換気扇のフィルター掃除は重曹が大活躍！ 意外に簡単にできちゃう

空気と一緒にホコリなども吸い込み、意外に汚れている換気扇のフィルター。

これがキッチンとなると、油汚れも吸い取っているため、より汚れがつきやすい部分です。

また、換気扇は設置位置が高い、ベタベタしていて触るのに躊躇してしまう、などの理由でどうしても掃除することを敬遠しがちな場所です。

しかし、放置することで、よりベタつきがひどくなったり、空気の吸い込みが悪くなったりして、部屋中の空気が悪くなってしまう原因になります。

今回は、そんな換気扇のフィルターを家庭で掃除できる方法を紹介します。

換気扇のフィルター掃除には重曹を使おう！

実は換気扇のフィルター掃除には、重曹がぴったり。

料理に使う場合もあり、また最近はお掃除アイテムとしての認知度も高まっていますよね。

それではなぜ重曹は換気扇のフィルター掃除にぴったりなのでしょうか？

1: 安全に掃除ができる

重曹は料理に使われることもあって、刺激がなく、肌にとっても負担がかかることが少ないので、安全に使用できます。

特に、部屋中の空気を循環させる換気扇のフィルターは、掃除で使った洗剤などの成分が残ってしまうことが気になりますよね。

特に小さな子どもがいる家庭などでは、より安心して使うことができます。

2: 油汚れをとかし出す！

油汚れは酸性。酸性の汚れを落とすにはアルカリ性の洗剤を使うことが多いのですが、実は重曹もアルカリ性なのです。

アルカリ性の成分が油汚れの酸性をとかし出し、すっきりと落としてくれます。

人体に影響がなく、料理にも使われるとあって、その洗浄力を疑ってしまいますが、意外にも強力に油汚れに効いてくれます。

換気扇のフィルターはほったらかしでラクラク！

それでは実際に、重曹で換気扇のフィルターをお掃除する方法を紹介しましょう。

頑固な油汚れがすっきり落とせるコツは？

1: 準備するものはこれ！

まずは、フィルター掃除に必要なものを準備しましょう。どれも一般的にどの家にもあるものですよ。

• 重曹水
• ゴム手袋
• スポンジ
• 使わなくなった歯ブラシ

重曹水は、100mlの水に小さじ1杯程度の重曹を混ぜてスプレーなどに入れておきましょう。

冷たい水よりも40℃前後のお湯の方が、重曹も溶けやすく、油汚れにも浸透しやすくなります。

2: フィルターはつけおき洗いが◎

まず、換気扇のフィルターを外し、フィルターを平らな場所におきます。そのあと、作っておいた重曹水を満遍なくたっぷりと吹きかけます。

そのあとはそのまま30分程度放置し、しっかりと油汚れに重曹の成分を浸透させましょう。

気温の低い部屋よりも、少し気温が高めの部屋の方が油汚れが溶け出し落としやすくなります。

3: スポンジと歯ブラシの二刀流ですっきり！

つけ置きでフィルターの油汚れが浮き出してきたら、スポンジで優しくこすり洗いをしていきましょう。

フィルターを傷つけないようにするのがポイントです。

目詰りになっている部分は古い歯ブラシで優しくブラッシングするように落としていきます。

驚くほどサクサク油汚れが落ちてきますよ！

4: すすぎはぬるま湯で！

汚れを落としたら、最後はすすぎです。

油汚れの場合、冷たい水で落とすよりもぬるま湯の方がすっきりとキレイに落とすことができます。

また、フィルターはしっかりと乾かしてから設置するようにしましょう。

意外に簡単!? 換気扇のフィルター掃除

なんとなくハードルが高く感じてしまう換気扇のフィルター掃除ですが、家にあるもので意外と簡単にできてしまいます。

換気扇の吸い込みが悪くなると、部屋の空気を悪くしてしまう原因にもなります。

ちょっと油汚れが気になってきたな……そんな時、定期的に自分で掃除を行うと清潔な空気の中で過ごすことができますね。