エタノールは消毒もできる掃除の万能アイテム! 使用方法や注意点は?
スーパーやホームセンターに行くと、場所別だったり、効果が違ったりと、どんどん新しい洗剤が登場しているのをよく目にしますよね。
しかし数が多ければ多いだけ迷ってしまうものです。
これ一本で掃除はOK! そんなアイテムはないの? と思っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回紹介するのが、エタノール!
とにかく色々な場所に使えて、消毒もできちゃうという万能アイテムなのです。
Contents
そもそもエタノールって何?
エタノールとはアルコールの一種。薬局などでも簡単に購入することができます。
しかし、エタノールには無水エタノールと消毒用エタノールの二種があり、無水エタノールは濃度が99.5%以上のものをさし、消毒用エタノールは76.9~81.4%のものをさします。
掃除をするのにおすすめなのが、無水エタノール。
もちろん消毒用エタノールでも掃除はできますが、揮発性が高いため乾きやすく、二度拭きの必要がないため、より楽に掃除ができるためです。
消毒用エタノールは、濃度が無水エタノールよりも低いため、拭いた場所などに止まりやすく、より消毒の効果を高めたい場合に使用すると良いでしょう。
エタノールで簡単! 場所別お掃除方法
それではさっそく、エタノールを使用したお掃除方法を紹介します。
今回は、おすすめの掃除箇所や、その方法について詳しく説明!
1: ドアノブ
多くの人の手が触れるドアノブ、実は雑菌でいっぱい!
普段触れることが多い場所は汚れを落とすと同時に、消毒もしっかりと行いたいところ。小さな子供がいる家庭ではなおさらですね。
掃除方法は、無水エタノールをスプレーでドアノブに吹きかけ、雑巾で拭き取るだけ!
ポイントはエタノールが揮発してしまう前に素早く雑巾で拭き取ること。こうすることで消毒効果が高まります。
2: ガスコンロ
ガスコンロの油汚れにも、エタノールは効果的!
こちらもドアノブと同じようにスプレーで無水エタノールを吹きかけ、雑巾で拭き取ります。
この際注意したいのが、ガスコンロの火。
エタノールに引火しないよう、火がつかないように注意しましょう。念のため、ガスの元栓を締めて掃除すると安心ですね。
3: 冷蔵庫の内部
口に運ぶ食品を入れる冷蔵庫はできるだけ清潔にしておきたいものですよね。
消毒もできるエタノールは、冷蔵庫の内部の掃除にもぴったりです。
スプレーで無水エタノールを吹きかけて雑巾で拭く方法、そして無水エタノールを雑巾に染み込ませて拭き取る方法があります。
ゴムパッキンなど、カビが気になる場所はスプレーで集中的に掃除すると良いですね。
4: 電化製品
揮発性の高い無水エタノールは、水気厳禁の電化製品の掃除にも使うことができます。
電化製品の表面を無水エタノールを染み込ませた雑巾で拭いていきます。
リモコンやパソコンのキーボードなどに関しては、綿棒に無水エタノールを染み込ませて拭き取ります。
しっかりと揮発させた後に電源を入れます。
もちろん、揮発性が高いとはいえ、精密な部分にエタノールがこぼれてしまわないように注意しながら掃除を行いましょう。
5: カビ予防やシール剥がしにも!
無水エタノールや消毒用エタノールは、シュシュっとスプレーしておくだけでもカビの予防に効果的。
また、シールを剥がす際にも使える優れものです。
シールの剥がし残しなどの部分に無水エタノールをシュシュっとスプレーし、完全に乾いてしまう前に拭き取ります。
これを複数回繰り返すことでスッキリとシールを剥がすことができます。
電化製品などの場合は、スプレーではなく無水エタノールを染み込ませた雑巾でシールの部分を覆うようにして染み込ませて拭き取りましょう。
エタノールを使用する際の注意点は?
エタノールは揮発性が高いので、しっかりと部屋を換気しながら使用するようにしましょう。また、引火の恐れがあるので、火元での使用は厳禁!
革製品やニスの塗られた場所に使用する際も注意が必要。
光沢が失われたり、ニスやワックスを剥がしてしまう可能性が高いのです。
これは、無水エタノール、消毒用エタノールともに注意しなければなりません。いずれにしても手が荒れないよう、しっかりとゴム手袋をして使用しましょう。
正しい使い方で無敵の掃除アイテムに
エタノールは成分が強いため、使い方を間違えると家具や床をダメにしてしまうことも。
しかし、しっかりと正しい使い方を理解して入れば、多くの場所に使用できて、しかも消毒もできるという一石二鳥の才能を発揮します。
薬局などで購入でき、価格もお手頃。一家に一本あると便利なアイテムです。
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