畳に黄ばみが!実はキッチンにあるもので簡単にお掃除できるって本当?
一軒家だけではなく、マンションなどでも和室の部屋を設けているお宅は多いかと思います。畳にゴロンと寝転がってリラックスできるのは和室の醍醐味!しかし、いつの間にか進行していた畳の黄ばみが気になりだしてきたという人も多いのでは?
今回は、畳が黄ばんでしまう原因と、そのお掃除方法について紹介します。
Contents
畳が黄ばむ理由とは?
畳が黄ばんでしまうのには、いくつかの理由があります。ここでは、畳の黄ばみの大きな3つの原因を紹介します。
1: 日焼け
畳を長年使用することで、い草の色が退色し、緑色から黄色に変化します。しかしこれは、いわゆる汚れによる黄ばみではありません。この畳の変色を嫌がる人もいるのですが、この変色は畳を長年使う上では仕方のないことと言えます。
逆に、畳の色の変化を四季の移り変わりのように楽しんでみるのもいいですね。
2: 汗や皮脂
裸足で歩いたり、布団を敷かずに寝転がったり……。そんなことができるのも畳ならではですが、実はこの行動が畳の黄ばみを作っていることも!肌が直接触れることで汗や皮脂が畳に染み込んで、黄ばみとなってしまうのです。とくに汗や皮脂はその場で汚れに気がつきづらいので、いつの間にか濃い汚れになっていることも。
畳の上を裸足で歩くことは、皮脂が畳をコーティングして汚れを防いでくれるという効果もある一方、なかなか落としづらい黄ばみの原因になってしまうのですね。
3: 食べこぼしなどの汚れ
畳の部屋で飲食をした時、食べ物や飲み物をこぼしてしまった!なんて経験はありませんか?食べこぼしなどは、汗や皮脂とは違い、その場で拭きとることが多いので、黄ばみとして残ってしまう場合はそれほど多くありません。とは言ってもやはり、油汚れなどはその場で拭き取っても、うっすら黄ばみになってしまうことも……。
小さな子どものいる家庭などでは、いつの間にか食べこぼしをしていて気がつかず、そのまま汚れとして染み付いてしまっていた、なんてことも“あるある”ですよね。
畳の黄ばみ、お掃除方法は?
汚れによって黄ばんでしまった畳、どのようにお掃除すればいいのでしょうか?実は、どこの家庭にもあるものでお掃除できてしまうのです。
1: 黄ばみにはお酢を使おう!
畳の黄ばみに効果的なアイテム、実はそれはお酢!
まずはお酢を水で5倍に薄めます。その酢水を雑巾に含ませ、黄ばみが気になる箇所をしっかりと拭いていきましょう。お酢のニオイが気になる、という場合は10倍程度まで薄めてもOKです。
なお、本来は畳に水気は厳禁!酢水でお掃除した後は、しっかりと乾いた雑巾などで乾拭きをしましょう。畳のヘリは、酢水で変色してしまうこともあるので、触れないように気をつけてお掃除してくださいね。また、できるだけ天気の良い日に換気をしながら行うことで湿気を外に逃すこともできますので、意識してみてください。
3: 食べこぼしをしてしまった時は?
食べこぼしをしてしまった時は、いかに早く対応するかが大切になります。
まず食べこぼしを取り除き、畳に水分が入り込む前にティッシュやキッチンペーパーで拭き取りましょう。
畳の中にこぼしたものの色素が残ってしまった場合は、汚れの部分に少々お塩をふりかけて、目地ブラシなどで優しくかき取っていきます。この際、畳の目の流れに沿ってブラシをかけるのがポイント。ブラシでかき取った後は、汚れとお塩を掃除機で吸いとりましょう。
畳の黄ばみ、諦めないで!
畳は一度汚れがついてしまうと、もう落とせないのでは……そう思っている人が多いのではないでしょうか?しかし、しっかりと畳の性質に合わせてお掃除すれば、染み付いた黄ばみもスッキリ落とすことができます。
定期的なお手入れで、家族みんながリラックスできる和室にすることができますよ。
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