簡単と話題の手作りミールキット!週末の作り置きで平日は包丁いらず♪
労力と時間がかかる家事の代表格と言えば、料理ではないでしょうか?しかし、大変だからといって毎回外食や出来合いのものばかりだと味気ないし、コストも気になりますよね。
仕事や育児をしながら料理をしなければいけないと平日の夜はバタバタで大忙し。料理時間は、なるべく短くしたいですよね。そこで、『手作りミールキット』を試してみてはいかがでしょうか?料理についての新提案です!
Contents
ミールキットってなに?
特定の献立を想定して材料をあらかじめ下ごしらえし、肉や魚、野菜と素材別に保存しておくのがミールキットです。ミールは料理、キットは材料一式という意味ですね。
元々は食材宅配業者などが提供するサービスで、共働きなど忙しいご家庭を中心に利用者が広がりました。最近では一歩進んで、ネット注文が一般的だったミールキットを自分で作ろうという『手作りミールキット』が話題になっています。
作り置きとの違い
料理の時短テクとして、作り置きをする人も多いですよね。ミールキットとは何が違うのでしょうか?
作り置きは料理の完成形を保存する方法なので、食べるときは温めるだけです。ミールキットは、食べる直前に焼く・炒める・煮るなどの料理のひと手間が加わります。
それなら、作り置きの方が平日夜は簡単じゃない?と思う方もいるはず。確かにその通りです。ただし、その分週末に時間を使ってたくさんの料理を作らなければなりません。週末に時間が取れる人や平日夜は何もしたくないという方は、作り置きの方が合っているかもしれません。
手作りミールキットのメリット
では、手作りミールキットを使うメリットは何でしょう?
- 食材を切るだけで完成形まで作らないので、火を使わず仕込みが簡単
- 平日の夜は包丁を使わず、味付けの必要がないので手間を省ける
- 冷凍保存なので一か月近く保存可能
- 食材をまとめ買いするので食費の節約になる
- メニューを考える面倒がない
- 少ない手間で大量の仕込みができる
- 市販のミールキットよりも安い
- 凍ったままの食材を焼くか煮るだけなので調理が簡単
ざっと挙げただけでも、こんなにたくさんのメリットがあるんです!
コツを紹介!ミールキットを作ってみよう!
メリットの多い手作りミールキットですが、作るときは次のポイントに気を付けましょう。
1.買ってきた食材をすぐに加工する(新鮮な食材を使う)
加熱せずに保存するのが前提なので、雑菌の繁殖は一番怖いです。古くなったり傷んだ食材を使うのは避けましょう。
2.調理器具も清潔第一
こちらも1と同じ理由です。特にミールキットを保存する袋や容器は、水気がついていない清潔なものを使いましょう。
3.食材の水分を拭く
冷凍保存するので、水分が残っていると霜がついたり冷凍焼けする原因になります。ペーパータオルを使って、しっかりと水気を拭き取りましょう。
4.密封を心がける
保存袋に空気が入っていると、食材が酸化して劣化しやすくなります。なるべく空気を抜いて保存するようにしましょう。
こんなメニューが作れちゃう!
例えば、マーボーナス。
おろしにんにく、ショウガ、みりん、酒、しょうゆ、豆板醤、鶏ガラスープの素、片栗粉を混ぜ合わせた調味料を合いびき肉に加えます。そこまでしたら、保存袋へ入れ空気を抜き、平らにして冷凍庫へ。
なすは輪切りにして塩水に浸してアクを抜いたあと、ペーパータオルでよく拭き取り保存袋に入れて空気を抜きこちらも冷凍庫へ入れます。平日の夜はこの二つの袋を取り出して、炒め合わせるだけ。簡単にマーボーナスが出来上がりますよ。
食材を切ったり、複数の調味料で味付けしたりという面倒な手間がなく、手の込んだ一品ができちゃいます!平日夜の新しい手段として、手作りミールキットをぜひお試しください。
監修:藤村亜美(家事代行サービスCaSy・お料理研修講師)
photo/PIXTA
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