ソファの汚れはどう落とす?気になるお手入れ方法を素材別に一挙公開!
毎日のリラックスタイムにソファは欠かせない!そんな人は多いはず。ソファに横になってのうたた寝は、ベッドで寝る時とはまた違った気持ちよさがありますよね。
しかし、寝転んだり、その場で飲食をしたりなど、使用頻度の高いソファはどうしても汚れがつきやすくなってしまうものです。ソファカバーを使用するのも手ですが、デザイン的にお部屋の雰囲気と合わなくなってしまうなんてことも。
そこで今回は、素材別にソファのお掃除方法やケア方法を紹介します。
Contents
ソファの素材にはどんな種類がある?
一言でソファと言っても、その素材は様々です。代表的な素材としては大きく分けて布、合皮、革の3つ。実は同じ形をしていてもこの素材の違いでお手入れの方法は大きく異なります。方法を間違えると、ソファを傷めてしまうことも……。
それぞれ素材別に正しいお手入れの方法を知ることが必要になります。
素材別のお掃除&ケア方法
それではさっそく、それぞれの素材別にお掃除やお手入れの方法を見ていきましょう!
1: 布製ソファ
布製のソファは食べ物や飲み物のシミ、皮脂汚れがつきやすくなります。
まず食べ物や飲み物をこぼしてしまった場合には、こぼしたものを掃除機で丁寧に吸い取ります。飲み物の場合は当て布をしてその上から掃除機を当てると効率的に吸い取ることができます。その後は中性洗剤を染み込ませた布などで優しく叩いて汚れを落としていきましょう。最後にしっかりと水拭きと乾拭きをすれば完了です。
皮脂汚れの場合は、クロスなどに少量のベンジンを含ませ、こちらも優しく叩いて汚れを落とします。この場合も最後に水拭きと乾拭きをしっかり行ってくださいね。
2: 合皮のソファ
合皮のソファは布製ソファに比べて汚れが付きにくいのですが、傷が付きやすくなっています。掃除機がけなどをすると傷になってしまうこともあるので注意しましょう。
合皮のソファに汚れが付いてしまった場合は、まず液体の洗濯用洗剤をキッチンペーパーなどに含ませてパックし、汚れを浮き上がらせてからしっかりと水拭き、乾拭きを行います。頑固な汚れの場合は、重曹とメラミンスポンジを使ってこすり落とす方法もありますが、合皮に傷が付いてしまう場合もあるので注意しながら行ってください。
3: 革製のソファ
革製のソファは熱や水に弱く、お掃除にも注意が必要です。他の素材のように掃除機や中性洗剤などは自己判断で使わないようにしましょう。
汚れが付いてしまった場合は、専用のクリーナーを使用してお掃除します。革製のソファを購入したら、そのタイミングで専用クリーナーを購入しておくといいですね。
ホコリが溜まると、それがこびりついてしまうこともあり、そうなるとなかなか取り除くのが大変!専用ブラシなどでこまめにお手入れしていくようにしましょう。
ソファを長持ちさせるポイントは?
汚れが付いてしまった場合のお手入れ方法をしっかりと理解しておくことはもちろん、普段からのちょっとした心がけでソファを長持ちさせることができます。そのポイントをいくつか紹介します。
1: 家族構成に合ったソファ選びを!
これから新しいソファを購入しようと考えている場合には、大きさだけではなく、家族構成に合った素材選びが重要です。
食べこぼしなどの多い小さな子どものいる家庭の場合、布製のソファだとどんどん汚れが付いていってしまうこともあるので、耐久性があり汚れの付きにくい合皮のソファがおすすめです。
逆に犬や猫のペットがいる場合は、合皮や革製のソファだと走り回ったり爪とぎをしたりなどで傷をつけてしまう可能性もあるので、布製のソファが無難です。
2: 毎回同じ場所に座らない
毎回同じ場所に座ったり寝転がったりしてしまうことで、その場所の形が大きく歪んでしまったり、汚れが付きやすくなったりしてしまいます。できるだけソファの様々な場所に座るようにしましょう。
特に淡い色の合皮ソファなどは、デニムの色移りなどがしやすいので注意が必要です。
3: 直射日光を避けて置く
直射日光に当たることで、変色が起きてしまうことがあります。これはどの素材のソファにも言えること。できるだけ窓際などは避け、直射日光の当たらない場所に設置するといいでしょう。
また革製のソファは熱に弱いので、ストーブなどの暖房機器の近くは避けて置いてくださいね。
4: 汚れの防止には保護スプレーを!
そもそも汚れが付いてしまわないように手入れしておくことも大切です。素材に合わせた防水スプレーなどが売られているので、購入してすぐ、またはお掃除をしたタイミングでソファの保護スプレーをしておくと、ちょっとした汚れを防止することができます。とくに小さな子どものいる家庭などでは重宝しますよ。
オシャレなお部屋に汚れたソファじゃもったいない!
リビングの大部分をしめるソファは、リビングの顔と言っても過言ではありません。せっかくオシャレにレイアウトしたお部屋でも、ソファが汚れていることでお部屋全体の雰囲気に影響を及ぼしてしまいます。
日頃からソファのこまめなお手入れを心がけて、より快適な空間にしてみませんか?
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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