梅雨時は必見!大切な靴にカビが…そのお手入れ&カビ予防方法は?
雨や湿気が多くなる梅雨から夏の季節は、家の中のこもった空気が気になるものです。しかし、湿気がこもった空気が充満しやすいとわかっていても、対処方法に悩んでしまうのが下駄箱やシュークローゼット。
しかし、そのままにしておくと、大切な靴にカビが生えてしまうことも……。
今回は、靴にカビが生えてしまう原因とその対処法について紹介します。
Contents
靴にカビが発生する理由は?
最大の原因は、足の裏から出た汗や、雨の日に濡れてしまったものをしっかりと乾燥させずにシュークローゼットに収納してしまうこと。また、靴を詰め込みすぎていたり重ねて置いていると、1足だけ湿気を含んでカビが発生した靴があるだけで、他の靴にまでカビが出てしまうのです。とくに梅雨の時期は、靴が雨に濡れてしまうことも多いためより注意が必要。
家族の中にスポーツをしている人がいる場合も、しっかりと手入れせずにしまってしまうことでカビの発生を招いてしまいますのでご注意を!
カビが発生した場合の対処方法
それでは、靴にカビが発生してしまった場合、どのように対処すればいいのでしょうか?靴はそれぞれ材質も異なるため、それにあったお手入れが必要になります。
●革靴
クリームを塗ったりとお手入れに手間がかかる革靴。万が一カビが生えてしまった場合、水で洗うのは厳禁!革の質感に影響が出たり、水分がカビの養分になってしまったりとデメリットが大きいのです。
この手順で対処しましょう。
①しっかりとブラッシングをし、水を含ませた布に重曹をつけてこすっていく。
②全体をキレイにこすったら、除菌スプレーを内側と外側にしっかりと吹きかける。
③2〜3日しっかりと日陰干しし、クリーナーで汚れを落とす。
④仕上げに革靴用のクリームを塗って完了。
●ブーツなどのスエード素材
お手入れの難易度が高いのがスエード素材のもの。それだけに、一度カビが生えてしまったらもう捨てるしかない?なんて思ってしまいそうですが、ちゃんと素材にあった対処法があります。
①ブラシでしっかりと汚れを落とす。この時、強くブラッシングするのはNG!スエードが毛羽立ってしまう可能性があります。
②アルコールスプレーを全体がしっとりとする程度吹きかけ、優しく水拭きする。
③しっかりと乾燥させたら、防水スプレーをして完了!
●スニーカー
使い勝手が良く、日常的に使用頻度の高いスニーカー。しかし、材質的に中まで水が染みこんできやすかったりと、カビが発生しやすい靴でもあります。
①靴紐を外して靴用のたわしなどを使って汚れを落とす。
②50℃ほどのお湯に重曹と酸素系漂白剤をそれぞれ大さじ1溶かしたものに30分つけ置きし、靴用のたわしでゴシゴシと水洗いをする。
③2〜3日間、日陰干しをすればOK!
靴のカビを予防するには?
カビが生えてしまうと、落とすのにはそれなりの手間がかかります。となるとやはり、カビを発生させないことが大切。その予防方法を紹介します。
1: しっかりと乾燥させてから下駄箱・シュークローゼットにしまう
その日、履いた靴はすぐにしまわず、1日程度は玄関に置いて乾燥させてからしまうようにしましょう。とくに梅雨の時期は、雨で靴がびしょ濡れということも。そんな時は、しっかりと乾くまで玄関に置いておきます。
また、靴が乾燥したら防水スプレーをしておくことも大切です。
2: 下駄箱・シュークローゼットをパンパンにしない
収納先が靴で溢れていると、湿気を逃しづらくなるのと同時に、ひとつの靴に含まれた湿気が他の靴に及んでしまうことも。定期的に断捨離したり、シーズンごとに使う靴を玄関に出しておいたりと、できるだけパンパンにしないようにしましょう。
3: 重曹で除湿・消臭
小さなコップや器などに重曹を入れて、下駄箱やシュークローゼットの中に入れておくと、中の湿気を吸ってくれる除湿効果があります。また消臭効果もあるため、こもったニオイや靴の嫌なニオイも防いでくれます。
掃除や洗濯にも使用できる重曹は、常にストックしておくと重宝しますよ。
カビ予防で靴を長持ちさせよう
毎日使うものであり、決して安いものではない靴。せっかくならいつも使う靴も、お気に入りの靴も長く履きたいもの。とくに湿気の多い季節のお手入れをしっかり行うことで、靴を長持ちさせることができますよ。
普段のちょっとした工夫でカビを予防していきましょう。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます