予防掃除で大掃除いらず!すぐ溜まるホコリに効果的な対策とは?
掃除や洗濯、料理などの家事を効率的にできたら、忙しい毎日にもゆとりがもてるのに!と思ったことはありませんか?それ、ほんのちょっとの工夫とアイディアで、簡単に家事の時短ができちゃうのです。
汚れてしまう前に対策する『予防掃除』やホコリが溜まるのを予防する『柔軟剤スプレー』で、効率的な家事を目指しましょう!ちなみに、これらのポイントを押さえれば、大掃除なんて必要ない!かも?
汚れを予防する
掃除を簡単にするポイントは、汚れる前に予防すること。
例えば、ジャバラの間にホコリが入ってしまって掃除が大変な洗濯機の排水ホースには、ラップを巻いて汚れを予防。冷蔵庫や換気扇の上もラップでカバーすれば、油とホコリのがんこな汚れもラップを取り換えるだけで簡単にリセットできちゃいます。ちょっとしたひと手間で汚れを予防して、毎日の掃除を簡単にしましょう。
ニオイ問題を解決してくれる裏技
生ごみのニオイには『お酢スプレー』。ゴミ袋の底に新聞紙を敷き、お酢を水で割った『お酢スプレー』をかけるとニオイが軽減します。また、生ごみが出るたびに直接重曹を振りかけておくと、重曹の消臭効果でニオイを予防できます。また、生ごみ回収日の前日に肉や魚などのニオイの強い食材をまとめて調理して作りおきするのもアイディアのひとつ。
また、靴箱やトイレなどニオイの気になる場所には、重曹にアロマオイルやハッカ油を数滴垂らせば、除湿消臭もできる芳香剤になります。ドリップコーヒーを淹れた後に出る『コーヒーかす』にも消臭と除湿の効果あり。しっかり乾燥させてゴミ箱にふりかけたり、ビンなどに移し替えて冷蔵庫や靴箱に入れて使いましょう。
小分け収納でスムーズに時短
使う分ずつ分けてしまっておくのが『小分け収納』。ちょっとの工夫で、スムーズに家事を進めるアイディアです。
例えば、子どものインナーなど毎日必ず着る服を小分け収納。パンツと靴下とシャツを1日分ずつ分けて収納すれば「ママー!着がえ出しておいて!」をなくすことができます。お下がりの洋服はまとめて保管しておきますが、いざ使いたい時にお目当ての服がなかなか出てこない!なんてこと、ありませんか?大きめのジップロックにサイズを書いて収納しておくと、見やすいので探しやすくなります。
お弁当に使うおかずも、食事の準備のついでに1回分ずつ小分けにしてストックに。紙のおかずカップに入れて冷凍すれば、お弁当箱にサッと入れることができて便利です。
疲れきった一日の最後にやる家事といえば、翌朝の炊飯予約。これも1回分ずつお米を計ってジップロックに小分けしておけば、毎回計る手間が省けますね。
よく使うもの、使う組み合わせが決まっているものなどは、小分け収納で時短が可能になります。同じ種類は同じ場所にしまうという概念を捨てて、使うものをセットで収納する『小分け収納』を試してみましょう。
ホコリを寄せ付けない『柔軟剤スプレー』とは?
柔軟剤の「静電気を防止してホコリや花粉の吸着を抑える作用」を利用して、ホコリを寄せ付けない『柔軟剤スプレー』を作ってみましょう。ホコリを寄せ付けたくない場所にスプレーして、雑巾やクロスで拭きあげるだけでホコリがつくのを予防できます。さらにコーティングの役割も果たしてくれるため、手アカがつきやすいドアノブや窓ガラスにも使えるので、ぜひ試してみて。
■必要なもの
・スプレーボトル
・柔軟剤(品名の欄に柔軟仕上げ剤と記載があるもの) 5ミリリットル
・水 200ミリリットル
■作り方
柔軟剤をスプレーボトルに入れて水道水を注ぎます。浄水やミネラルウォーターの水は使わないでください。
たったこれだけで柔軟剤スプレーの完成!家にある材料で手軽に作れます。
≪注意≫
一度作った柔軟剤スプレーは3日以内に使いきりましょう。使い残しをそのまま置いておくと、中で菌が繁殖してしまうことがあります。
家具は材質や塗料によって変色の恐れがあるので、目立たない場所で試してから使いましょう。
テレビやパソコンの液晶画面には使用しないでください。
いかがでしたか?
汚れる前に掃除したり、汚れがつかないように工夫する『予防掃除』。『柔軟剤スプレー』は家にあるもので簡単に作れるので、とても使いやすいですよ。ホコリをよけつつもいい香りがするので、掃除の後にカーテンにシュッとひと吹きするのがオススメ。ちょっとした工夫とアイディアで、毎日の家事を簡単にしましょう。
photo/PIXTA
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