簡単!時短!テクいらず!余った炭酸水で超料理上手になれる方法
飲み物を炭酸水にすることでお腹を膨れやすくして、ダイエット効果を期待!ということで常に炭酸水を常備している、という人も少なくないはず。しかし、この炭酸水、一度開けてしまうと炭酸が抜ける前に飲みきらねばならず、結局、余らせて捨ててしまうということも多いのではないでしょうか?
しかし、実は炭酸水はただ飲むだけではなく、お掃除やお料理にも活用できる優れものなのです。お掃除での活用方法はCaSyジャーナルでも紹介してきましたが、今回は、お料理で炭酸水をフル活用する方法をお教えします!
Contents
1: ふっくらご飯が炊ける!
この方法は炭酸水が比較的多く余ってしまっている、という時にオススメです。炊飯時、お水の代わりに、いつもの水と同量の炭酸水でご飯を炊くだけで、ふっくらモチモチのご飯に炊き上がります。それでいて、お米が立っているのがわかりますよ!
ちなみにお米をとぐ際は通常の水で問題ありませんが、炭酸水でとぐことでより美味しいご飯に仕上がります。
2: オムライスがふわふわに
オムライスを作る際、しっかりと卵で包む方法と、写真のように上にふんわりと卵をのせる方法がありますね。後者の場合、炭酸水を使うと、上にのせる卵をよりふわっと美味しくすることができます。
作り方は簡単。卵2個に対して大さじ1の炭酸水を入れるだけ!こうすることで、加熱した時に炭酸ガスが発生し、その気泡が卵の中に閉じ込められて卵がふわふわになります。
これはオムレツやスクランブルエッグを作る際にも使える方法。混ぜる段階で炭酸が抜けてしまわないように、卵をしっかりかき混ぜた後に炭酸水を入れて、優しくかき混ぜるのがポイントです。
3: 煮物料理は味がしみて柔らかに
炭酸水は煮込み料理にも大活躍!魚介や根菜類を煮込む際、水ではなく炭酸水を使うことで素早く、さらに柔らかく煮込むことができます。味の染みも驚くほどにいいですよ。また炭酸水はタンパク質を分解する効果があるので、お肉の煮込み料理にも最適。水を使うよりも早く、柔らかく美味しくなります。
煮込み料理は時間のかかる料理なだけに、時短にもなるのが嬉しいですね。
4: ハンバーグやつくねがとろける食感に!
ハンバーグを作る際、タネに牛乳を入れることがありますよね。その半量を炭酸水に変えることで、ふっくらとろける食感に!これもオムライスの卵と同じで、加熱することで発生する炭酸ガスが閉じ込められ、ハンバーグの中に細かな空間ができるためです。蒸し焼きの際の水を炭酸水に変えることも効果的です。
同じ要領でつくねにも少量の炭酸水を入れて焼くことで、ふんわりとジューシーなつくねになりますよ。
5: 天ぷらが専門店の仕上がりに
天ぷらを作る際に、天ぷら粉をとく水を炭酸水に変えてみましょう。家で揚げるとべちゃっと油っぽくなってしまいがちな天ぷらですが、炭酸水で作れば、専門店さながらのサクサク食感に仕上がります。
ポイントは少し炭酸の抜けた微炭酸水を使うことと、しっかりと炭酸水を冷やしておくことです。微炭酸水がない……という場合は、水と炭酸水を同量ずつ混ぜたものでもOKです。
6: ホットケーキや粉物にも!
炭酸水を加熱することで炭酸ガスが発生するのは先にお話した通り。この効果を利用することで、ホットケーキやお好み焼きなどの粉物もふんわりと美味しくなります。
通常入れる水や牛乳の半分を炭酸水に変えるだけでOK!簡単なように見えて、焼き方などでモッタリとしてしまいがちなホットケーキや粉物が、テクニックいらずで中はふんわり、外は程よくサクッとした状態になります。
炭酸水でお料理上手に!
炭酸が抜けると、とたんに飲む気がなくなってしまい、余らせてしまいがちな炭酸水。持ち歩いてしまって荷物になる……というのはよくあります。しかし、実は様々なお料理に利用できる万能水なのですね!
テクニックいらずで、しかも時間もかからない、とあれば、いつも通りのお料理でも炭酸水を使うことでワンランク上の味や食感にすることができます。お家に炭酸水が余っている、という人は早速、実践してみてくださいね。
監修:福田信厳(家事代行サービスCaSy・お料理研修講師)
photo/PIXTA
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