実は知らない、アイロンがけの常識と簡単キレイに仕上げるポイントは?
お掃除にお料理……家事の種類は数あれど、多くの人が「とにかく面倒!」と思っている家事の1つとして“アイロンがけ”があるのではないでしょうか?フリーランスで自宅で仕事をしているとか、職場が私服OKなど、人によってはアイロンがけに無縁な方もいるでしょう。そうなると、時々しかしないがゆえになおさら面倒に感じてしまいますよね。
しかも、そもそも正しいアイロンがけの方法がよくわからない!なんて人も多いのではないでしょうか?
今回は、正しいアイロンがけの方法や、アイロンがけをキレイに楽々終わらせるちょっとしたポイントを紹介します。
Contents
実は知らない!?正しいアイロンがけの方法は?
アイロンがけなんて普段からやっているし……という方ももちろんいると思いますが、実はそのやり方、間違っているかも!?
まずは確認しておきたい、アイロンがけの常識とは?
1: 生乾きでかける!
乾燥した衣類にアイロンをかけるイメージがありますが、実はアイロンがけは生乾きの状態で行うとキレイに仕上がります。アイロン自体にスチーム機能がついているものもありますよね。あれは衣服に水分が残っていた方がシワを伸ばしやすくなるからなのです。
もしも完全に衣服が乾いてしまっている場合は、霧吹きなどで水を吹きかけて水分を含ませてからアイロンがけを行いましょう。こうすることで、シワが伸びやすくなり、アイロンをかける時間が短くなるので、衣服にかかる負担も減らすことができます。
2: 重心はアイロンのおしりに!
アイロンがけの際、尖っている先の方に重心をかけてアイロンがけをしている人は多いのではないでしょうか?実はそのアイロンがけ、シワを増やしてしまう原因になっているかも!
先に重心をおくと、アイロンのサイドの布部分がヨレてしまい、アイロンの熱が加わることで深いシワになってしまうのです。重心は面積の広いアイロンのおしりの方におきながらアイロンがけをすることで、シワを防ぐことができます。
3: 当て布を使う
アイロンがけの際、そのまま衣服にアイロンをかけてしまっていませんか?これだとデリケートな素材の場合、生地を傷めてしまう可能性がありますし、アイロンの熱でテカリが出てしまうことも。化学繊維などの場合はこのテカリが出てしまう可能性があるので、当て布をしてアイロンがけをするようにしましょう。
素材に対して不安がある場合は、まずは低温に設定してアイロンがけしてくださいね。
プロ並みの仕上がり!アイロンがけのポイントは?
意外なアイロンがけの方法を知ったところで、次はよりアイロンがけをキレイに仕上げるポイントを紹介します。基本は一手間プラスすることですが、ズボラさんにおすすめの裏技も!
1: 両手をフル稼働させる!
両手を使う、とは言っても、なにも両手でアイロンを持つのではありません。
片手でアイロンを持ったら、もう片方の手で、衣服の端を引っ張りながらアイロンをかけます。こうすることでただアイロンをかけるよりも、シワを伸ばしながら熱をかけられるのです。ピシッとしっかりアイロンをかけたいときにおすすめの方法です。
2: アイロンを滑らせない!?
アイロンがけといえば、アイロンを衣服の上に置いて滑らせるようにシワを伸ばしている人は多いはず。しかし、それだと上手にシワが伸びず、逆にシワを深くしてしまうことも!そんな場合は、アイロンを滑らせずに上から衣服をプレスするようにアイロンがけするのが手です。
とくにシワが深い場合は、アイロン台の上にしっかりと衣服を広げて置き、その上からアイロンでプレスすると、キレイにシワを取ることができます。
3: すぐに畳まない
アイロンがけをした後、すぐに畳んでしまうのはNG!熱と水分でシワを伸ばすだけあって、熱が残っていると折りジワがつきやすい状態なのです。
アイロンがけをした後は一度ハンガーなどにかけて、熱や水分をしっかり飛ばしてから畳むようにしましょう。
4: ズボラさんは見える部分だけでもOK
ワイシャツなどは腕や縫い目の部分など、アイロンがけしづらい箇所が多いもの。
アイロンがけは苦手だし、時間がかかってしまう!という人は、ジャケットを羽織って見える部分だけアイロンがけするのもアリ。具体的には首や袖周り、ジャケットから見える前面の部分です。面倒な腕部分などのアイロンがけは、思い切って省いちゃいましょう。
なかなかジャケットを脱ぐ機会のない秋冬は、この方法で時短アイロンがけを!
コツを押さえて簡単にアイロンがけ!
家事の中でも、『上手に仕上げる』ことに対してハードルの高いアイロンがけ。しかし、実はアイロンがけの正しい方法を理解して、ちょっとした一手間をかけることで、これまでのアイロンがけよりもグンとキレイに、楽に仕上げることができるのです。
今回知ったことを実践すれば、驚くほどにキレイにシワが伸び、普段のアイロンがけも楽しんでできるかもしれませんね。
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