぐみさん。「簡単で美味しいということを一番意識しました。お子さんはおせち料理はあまり好きではないかもしれませんが、ちょっとアレンジすれば振り向いてもらえるかも」と、お子さんを意識したメニュー作りをしたそう。

まずは昆布巻きと田作りを使った、だし作り。渡辺さんがデモンストレーションをしつつ、だしのとり方を教えてくれます。普段、だしをとる流れを見ることは少ないのか、子どもたちは興味津々。「いい匂いがしてきた〜!」と歓声が上がっていました。このだしは、『昆布巻きと田作りのダシが凝縮!ごま風味鍋』と『ホットプレートで簡単茶碗蒸し』に使用されます。

続いて、そのだしを使った『ホットプレートで簡単茶碗蒸し』の料理に入ります。三つ葉のデコレーションにこだわったり、卵液の混ぜ方を工夫したりと、それぞれのお子様の個性が存分に表れていました。

『栗きんとんモンブラン』を作る際は、パパの分まで盛り付けてあげるお子様が続出!トッピングとして取り入れられた黒豆を見て、「豆は嫌〜い」という声も出ましたが、スタッフから豆の栄養素やおせちの中での意味合いを聞いて、口をつける姿も。食育としてもとても貴重な場になっていたようです。

また、普段はお子様とお料理をする機会がなかったというパパも多く、初めての経験に戸惑いながらもお子様に優しく声かけをする姿が見られましたよ。

先出しレシピ!昆布巻きと田作りのだし

リメイクするおせちの材料:昆布巻き、田作り

材料

昆布巻き  5切れ程度
田作り   20g程度
水     1リットル弱
だしパック 1パック
※昆布巻きと田作りは目安です。余った分を使いましょう。

作り方

  1. 鍋に水、昆布巻き、田作りを入れ、火にかけます。
  2. 沸騰したらアクを取って火を弱め、5分くらい経ったら火を止めます。キッチンペーパーを敷いたザルで濾します。
  3. 濾しただし汁を再び火にかけ、だしパック1パックを入れて5分ほど煮出せば完成。

【料理キャスト・渡辺さんのワンポイントアドバイス】
だしをとった後の昆布巻きは、ほどよく味が抜けて鍋の具として美味しく食べられるのでとっておきます。また、田作りはブロッコリーや小松菜、三つ葉など緑の野菜と和えるとお酒のおつまみに最高です!

「おせち料理を見くびっていました……」

テスコムの卓上家電を使って3品を作った後は、いよいよお待ちかねの試食タイム!お料理にちょっと飽きていたお子様も、俄然元気に(笑)。早速、パパと並んで実食です。

「ウマイ!」お鍋を口に入れて、思わずそんな声をあげたパパ。昆布巻きと田作りから、こんなに風味豊かなだしがとれるとは思ってもいなかったそうです。「おせち料理を見くびっていました……こんなに美味しいんですね」という反応に、レシピ考案者の渡辺さんもニッコリ。

「ママはどれが好きそう?」と聞くと、みなさんが口を揃えて答えたのが、「モンブラン!」でした。私も試食させていただいたのですが、栗きんとんからできているとは思えない洋風の味で、甘さは控えめ。「これを食べたいから、栗きんとんを残しておこうかな」なんていうパパの呟きも聞こえてきましたが、確かに!納得です!

パパと子どもの料理を通じたコミュニケーションは、ご自身達も新鮮だったよう。「黒豆食べられないの?知らなかった」「意外にこだわるんだな」とパパは子どもの特性に改めて気づく場面も。子どもたちは「パパにあげる!」と栗をおすそ分けしたり、「熱いのはパパにお願い!」など役割分担を考えたりと、協力して作る過程を楽しんでいました。

試食後のお皿は、ピッカピカ!取材陣も思わず笑顔になるほど、みなさん本当にキレイに平らげていました。そのままだと余ってしまうおせち料理が、ほんの少しの工夫で大変身!フードロス対策にもなりますし、子どもに食べ物の大切さを教える貴重な機会になりますね。

最後にみんなでパチリ!

今回ご紹介した『昆布巻きと田作りのダシが凝縮!ごま風味鍋』、『ホットプレートで簡単茶碗蒸し』、『栗きんとんモンブラン』のレシピは、2019年1月3日更新予定のCaSyジャーナルで発表しちゃいます!ひとつだけ言えることは……来年のおせち料理の中から“あえて”、『昆布巻き』『田作り』『お煮しめ』『栗きんとん』『黒豆』をちょっとだけ残しておいてくださいね♪

photo/MAMI

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